尖閣 1945 の商品レビュー
尖閣諸島は日本固有の領土である根拠が分かりやすく説明されている。戦時中にこのような遭難事件があったことはこの本を読んで知ることができた。 南西諸島在住の私にとっては、東シナ海は見慣れた海。祖母から戦争の話を聞いたこともあり、この遭難事件は他人事と思えなかった。本当に大変な時代だっ...
尖閣諸島は日本固有の領土である根拠が分かりやすく説明されている。戦時中にこのような遭難事件があったことはこの本を読んで知ることができた。 南西諸島在住の私にとっては、東シナ海は見慣れた海。祖母から戦争の話を聞いたこともあり、この遭難事件は他人事と思えなかった。本当に大変な時代だったのだなと。 もっと多くの日本人に読んでもらいたい本。
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門田隆将さん著「尖閣1945」 著者の門田さんは『X』でもフォローさせて頂いている。 毎回色んな情報をあげて下さっており、いち早く最新情報が得られている。いつもありがとうございます。 考えてみれば『月間HANADA』等の小冊子で著者の記事などはよく読んでいるし、『X』でも投稿を...
門田隆将さん著「尖閣1945」 著者の門田さんは『X』でもフォローさせて頂いている。 毎回色んな情報をあげて下さっており、いち早く最新情報が得られている。いつもありがとうございます。 考えてみれば『月間HANADA』等の小冊子で著者の記事などはよく読んでいるし、『X』でも投稿をよく読んでいるわりに、著者の作品を読んだことがなかった。著者の新書「大統領に告ぐ」の宣伝を『X』でみて読んでみたくなった。 まず手始めに今回著者の作品の中で一番惹かれたこの「尖閣1945」を読んでみることに。 物語は尖閣諸島の所有権が日本にあるのを裏付けるノンフィクションの史実が描かれている。日本、中国、台湾の三国間にある魚釣島、位置的にどの国も所有地と言ってもおかしくない立地。それが何故国際的に日本の所有地となっているかがこの本を読めばよくわかる。勉強になった。 尖閣諸島。今なお領有権問題が盛んで特に中国の圧は凄い。あの国士、石原慎太郎が都知事時代、東京都が所有地にしようとしたくらい日本にとって重要な土地で対中関係において最前線の場所と捉えていた。 結局は日本の国有地となったが、同盟国の米国の動きも合わせながらの日米中、三国の肝心要の土地であるのは変わらない。なんとしても守ってほしい、守らなければならない島だ。 今回この作品を読み終えて、魚釣島に住むのは困難だという事はよくわかった。 なにか自分にできないのか?と色々と調べていたら今現在、魚釣島に本籍を置く人が約50人いることがわかった。その方々はそこに住んでいないだろうが、日本の国土を守るため自分の本籍地を魚釣島にしているのだろう。 恐れ入った。その50人の方々に敬意を表したい。その方々がいることで、島が今現在も日本国の土地だという証明になるはずだ。国際的に島自体に本籍を持つ人がいるという事に凄く意味と価値がある。素晴らしすぎる。 自分もいつか年をとり自分の戸籍が社会的にそこまで必要じゃなくなった時、本籍地を魚釣島に変えようと思う。少しでも抑止力になれば幸いだ。 門田隆将さんの作品、初めて読んだがとても勉強になった。 暫くは著者の作品を読んでいってみようと思っている。
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門田隆将氏の取材力には毎回頭が下がる。終戦直前にこんな事が尖閣で有ったのかと知った。人々の知恵の出し合いには涙が出てきた
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『#尖閣1945』 ほぼ日書評 Day841 こういうのを本当の「ノンフィクション」と呼ぶべきなのだろう。 一昨年の刊行、あとがきにもある通り戦後78年を経て、当時を知る人も少なくなった中、よくこれだけのものをまとめられたと思う。 後から振り返れば、間も無く終戦というタイ...
