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転職ばっかりうまくなる の商品レビュー

4.2

46件のお客様レビュー

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2024/10/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

特に章の後半を読んでいて自分のことを諦めたくないなと思った。 私も今すぐではないけど転職をしたくて、とりあえず転職の情報を集めるぞ〜と思ってた時にふと出会ったこの本。タイトルの親しみやすさとデザインのバランスがいい装丁が素敵です。 なんで自分は転職をしたいのかと考えた時にキャリアアップや経済的自立を目指すのはあるけど、この本で言うと自分がみじめにならない、自分自身を極めたいと思ったからなのかなと感じた。 キャリアアップしたい!とか思っても別に成長したいとは特に思ってないなと気付いた。 自分自身を極めるために安定した雇用形態でありたいし、あくまでも仕事は人生の一部にすぎない。 何となくの転職の指針として、読んでよかったなあと思う。

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2024/10/20

転職を繰り返して、最後に自分にあった働き方にたどりついた著者。合わない職場にいるのも転職活動も大変そうだったが、トライ&エラーが大事なのだなと、よく分かった。仕事も働き方もライフステージに合わせて変えていきやすい仕組みが、今後はもっとできてくるのかなと思う。

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2024/09/17

同じチームで働いていた後輩が、9月いっぱいで退職することになった。入社してわずか1年半。 理由は、研修などの集団行動が苦手で耐えられないということみたいだ。家族以外の2人以上の人間と一緒にいることが、非常に苦痛らしい。飲み会も外ランチも入社してから一度も参加せず、もちろん送別会の...

同じチームで働いていた後輩が、9月いっぱいで退職することになった。入社してわずか1年半。 理由は、研修などの集団行動が苦手で耐えられないということみたいだ。家族以外の2人以上の人間と一緒にいることが、非常に苦痛らしい。飲み会も外ランチも入社してから一度も参加せず、もちろん送別会の計画も即断られた。 そんな時に手にとったこの一冊。 わたしは転職を2回しているが、それぞれやむを得ない事情があったからであって、自分は基本的に我慢強い人間だと思っている。大抵のことには負けない強靭な精神力と、ジルコニア(ダイヤモンドではなく)で出来た丈夫な身体を持っている。 少しくらい嫌なことがあっても、そこから逃げずに克服する努力できないのかなと、ここ最近立て続けに辞めていく若い人たちに対してずっと苦々しく思っていた。 偉そうに。 何様だよ、わたしは。 辞めて欲しくないのは自分の仕事の負担が増えるからで、それ以上でも以下でもない。そしてそれはわたし側の意見であって、辞めていく人たちの事情ではないのだ。 そんな「事情」についてのエッセイがこれだ。 この会社に入りたい!と決め、何度も華麗に転職を果たし、そして合わなくてすぐに辞める。最初はなんなんだろうと正直腹も立ったが、ひらいめぐみさんこと『ひらめさん』は転職を繰り返す度に自分にとっての仕事とは何かということと真剣に向き合ってきた。加えて、いろんな会社で出会った人との繋がりを、大切にしてきたことの積み重ねが今の『ひらめさん』を作ったのだと思う。 会社という入れ物に自分を合わせることができる人もいるけど、自分の形がしっくりハマる会社を探すのだっていいのだ。この著者のように、転職を繰り返す中で、働く環境や条件で自分が絶対に譲れないものは何か、おのずと見えてくることだってあるんだから。 文章の上手さとテンポの良さ、そしてセンスの光るユーモアと印象的なフレーズで、最後まで楽しく読めました。

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2024/09/07

著者のひらいめぐみさんが好きだ。彼女の文章を読んでるとなんだか楽しい気持ちになる。他の文章も読んでみたいし、彼女と川を見ながらコンビニで買ったおでんでも食べながら、どうでもいい話をしてみたい。 私も転職をかなりしているので著者に同意するけど、本当になんとかなる。どこかは拾って...

著者のひらいめぐみさんが好きだ。彼女の文章を読んでるとなんだか楽しい気持ちになる。他の文章も読んでみたいし、彼女と川を見ながらコンビニで買ったおでんでも食べながら、どうでもいい話をしてみたい。 私も転職をかなりしているので著者に同意するけど、本当になんとかなる。どこかは拾ってくれる。だから心配せずに嫌な会社はさっさとやめてほしい。心や身体を壊す前に。

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2024/08/26

川が見えたり、緑が見えるところで働く。それだけで十分なのに圧倒的成長を求められるのはとても息苦しい。私もずっとそれに苦しんでたので、この本を読んで少し救われました。 アルバイトだけど、今の職場を離れることへの罪悪感がありましたが、辞めたいと思ったら辞める。そしたら、また次のチャン...

