ジャンル特化型 ホラーの扉 の商品レビュー
ホラー小説をジャンルに分けて、それぞれの代表的な短編を収録、解説も付いた1冊。好みのジャンルが見つかった際のブックガイドも付いていて大変親切です。 SFホラーの瀬名作品が子供心を擽られて好きでした。 (オマージュ元の作品もまた最恐の一作) モキュメンタリーといえば、の梨作品は流石...
ホラー小説をジャンルに分けて、それぞれの代表的な短編を収録、解説も付いた1冊。好みのジャンルが見つかった際のブックガイドも付いていて大変親切です。 SFホラーの瀬名作品が子供心を擽られて好きでした。 (オマージュ元の作品もまた最恐の一作) モキュメンタリーといえば、の梨作品は流石に面白かった。この作品を例えば学校の図書館などで読んでたら震え上がっただろうな。 収録作 『みてるよ』 澤村伊智 『終わった町』 芦花公園 『告発者』 雨穴 『とざし念仏』 五味弘文 『一一分間』 瀬名秀明 『学校の怖い話』 田中俊行 『民法第961条』 梨
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ホラー作品には様々なジャンルがあることが分かりました。それぞれのお話の後にもっとホラーを楽しむための解説があって、良かった。面白かったです。
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自分がホラー好きと分かってはいたけど ホラーの中でもこんなにジャンルが分かれるとは…と驚きながら読みました。 その上でより自分の好きなホラーのジャンルを認識出来ました。 読んだ事のない作家様の作品に触れる事も出来たので 読んで良かったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ホラーを5W1Hに分類した短編集。雨穴さん、梨さんの名前があったため、気になって読了。 初めての作者の方も沢山いた。それぞれが違ったホラーの良さが出ていた。特に、『さよならブンブン』『閉ざし念仏』『民法第961条』が面白かった。 『さよならブンブン』はいじめられっ子の主人公と不思議な猫との出会いからいじめっ子に起こる奇妙な出来事。不思議な猫との出会いにより主人公の心の成長が見られホラーというより感動要素の方が強かった。 『閉ざし念仏』は題名からはエンディングが全く想像つかなかったが、転校生の主人公とホットケと呼ばれる臼井が文化祭で同じ係になることで交流が進んでいく。お化け屋敷をすることになりふとしたことでドラム缶に閉じ込められる主人公の描写が生々しくリアルであった。なかなか脱出できず焦り呼吸が苦しくなったり体が痛くなる描写が読者まで伝わってくる感じがした。これもただホラーというだけではないなと言った印象。 『民法第961条』は朝読書の時間に使われる学級文庫にある一つの本にまつわるホラー。その本を読むと変になってしまうという噂を耳にした主人公は後々その本に出会ってしまう。その本の内容と題名、さらにタイトルの意味を調べるとより深く理解ができる。しかもこの著書のシリーズの名前と見比べるとまた気味悪い。 様々なジャンルのホラーが短編集で楽しめて良かった。
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図書館の本を読む▼ https://kguopac.kanto-gakuin.ac.jp/webopac/BB00729888 流行りのモキュメンタリーホラーから怪談、サスペンスホラーやモンスターホラーなど、様々な種類のホラーアンソロジーです。ヤングアダルト向けなので初心者にう...
図書館の本を読む▼ https://kguopac.kanto-gakuin.ac.jp/webopac/BB00729888 流行りのモキュメンタリーホラーから怪談、サスペンスホラーやモンスターホラーなど、様々な種類のホラーアンソロジーです。ヤングアダルト向けなので初心者にうれしい! 人気の作家さんや新進気鋭の方も寄稿されているので、自分の好みの作風の方を見つけて開拓してみるのも楽しいと思います。残暑をホラーで吹き飛ばしましょう! (図書館スタッフ 清紅葉)
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ホラーのジャンルを5W1Hに分類したアンソロジー。このジャンルの分け方納得! 平山夢明さん/さよならブンブン、雨穴さん/告発者、五味弘文さん/とざし念仏 が特に面白かった。 自分がどのジャンルが好きかのヒントになりました!
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なかなか面白かった。目当ての作家はそれぞれ期待通りの仕事をしていた。ホラーごとのジャンルの解説もありがたく、なにが怖いのか?を丁寧に紐解いてくれるのはホラーファンとしてすごくありがたかった。ただ、各短編がテーマに沿っているかどうかと、一作品として見た時に素晴らしいかどうかは別問題...
