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奥州狼狩奉行始末 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2025/11/02

朝日新聞の書評欄で紹介されていて、興味を持ち読みました。楽しめました。 背景は江戸時代。馬産が盛んな地域にとって狼害は深刻な問題。そのため、奥州には狼を狩る狼狩奉行が存在した。岩泉亮介はその狼狩奉行に就くよう藩から申し渡された。 彼の父は3年前に非業の死を遂げ、兄が家督を継い...

朝日新聞の書評欄で紹介されていて、興味を持ち読みました。楽しめました。 背景は江戸時代。馬産が盛んな地域にとって狼害は深刻な問題。そのため、奥州には狼を狩る狼狩奉行が存在した。岩泉亮介はその狼狩奉行に就くよう藩から申し渡された。 彼の父は3年前に非業の死を遂げ、兄が家督を継いだが病で寝たり起きたりのため、登城できないでいた。そのため、次男の彼がその役に就く。 狼害を起こしている狼の群れは「黒絞り」という見たこともない大きなリーダーに率いられている。この「黒絞り」は頭が良く、人間が仕掛けた罠にははまらない。そこで、色んな人の力を借りながら、「黒絞り」を追っていく。 でも、そうしている内に父の死の真相を知り、藩の不正問題にまで繋がることを知る。 亮介を中心とする人と人の関わりだけではなく、「黒絞り」と言われる狼との関わりもまた惹き付けられる。 というか、「黒絞り」がかっこいいのです。 「信頼する」ということが、人を通して、またこの「黒絞り」を通してじわーっと伝わってきました。

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2025/10/01

父の死、兄の病気、狼狩奉行の御役と困難続きの主人公が次々と大きな仕事を成していくストーリーに引き込まれ、一気に読みました。黒絞りとの絆には「狼子どもの雨と雪」も思い出して、涙してしまいました。

Posted byブクログ

2025/09/02

 黒絞り、カッコいいね❢  亮介は前向きに進むことで、近くにいる人達により活かされ、成長してゆく。    現代に通じる内容である。

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2025/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

江戸時代、東北の馬産が盛んな地域にとって、狼による被害は由々しい問題であり、そのため、狼狩りの役目を行う狼狩奉行が置かれていた。 岩見亮介は、3年前、その任務執行中に転落死した父•源之進の後を継ぐことになる。本来、父の家督を継ぐはずの兄•寛一郎は病に伏せっていた。 狼の群れは「黒絞り」と呼ばれるとてつもなく大きい頭目に率いられ、簡単に退治できるものでなかった。  その「黒絞り」一族を追い、被害状況を調べるうちに、父の死の真相、藩の野馬別当の不正や悪巧みが浮かび上がってくる。 狼との戦いを主眼においた小説かと思いきや、父の死の謎を追い、隠れていた悪を倒すという勧善懲悪時代劇になっている。 また、利口で人の行動を読み取るような「黒絞り」との関係に、野生動物に向ける著者の温かい眼差しが感じられる。 真相を追う主人公•亮介のバディとなる人物たちの協力、亮介の恋愛話も盛り込まれ、多層的で興味をそそる作品になっている。 ただ、自分としては、目付が動いて事件解決に乗り出す展開が少し突発的で、タイミング的にうまく行き過ぎる嫌いがあるように感じた。

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2024/09/19

バティー物・チーム物と言うにはあまり友情やチームワークを描いていなく、緊迫感のないままま事態はサクサク進むので、あまり面白くなかった。ただ、狼狩奉行という役が本当にあったかどうか分からないが、あったのだろうと思わせるほど詳細に書いてあった。あと、登場人物が多すぎて、途中誰が誰だか...

バティー物・チーム物と言うにはあまり友情やチームワークを描いていなく、緊迫感のないままま事態はサクサク進むので、あまり面白くなかった。ただ、狼狩奉行という役が本当にあったかどうか分からないが、あったのだろうと思わせるほど詳細に書いてあった。あと、登場人物が多すぎて、途中誰が誰だかわからなくなるのが難点。

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2024/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

狼狩奉行についた亮介、狼狩りを工夫するうち、父の死の真相にも近づき、密馬の不正を暴き出す。「黒絞り」という狼の頭の親分としての格の立派さには感心していたので、最後に亮介が矢を抜く場面はぐっと込み上げるものがあった。

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2024/02/21

装丁がいい。本の雰囲気と合ってる。私好みの内容。ミステリー要素もあって、ほんわかする箇所もあり、それでいて押し付ける感じが無く心地よい。

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2023/10/15

狼狩奉行──本当にそんな役職があったのかは知らないが、あっても不思議ではないと思わせる説得力がある作品だった。 現代よりもずっと人と自然が近かった時代。人の活動に伴う様々な理由で餌となる獣が減少し、生きるために人が飼育する馬を襲う群れを率いる、ひときわ大きく賢い“黒絞り”と呼ばれ...

狼狩奉行──本当にそんな役職があったのかは知らないが、あっても不思議ではないと思わせる説得力がある作品だった。 現代よりもずっと人と自然が近かった時代。人の活動に伴う様々な理由で餌となる獣が減少し、生きるために人が飼育する馬を襲う群れを率いる、ひときわ大きく賢い“黒絞り”と呼ばれる狼がいた。猟師たちは恐れて手を出せず、狼狩奉行に任じられた岩泉亮介は弓の名手である足軽の竜二を相棒に挑むが……。 狼との知恵比べかと思いきや、亮介の父の死にまつわる陰謀劇がメインだった。狼をただの凶暴な獣として描いていない点も好印象だった。 2023/11/15刊行、NetGalleyにて読了。

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