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世にもあいまいなことばの秘密 の商品レビュー

3.9

34件のお客様レビュー

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2024/09/15

日本語がいかに曖昧か、日頃、いかに曖昧な表現をしているかよくわかる。 常に相手に誤解を与えない表現を意識的に使いたいと改めて思った。

Posted byブクログ

2024/09/08

ダブルミーニングになってしまう日本語の文章の紹介がメインで、確かにその通りと頷ける内容ながら、本一冊読んだ分の知恵が増えた感じはしない。

Posted byブクログ

2024/09/07

あーたしかになーと思う例がたくさんあった。そして、それをこれまでの経験とかからうまく判断して解釈してたんだと気付かされた。すべての言葉のすべての意味をすべての人が理解しているわけではない、ということを頭の片隅に置いておこうと思った。

Posted byブクログ

2024/08/27

どちらにでも取れる文章というのは日本語には存在する。「の」でなんでもくくれてしまったりする。 それを聞き手が言い手の思い通りに受け取るには、文章を削ぎ落とすか、文章を分けたり言い方を変えたり、情報を出す必要がある。 どちらにせよ、文章からある程度瞬間的に正しい答えが導き出せてい...

どちらにでも取れる文章というのは日本語には存在する。「の」でなんでもくくれてしまったりする。 それを聞き手が言い手の思い通りに受け取るには、文章を削ぎ落とすか、文章を分けたり言い方を変えたり、情報を出す必要がある。 どちらにせよ、文章からある程度瞬間的に正しい答えが導き出せている私は問題ないが、万人に理解してもらうためにはこの様な努力も必要ということ。 例えば「頭が赤い魚を食べる猫」は5つの解釈が考えられるらしい。③と④と⑤は厳しい気がするが。 ①頭だけが赤い魚 を食べる猫 ②魚を食べる 頭の赤い猫 ③頭が 赤い魚を 食べる 猫 ④(ある人の)頭が 赤い魚を食べる猫(だ) ⑤(ある人の)頭が 赤い 魚を食べる猫(だ)

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2024/08/20

かの有名が「頭が赤い魚を食べる猫」をはじめとして、日本語のあいまいさをこれでもかと取り上げ、わかりやすく解説してくれる一冊。新書でこのサイズにおさまるのが素晴らしい。なるべく誤解を避けようとして頻繁に推敲する自分のような人間以外にもなるべく読んでほしいのだが、そもそも言語に興味が...

かの有名が「頭が赤い魚を食べる猫」をはじめとして、日本語のあいまいさをこれでもかと取り上げ、わかりやすく解説してくれる一冊。新書でこのサイズにおさまるのが素晴らしい。なるべく誤解を避けようとして頻繁に推敲する自分のような人間以外にもなるべく読んでほしいのだが、そもそも言語に興味がない人が手に取るはずもなく、果たしてどれくらい届くのやら。

Posted byブクログ

2024/08/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

言葉は曖昧だから、面白い。 書き言葉だけでなく話し言葉も含めて、語の修飾関係などに注目して、例を挙げながら解釈のすれ違いが起こる原因を説明している。文の構造を言語学で習っていると、そうそう、と分析するけれど、確かに意味の図が何通りも書ける文章はよくある。 人間は自然とあり得ない意味の選択肢を排除していく。しかしこれは人工知能にはどのくらいできるのだろうか。寡聞にして人工知能が「僕はうなぎだ」をどのように処理するのかは知らないし、この本の範囲とはズレてしまうから特に書いていなかったけど、ふと思いついた。 誤解がないように伝えるには、をまとめているのが最後の章である。長すぎても短すぎても伝わらない。しかしコミュニケーションの工夫としてここに取り上げられている文の作り方を知っているのは大きいと思った。自然とできるという人もいるかもしれないが、暗黙知を言語化するのは大切なことなのである。

Posted byブクログ

2024/07/30

最初は 漫才の話 掛け合い言葉の話かと思った 本書の中にも出てくるが 今でも 漫才のネタとしてあるのではないか? 言葉を区切る位置を変える 誰かという表示も 省略する それだけで全く 異なる意味で伝わることになる 読み進めて 行くと 次に 思い出すのが ニュースピークの話 (ジョ...

最初は 漫才の話 掛け合い言葉の話かと思った 本書の中にも出てくるが 今でも 漫才のネタとしてあるのではないか? 言葉を区切る位置を変える 誰かという表示も 省略する それだけで全く 異なる意味で伝わることになる 読み進めて 行くと 次に 思い出すのが ニュースピークの話 (ジョージオーウェル 言論統制することは 思考の自由を奪うことである いいか悪いかの判断は難しいのだが 言葉は時代とともに変化する 終盤にいたり 著者はコンピューターの言語学者 AI に関与しているのだということがわかる ここでは曖昧さがあってはいけない世界である 言い間違いの偶然はありえない それは意図したものである 言葉を間違えて伝えること理解することはとても人間らしいと思う  反面 場面と場所により 使い分ける技が必要かなと思える

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2024/07/29

日本語のあいまいな表現を様々な事例で例証している.「頭が赤い魚を食べる猫」が5通りの解釈ができる由.面白い.あいまいな話し方については、おばさん言葉が良い例だと感じている.結論を言うまでに、長々と 〇〇だけど、〇〇なんで、〇〇もあり、・・・と続くのをよく耳にする.勘違いが多く、こ...

日本語のあいまいな表現を様々な事例で例証している.「頭が赤い魚を食べる猫」が5通りの解釈ができる由.面白い.あいまいな話し方については、おばさん言葉が良い例だと感じている.結論を言うまでに、長々と 〇〇だけど、〇〇なんで、〇〇もあり、・・・と続くのをよく耳にする.勘違いが多く、この本で解説されていることを学んでほしい.

Posted byブクログ

2024/07/16

ドリルを解くようなたのしさはあったけど、これまでのような新しい見方を教えてくれる本ではなかったのが残念。

Posted byブクログ

2024/06/12

思わず「あるある!」と言いたくなる曖昧な言葉に納得する。言葉の面白さにハマってしまう。高校生におすすめしたい。

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