なかなか面白かった。目当ての作家はそれぞれ期待通りの仕事をしていた。ホラーごとのジャンルの解説もありがたく、なにが怖いのか?を丁寧に紐解いてくれるのはホラーファンとしてすごくありがたかった。ただ、各短編がテーマに沿っているかどうかと、一作品として見た時に素晴らしいかどうかは別問題だなとも思った。切り口が新鮮で、面白い試みだった。14歳の世渡り術シリーズ、全然知らなかったけど、大人でも十分楽しめそうだから他にも読んでみたいと思った。ヤングアダルト向けということで、ほとんどの作品に学校が出てくるのがよかった。動画投稿やAIなんかの話が出てくるのもとても今っぽい。 以外各話感想(ネタバレあり) ①みてるよ 澤村先生お得意のパターンではあるが、プールや飼育小屋、トイレ、授業中の廊下などディテールが細かく、学校の独特の空気感の再現が丁寧でリアリティがあった。女の霊じゃなくてもこわいもんだな。意地悪なパワハラ先生も追い払ってくれるならアリかな。 ②終わった町 芦花公園の「おしまい」節には中毒性がある。毎回クセつよ霊能者を出すのだけたまに控えて頂きたいが、セリフの唐突さ、文字面の不気味さ、気持ち悪さがほどよく、どうやってお話を書いているんだろうな…こういう台詞がぽんぽん出てくるのかなといつも思う。だめったらだめだしおるったらおるし、終わりったら終わりなんでぇ。強。 ③さよならブンブン 平山夢明氏は「もう草一本生えません」みたいな絶望根絶やしホラーを以前読んだので、とても警戒しながら読んだらめっちゃいい話だった。個人的にはこの本の中ででダントツ一位。モンスターホラーの括りでありながら、本当のモンスターは殺人猫ブンブンではなく、残酷な加害をする人間の方では?と思わされる二重構造となっている。ブンブンがこっくりさん用紙を使いながら伝えてくるオールひらがなの言葉を、頭の中で変換しながら読む…。ひらがなにすることで、子供向けというか、ある種とてもピュアで率直な主張として頭に入ってくる。非常に味わい深く、いい余韻が残った。こんな話も書けたのね。文体に力を感じる。 ④告発者 親の恨みも分かるけど、まさか死ぬとは思ってなかったんだろうし、あの時言えなかった事がそこまで悪いことか?とは思う。でもお母さんがおかしくなっちゃった気持ちとか、それを見てたお父さんの無力感、無念さを考えたら、壊してしまったものの代償なのかもしれないな。どんなに動画が拡散されても、家庭内ではもう分かっていて決着したことですと言ってしまえば、当時子供だし罪には問われないよな。まぁ雨穴は良くも悪くもこんなかんじ。ちょっと弱かったかな。 ⑤とざし念仏 集団心理のヒトコワも入ってるよな。ほっとけ君の豹変が怖い。とざし念仏の由来もこわい。すごい閉塞感と恐怖だった。死は身近にある…と感じた。苦手だったけど、シチュエーション・ホラーとしては良作。 ⑥十一分間 やりたい事はなんとなくわかったけど、AIによる人類支配のやり方がよく分かんなかった。これこのまま進んでったらどうなってた設定なの?自殺を促されるの? 最初の方読むのがめちゃくちゃ苦痛だった。単純に文章力が拙い。アトムとかドラえもん由来の人間の味方ロボットが冷酷なAIに勝つという構図は好きだったけど、論破したら勝ちなの?なんでAI先生は崩れ落ちたの?そこがよく分からなかった。 ⑦学校の怖い話 普通に面白かったけど、怪談はホラーのジャンルではなくて、伝え方の種類ではないのかな?これ入れるなら、サイコホラー(ヒトコワ)の短編を入れて欲しかったかな。 ⑧民法第961条 発想は面白かったけど、行方不明になるだけじゃちょっとふわふわしてるかなと思った。そんな時間経ってから襲ってくる呪いみたいのがあったんかい。世渡り、はなるほどなと思ったけど、逆に「完全に企画系の作り話じゃん」ってなっちゃったからおふざけ感が増してしまった。
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ホラーのジャンルを5W1Hの6つに大まかに分け、それぞれのテーマに沿った短編が8つ収録された本。中学生向けらしく読みやすく、各話ごとに解説まで付いている親切心。こんなの読んだらホラー好きになっちゃうよ。 特に良かったのは怪異を通して自ら立ち向かうことを覚える平山夢明氏の「さよなら...
ホラーのジャンルを5W1Hの6つに大まかに分け、それぞれのテーマに沿った短編が8つ収録された本。中学生向けらしく読みやすく、各話ごとに解説まで付いている親切心。こんなの読んだらホラー好きになっちゃうよ。 特に良かったのは怪異を通して自ら立ち向かうことを覚える平山夢明氏の「さよならブンブン」そして、アンソロジーといえど面白さは変わらない雨穴氏の「告発者」ラストは梨氏の「民法第961条」で締めくくってくれる。
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全然詳細知らずに、雨穴目当てで読み始めて、存外とても良い本だった。「14歳の世渡り術」というシリーズ、そういえば高校生の頃に読んだような気もするが、その時点で既に「14歳」ではなかったので何処か鼻白んだのだけを覚えている。ホラーにわかにとっては十分すぎる入門書であって、早速別のホ...
全然詳細知らずに、雨穴目当てで読み始めて、存外とても良い本だった。「14歳の世渡り術」というシリーズ、そういえば高校生の頃に読んだような気もするが、その時点で既に「14歳」ではなかったので何処か鼻白んだのだけを覚えている。ホラーにわかにとっては十分すぎる入門書であって、早速別のホラーにも手を伸ばしてみたい気持ちにさせられた。5W1Hの切り口も(少なくともわたくしにとっては)新鮮で、非常に分かり良い区分だった。
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