川が見えたり、緑が見えるところで働く。それだけで十分なのに圧倒的成長を求められるのはとても息苦しい。私もずっとそれに苦しんでたので、この本を読んで少し救われました。 アルバイトだけど、今の職場を離れることへの罪悪感がありましたが、辞めたいと思ったら辞める。そしたら、また次のチャンスがやってくる、そう思って自分を少し励まします。アルバイト先の方々、辞めます。すみません。

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2024/07/29

著者のひらいさんは同い年で、おこがましいようだけども、自分と似ているところがあり、共感できる部分もたくさんあった。 たとえば、"不注意"とか、"「瞬間切迫環境」が強いストレスになる"とか。 同じ職場で長く働くのが良しとされる風潮は私自身...

著者のひらいさんは同い年で、おこがましいようだけども、自分と似ているところがあり、共感できる部分もたくさんあった。 たとえば、"不注意"とか、"「瞬間切迫環境」が強いストレスになる"とか。 同じ職場で長く働くのが良しとされる風潮は私自身すごく肌で感じるし、会社自体、長く働いてくれる方が有り難いというのも分かる。 ただ、長く働いている人の中で、今の仕事に違和感を感じている人も少なくないと思う。 人生の大半を占める"仕事"なので、どんな環境で働くかってすごく大事。 ひらいさんは自分と向き合うことを大切にし、いろんなストレスと闘いながら、自分らしくいられるような生き方を見つけようと試行錯誤していて、そんな姿に励まされた。 面接前に緊張を和らげるために、たまごのシール帳を眺めるシーンがいいなぁと思った。ひらいさん独自の、自分を奮い立たせる方法。 自分には何があるか、じっくり考えたい。 転職の予定が無くても、なにかに悩んでいたり落ち込んでいたりするときに読むと少し心が軽くなる、そんな作品。

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2024/07/23

本編内容とは離れるけど、さらっと、恋人が~とかのちの夫となる~とかでてくると、ビックリして思考停止してしまう。

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2024/07/12

同年代の著者だったので気になり、読みました 私も何回か転職をしていますが、自分の行きたい場所を探す試行錯誤の旅は、共感するところがありました。最後に、ひとまず納得できる場所へ辿り着けたことが、まだ彷徨っている身からすると、とても羨ましいと感じます。ふわっとしているけど芯があって、...

同年代の著者だったので気になり、読みました 私も何回か転職をしていますが、自分の行きたい場所を探す試行錯誤の旅は、共感するところがありました。最後に、ひとまず納得できる場所へ辿り着けたことが、まだ彷徨っている身からすると、とても羨ましいと感じます。ふわっとしているけど芯があって、ユニークな方なんだろうなと思いました。素敵です。私はどういう人間なんだろうか、と考えるきっかけになりました。

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2024/07/01

今の仕事に悩んでいるのでこんな上司いるわ〜と思ったり、仕事が全てではないけど、あまりにも長くひとつの仕事を続けるのも危険だと思う。 とりあえず報酬と労働条件が合ってると自分が思う仕事しか、したくない。 私も20代の頃はかなり転職したな。。笑 「自分を極める」うん、きわめてみたい...

今の仕事に悩んでいるのでこんな上司いるわ〜と思ったり、仕事が全てではないけど、あまりにも長くひとつの仕事を続けるのも危険だと思う。 とりあえず報酬と労働条件が合ってると自分が思う仕事しか、したくない。 私も20代の頃はかなり転職したな。。笑 「自分を極める」うん、きわめてみたい!

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2024/06/19

「転職をする」ということは、言わば「これまでの肩書きを捨てる」行為だ。でもどちらも同じ自分だったはずが、背負わされる肩書きが変わったぢけで自分自身まで別人になってしまったようだった。ひょっとすると、いくつもの肩書きを捨てることで、自分が何をしても自分であることを、たしかめたかった...

「転職をする」ということは、言わば「これまでの肩書きを捨てる」行為だ。でもどちらも同じ自分だったはずが、背負わされる肩書きが変わったぢけで自分自身まで別人になってしまったようだった。ひょっとすると、いくつもの肩書きを捨てることで、自分が何をしても自分であることを、たしかめたかったのかもしれない。 道端で立ち止まったまま、何度も何度も読み返す。 わたしの夢は、いつのまにか、自分だけの夢ではなくなっていた。

Posted byブクログ