Q の商品レビュー
わからねー。 なんだかすごいみたいな、壮大なスケールで描いて、表現もなんかすごい風なんだけど、頭に全然描いてドキドキしねー!! でも、これ、最近ネトフリで韓国のものをみてゾワゾワする感じとすごい似てて、日本にはないなんかメンタルくる感じの嫌な感じがすごいよね。
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呉勝浩さんといえば「爆弾」のイメージが強かったのですが、「Q」のトリッキーさがそれを易々と塗り替えて超越していきました。 帯にある「弩級、クール、パンク、セクシー」という表現がここまでしっくり来るとは……。著者の創造力や、それを文章に落とし込む技量に恐れ入る。 これまで読んだ作品...
呉勝浩さんといえば「爆弾」のイメージが強かったのですが、「Q」のトリッキーさがそれを易々と塗り替えて超越していきました。 帯にある「弩級、クール、パンク、セクシー」という表現がここまでしっくり来るとは……。著者の創造力や、それを文章に落とし込む技量に恐れ入る。 これまで読んだ作品とはひと味もふた味も違う、どんな型にもハマらない唯一無二の作品でした。 Qという圧倒的才能の塊を前にした登場人物たちが次々と理性と常識をかなぐり捨てていく。その過程が読み手のスリルを駆り立てて、物語の終盤へ向けて疾走感がどんどん増していく。 特にラスト100頁は読んでいて堪らなく楽しくて、面白かった。圧巻です。 ただ主要キャラクターに肩入れ出来ないと読みづらい、かなりアクの強い話なので、「爆弾」のような万人受けするエンタメ作品を期待して読む感じではないかなと…。 個人的には思わず「最高」という褒め言葉を使いたくなるくらい、キャラクターや物語の展開、最後の終わり方も含めてとても好きです。 常識なんてクソ喰らえというような現実を省みない尖った話が好きという方にはオススメできる一冊かもしれません。
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毒親不条理系として読み始めたので、後半のカルトアイドルバトル編にテンションを合わせられないまま読み終えてしまった。 舞台をコロナ禍にする必要性をあまり感じられなかったけど自分の読解不足かもしれません。 でもスピード感のある構成と、心情変化が明瞭で読みやすいので面白かったです。
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生まれてはじめての宗教が君です (歌詞抜粋) コロナ禍の閉塞の苦しみに狂いそうになった人 に、読んで欲しい。 コロナ禍の絶望を実際に生きたからこそ、すべてを破壊し得るアーティストに心奪われる気持ちが分かってしまって、読み進めていくうちにどんどん〈Q〉に溺れていった。 空虚や不...
生まれてはじめての宗教が君です (歌詞抜粋) コロナ禍の閉塞の苦しみに狂いそうになった人 に、読んで欲しい。 コロナ禍の絶望を実際に生きたからこそ、すべてを破壊し得るアーティストに心奪われる気持ちが分かってしまって、読み進めていくうちにどんどん〈Q〉に溺れていった。 空虚や不条理をどうにもできない時、政治ではなく芸術に手を出す。わたしを壊してくれ、世界を壊してくれと一緒に暴れて気持ちよくなるあの感覚、思考を取っ払って考えることを放棄することで生き凌ぐ。 彼を信じて動く人たちがいる。しかしその行動分岐点は日々の平穏な暮らしの中で生きるモチベなのか、爆弾を抱えて大衆に飛び込まんとする覚悟なのか。 どちらの「わたし」も目覚めさせることができるそのスリルが堪らん。
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あの「爆弾」の呉勝浩で、単行本600P超えのボリュームだから覚悟していたつもりだったが、その上を行く圧倒感。こんな熱量の小説を生み出すなんで、どれだけのエネルギーを内包している作家なんやろ。 血のつながらない3姉弟、亜八(ハチ)、睦深(ロク)、侑九(キュウ)の決して幸福とは言えない過去とコロナ期直前の現在を描く第一部を読んで「なるほど、新堂冬樹っぽいダーク展開な」と腹を括っていると、そこから先予想もつかない展開に振り回されて、気がつけば読み終わってヘトヘトになっている。 美とか愛とかダンスとか家族とか…要素を抜き書きしたら「ガラスの仮面」みたいなことになってしまう。確かにこの展開は一時期の少女漫画を彷彿させるものかもしれない。内包するエネルギー量も含めて。 ラスト以降の亜八以外の連中はどうなるんだろうとか、ゴとかナナとかニとか出てきて続編になるんだろうか?(なんか面白くなさそうだが)とか、アウディ修理するんかな?とか色々気がかりもあるんだが。 とりあえず、俺も明日もちゃんと仕事に行こう。
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色んな形の愛なのか狂気なのか執着なのかの話?、、、かなぁ キュウは結局何を考えてたのかな? そして何気にハチと有吉の感じが好き
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爆弾、法廷占拠 爆弾2が面白かったので本書も手に取ってみたが内容がアウトロー系でそう言う内容が苦手なので読むのを途中で断念 文章は読み易いので内容が苦手でなければ面白いのかもしれない
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すべての人を魅了するアイドル、という設定を受け入れることが前提ではあるが読み応えあった。そういう意味ではファンタジーとかSF小説かも。
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読了、75点。 600ページ超のこの小説を飽きさせることなく読ませる文章力はとにかく凄いの一言。これは『爆弾』の時もそうでしたね。 一方で一冊の小説として何を読んだんだろうかという感想になる物語でした。 まず個人的な体験として音楽やダンスなどに心酔したことがないのでこの小説...
読了、75点。 600ページ超のこの小説を飽きさせることなく読ませる文章力はとにかく凄いの一言。これは『爆弾』の時もそうでしたね。 一方で一冊の小説として何を読んだんだろうかという感想になる物語でした。 まず個人的な体験として音楽やダンスなどに心酔したことがないのでこの小説で語られるQへの信仰などに共感できないのが残念。 そして中終盤で一番共感しやすかった亜八視点の話がどんどん少なくなるのが残念。 細々とした事態の真相もぼやかされているのが個人的には好みに合わなかった。
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ノワールなのかな? 1人の美少年の「美」に翻弄されまくる周りの人と社会と世界。 顔も身体も才能もてっぺんなキュウ。 ゾッコンのロク。 ややトランスジェンダーなハチ。 3人の義理姉弟がかき回す世界。 キュウのビジュアルとダンスシーンはいつか見たドキュメンタリーのセルゲイ・ポルーニンとフォーメーションダンスの三浦大知で脳内再生。打ちのめされる造形美、肉体美。焼き尽くす光。 見て、見入り、魅入られる、神にも魔にもなり得る美しさ。 ハチはわりと性格が可愛い。安定が欲しい。穏やかに暮らしたい。タツオカの最期にパンチを喰らう。ロクは私にはよく分からないけど推し活の究極形態なんじゃないだろうか。 総じてちょっとノリ切れなかった。全てを捧げるにはキュウの深さが足りない気がした。 この小説が圧倒的「いま」なのは著名人の名、コロナ禍、世界情勢がそのまま落とし込んであるから。カオスな世界をカリスマ的「美」で掌握する事を夢見る人々のお祭り騒ぎ。 ※過激な描写が多々あります。
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