転職ばっかりうまくなる の商品レビュー

ひらいめぐみ(著者)

2024/01/14

2024.01 丸善にてサイン本

今年初読書
サークルの後輩が年末におすすめしてたので購入
大垣書店になかったけどBAL地下で買えた

自分自身転職の予定もつもりもないけどとても面白かった
むしろ転職するのって結構決断力とかパワーがいるのでは？と思う方なのですごいなぁと感心した

転職したくなったら転職する、というスタンスだけど別に仕事をテキトーにしてるわけではなく
転職によって様々な可能性や人との繋がりを得れた、というのは当たり前といえばそうやけど気付かされた

ちょくちょく刺さる言葉があったのでiPhoneにメモしながら読んだ

2024/01/09

６回の転職を経験されたエッセイ。
転職にせまられた時、当事者は気が気じゃないし、転職した後も新しい職場に慣れるのに神経をすり減らすんだけど、少し落ち着くと、転職しても何とかなるし、転職すること自体は大したことではないと思えてしまうことが強みになるというのは転職することの一つの良いところ、というのをこの本を読んで思い出した。
「川」が近くにある職場が良いとういのも同感。私も大学の頃、キャンパスの裏が淀川で、そこでのんびりしたり、職場の近くの神戸港で昼休みにぼーっとすることで気分転換になっていた。水の見える広い場所が近くにある職場は良い。

2023/12/25

良すぎた。面接でランチの店まで妄想すること、川辺の食事。風景が浮かんだ。
他人からかけられた言葉を覚えてるのも凄い。
私は嫌だったことは結構すぐに忘れるような脳なので、
記憶が新しいうちに私もバイト遍歴を真似して書き留めておきたいと思った。
最近読んだ本の中で温度感が1番好き。

2024/01/17

川があるだけで、心に安堵感がもたらされる性質が同じで、なんとなく親近感を持ちながら読んだ。
倉庫バイトで一緒に働くギャルの人が数年後、旦那さんに変身している描写になんだか胸が熱くなった。
「自分を(見)極めて、みじめな気持ちにならずに働けることが大切。」
仕事を介して、自分を極めると考えれば、労働への嫌悪感も少なくなりそう。
この先、何度も仕事について悩み、落ち込むこともあると思うけれども、逃げずに試行錯誤して「働く」に向き合うこの本を読むことが、いちばんの特効薬になりそう。

2023/12/13

普段あまり読まないエッセイ本を。
読みやすくて面白かった。
私自身、転職を5回して「辞めたいときに辞める」テンションで生きているので共感できる部分も多かった。
働くみんな責任感が強すぎる。
“自分一人が辞めても会社は回る”間違いない。

転職したひと月は楽しい、そのうち辞めたくなる、辞めると働きたくなるもあるある…
暇を謳歌するにはお金がかかるから…
生きるの大変……

著者は会社に“自分の働く場として求めているもの”を求めすぎたのかな、と思った
だから違和感があると苦しいし、ストレスで体調を崩す
「辞めたいときに辞める」スタンスなのに、仕事に対して真面目すぎたのかな…
結果的に自分が一番働きやすいフリーランスに辿り着けてよかったなと思った
（フリーランスに落ち着くのが逆に凄い気もする）

著者が大事にしていたこと、「夕焼けをキレイだと共感できること」にはすごく共感
私も「季節のにおい」「空の変化」「夜の色」とか観察して黄昏れるのが好きなタイプ　
だけど人間追い詰められると余裕がなくなるから
そういう気持ちを保てるように生きていきたい

2023/12/13

感想
帰属意識。そんなもの一切持ち合わせていない。身軽に次の職場へ飛んでいける。それでも生活できる。社会は回る。だから私はここには属さない。