『#尖閣1945』 ほぼ日書評 Day841 こういうのを本当の「ノンフィクション」と呼ぶべきなのだろう。 一昨年の刊行、あとがきにもある通り戦後78年を経て、当時を知る人も少なくなった中、よくこれだけのものをまとめられたと思う。 後から振り返れば、間も無く終戦というタイミングで、石垣から台湾への疎開を試みた「女子供」を中心とした一団が、途中で米軍機の攻撃を受け、「真水」があると言う情報だけに希望を託し、命からがら尖閣にたどり着く。 しかし、そこで待っていたのは、終わりのない飢餓。老人や子供、体力のないものから、次々にせっかく一度は救われた命を奪われていく様は、読んでいて心が痛くなる。 貴重な命が多数失われたが、それでも約半数を救うことができた、それに大きく貢献したいわばこのストーリーの主人公が、これまた信じられないほど几帳面に、その時の出来事のあらましを記録しておいてくれた。 本作を映画化するため、ふるさと納税のクラウドファンディングが立ち上がっている。 (右とか左とか、そういった事は全く無関係に)ぜひ1人でも多くの人にこの話を知ってもらうため、映画化に賛同いただける人が増えるとありがたいと思う。 https://amzn.to/4gbPfF5 クラファンはこちら https://www.facebook.com/share/18EtQFn4s8/?mibextid=WC7FNe
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尖閣諸島の帰属問題は、日中間でかなりこじれているが、本書では日本固有の領土であるという主張の根拠、および中国が出している根拠についての矛盾点を、歴史家の研究結果を通じて淡々と記述している。 とかく領土問題となると熱くなりがちだが、あくまでも冷静に述べているのが、かえって好ましく感...
尖閣諸島の帰属問題は、日中間でかなりこじれているが、本書では日本固有の領土であるという主張の根拠、および中国が出している根拠についての矛盾点を、歴史家の研究結果を通じて淡々と記述している。 とかく領土問題となると熱くなりがちだが、あくまでも冷静に述べているのが、かえって好ましく感じた。(以前読んだ「尖閣諸島と日中外交」では、日本の歴史家でも、中国の領土だったという解釈をしている人の根拠も出されていた) 力によって解決するのではなく、歴史の深堀りで、外交的な解決をしていって欲しいものだ。 しかし、本書のメインは領土問題の話ではなく、尖閣諸島とは切ってもきれない関係の人たちが主人公だ。 江戸末期の1856年、現在の福岡県八女市の農家の三男坊として生まれた古賀辰四郎は冒険心と商魂に恵まれ、明治12年23歳の時(琉球藩から沖縄県とした琉球処分の直後)に那覇に渡り、海産物を扱う「古賀商店」を開業した。 彼は東シナ海の航路で貴重な目印となっている無人島の尖閣が、アホウドリの一大繁殖地となっていることに目をつけ、真水のある魚釣島に渡り羽毛や魚介類の採集のための「古賀村」を作るに至り、人口も最盛期で248人を数えたらしい。 彼の事業を受け継いだのは、長男の善次だった。父の死の翌年大正8年12月、福建省の漁船が難破して辿り着いた魚釣島の村民に助けられ、天候が回復してから、石垣島に移送、そこでも手厚い保護を受けた後帰国させ、当時清国を倒した中華民国から感謝状をもらっている。 その後アホウドリの減少に伴い、昭和になると、常駐ではなく定期訪問という形となっていった。 時は経ち沖縄戦、彼らがいた石垣島も毎日のように爆撃され、台湾に疎開することを決める。200人超が3隻の船に乗り込み(後にエンジントラブルで2隻への分乗となる)、米軍機の攻撃を避けるため尖閣方面に迂回する航路を取るが、敵機に見つかり機銃掃射を受けることになる。 多くの人が命を落とし船も破損するが、なんとか尖閣までたどり着き、文字通りのサバイバル生活が暫く続く。一方壊れた船の残骸などを集め、手作りの船をこしらえて自力で助けを呼ぶことにした。 結局石垣島に辿りつき、助けの船を出すのだが、この時には既に日本は降伏し戦争は終わっていた。 沈没する船から人々を救い出し、銃撃で壊れたエンジンを直し、魚釣島に人々を上陸させ、そして決死隊となって、ついに石垣島への助けを呼ぶことに成功した男――その金城珍吉が息子に伝えていたのは、「人のことはいくらでもしなさい」という素朴でシンプルな言葉にほかならなかったと言うことが心に響く。 それにしても人間の精神力の強さには驚かされる。 本書では、「尖閣戦時遭難事件」と言われるものに焦点をあてているが、一括りに”沖縄戦争”と言われると抽象的になり、共感が乏しくなりがちだが、このように目の前で起こっているような錯覚を覚えるドキュメンタリー仕立てでは、当時の人たちの心に触れているような気持ちになる。 しかし犠牲者の遺骨が仮埋葬のまま今もご遺族の訪問を待っているのに、なぜ日本は、自国の領土である尖閣への墓参を許可しないのか。 尖閣戦時遭難事件は、それだけで尖閣列島が「日本である」ことを示すものである。 古賀辰四郎が「真水」を開拓してこれを確保し、人が住めるようにし、多くの命を救った「業績」は、時がどれほど経とうと、忘れられていいものではない。 遺族にとって戦争はまだ終わっていないのだ。
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第6章「尖閣はなぜ日本の領土なのか」において、中国の主張が、1969年の国連の尖閣を含む海域への学術調査の公表以降であり、同調査で、この地域に石油埋蔵の可能性が指摘されたことを受けたものであることによる旨が明らかにされている。 ただし、本書は、この問題を論じたものではない。194...
第6章「尖閣はなぜ日本の領土なのか」において、中国の主張が、1969年の国連の尖閣を含む海域への学術調査の公表以降であり、同調査で、この地域に石油埋蔵の可能性が指摘されたことを受けたものであることによる旨が明らかにされている。 ただし、本書は、この問題を論じたものではない。1945年7月から8月にかけて起こった、石垣島民の台湾への疎開船が、米軍の機銃掃射で遭難し、生き残ったもの達が魚釣島に漂着、奇跡的に救出されるまでの、戦争の悲劇と当事者の生き残りを賭けた勇気あわれる営みを描いた、緊張感溢れるルポルタージュである。ここで、第6章の記述が、違和感を感じさせるほどの現実を、読者である私たちに提示する。[尖閣の中心である魚釣島において、日本人の営みを描くことで、日本国であることを強調しようとしたのか?]
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中国が領有権を主張するずっと前から石垣島民と尖閣諸島の深い関係。戦時中台湾に疎開しようとした船が尖閣諸島に漂着した歴史秘話を描いたノンフィクション。
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この本は尖閣列島が日本の領土である証拠とその尖閣を巡る当時の様々な人々の生き様、死に様を事実として書き記したものである。 金城珍吉を始めとする男達の想いや執念は現代人に失われてたものを思い起こさせてくれた。 また、彼らが命懸けで作った歴史は生きている我々にとてつもない勇気をもたら...
この本は尖閣列島が日本の領土である証拠とその尖閣を巡る当時の様々な人々の生き様、死に様を事実として書き記したものである。 金城珍吉を始めとする男達の想いや執念は現代人に失われてたものを思い起こさせてくれた。 また、彼らが命懸けで作った歴史は生きている我々にとてつもない勇気をもたらしたのではないか。
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久しぶりに門田氏の真骨頂ノンフィクションを堪能できた。中国との関係云々は抜きにしても、尖閣にまつわる歴史的事象を全く知らなかったので、とてもとても興味深く拝読させていただいた。太平洋戦争関連の史実で沖縄戦は詳しくてもこの内容を知らない読者は多いと思うので、門田氏を狂信的右翼と思っ...
久しぶりに門田氏の真骨頂ノンフィクションを堪能できた。中国との関係云々は抜きにしても、尖閣にまつわる歴史的事象を全く知らなかったので、とてもとても興味深く拝読させていただいた。太平洋戦争関連の史実で沖縄戦は詳しくてもこの内容を知らない読者は多いと思うので、門田氏を狂信的右翼と思っている方にも是非読んでもらいたい。
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▶︎これだけの証拠があっても中国の「核心的利益」論を説き伏せることができない日本の外交政策ってなんなんでしょう?
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