ジャンル特化型 ホラーの扉 の商品レビュー
ホラーはなぜ怖い? 人気作家陣が書き下ろしたホラーを各ジャンルの魅力解説とともに味わう、ホラーカンパニー・株式会社闇がてがけたもっとホラーを「楽しむ」ための最恐アンソロジー。 ホラージャンルを『5W1H』に分けて 各短編に解説がついている 中に書いてあった『23分間の奇跡...
ホラーはなぜ怖い? 人気作家陣が書き下ろしたホラーを各ジャンルの魅力解説とともに味わう、ホラーカンパニー・株式会社闇がてがけたもっとホラーを「楽しむ」ための最恐アンソロジー。 ホラージャンルを『5W1H』に分けて 各短編に解説がついている 中に書いてあった『23分間の奇跡』と言う本を読んでみたくなったので読みたい本リストに入れた 『民法961条』の「十五歳に達した者は、遺言をすることができる。」というのは知らなかった どの話も微妙にゾワゾワするのだけど 短編だから仕方ないけど ちょっと物足りなさを感じてしまう
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「14歳の世渡り術」というシリーズの 一冊であるため中学生向けと思われるが、 澤村伊智をはじめとする 当世の一流どころが書いているのでちゃんと怖い。 特にトップバッターの澤村伊智が出色。 瀬名秀明も、今の時代を捉えていてさすが。 雨穴は、「変な家」よりはまぁマシか。 梨は、あい...
「14歳の世渡り術」というシリーズの 一冊であるため中学生向けと思われるが、 澤村伊智をはじめとする 当世の一流どころが書いているのでちゃんと怖い。 特にトップバッターの澤村伊智が出色。 瀬名秀明も、今の時代を捉えていてさすが。 雨穴は、「変な家」よりはまぁマシか。 梨は、あいかわらず梨っぽさが際立つ。 それでも子供が中学校の図書館で、 こういう本に出会えるなら、 贅沢な恐怖体験と言えるだろう。
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この本は何かストーリーを読むための本ではなく、贅沢な例文が載ってる参考書のようなものだと思う。 それ以上でもそれ以下でもなく、特に革新的に何かを気づかせてくれるわけではないが、 ホラー好きな人には、少しの物足りなさを感じながらも読んでみては?という本。
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ホラーを、SF、心理、サスペンス等々にジャンル分けされた短編集。色んな作家さんが参加していて豪華。 怖いか怖くないかでいうと、まぁそこまで怖くはないかな、という感じではあるが、それぞれの章ごとに解説があって、その分析されている感じは嫌いではなかった。
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ホラー短編集。短編ごとに解説が入っていて、すぐ次に切り替わらず、ホラー特有の余韻が楽しめてよかった。「世にも奇妙な物語」のタモリさんと同じ現象。 一話一話ちょうどいい文量でジャンルもバラバラなので、好きなホラージャンルを探すのにぴったりの本。
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ホラーはなぜ怖いのか、ホラーのなかにあるジャンルとは。ということを解説しながらそのジャンルの短編を収録した解説書兼アンソロジー。澤村伊智さんが執筆陣にいたので読んでみた。 私は以前から自分のなかに”おもしろい”と思うホラーと”そんなおもろくないな”と感じるホラーがあって、どういう...
ホラーはなぜ怖いのか、ホラーのなかにあるジャンルとは。ということを解説しながらそのジャンルの短編を収録した解説書兼アンソロジー。澤村伊智さんが執筆陣にいたので読んでみた。 私は以前から自分のなかに”おもしろい”と思うホラーと”そんなおもろくないな”と感じるホラーがあって、どういうホラーだとおもしろく感じてどういうホラーだとおもしろくないと感じるのか気になっていた。 ホラーにジャンルがあるらしいことは知っていたけど本屋でも図書館でも〇〇ホラー!とカテゴリ分けされていることなんてないわけで。 だからこの本を読んでホラーのジャンルや実際の作品の手触りがわかってよかった。 私は心霊ホラーと怪談、モキュメンタリーホラーはたぶん感覚にあってるんだろうなと思った。どれもおもしろかった。 逆にそれ以外、特にモンスターホラーはあまり怖さも感じなかったかも。ゾンビ系もつまらんと思うタイプだしな…。ホラージャンルに親しんでみたいけど、どういうやつから手を取ればいいかわからん!という人にもおすすめ。よきガイドでした
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14歳を対象としたホラー入門短編集です。 大人が読むと芯からゾッとする、とまではいかないかもしれませんが、面白かったです!
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そんなにホラーは得意ではないが、ジャンル特化型に興味が湧いたのと、YAだったらめちゃめちゃ怖いことはないのでは…と思い切って。 確かに、怖すぎずまず安心。 あとは、ホラーの類型なんて考えたことがなかったけど、巻末にあるジャンル別のブックガイドがよかった。 紹介されている本のラ...
そんなにホラーは得意ではないが、ジャンル特化型に興味が湧いたのと、YAだったらめちゃめちゃ怖いことはないのでは…と思い切って。 確かに、怖すぎずまず安心。 あとは、ホラーの類型なんて考えたことがなかったけど、巻末にあるジャンル別のブックガイドがよかった。 紹介されている本のラインナップをみて、自分がどうやら心霊ホラーと怪談がダメだとわかったり。 逆にシチュエーションホラーはお好み。
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澤村伊智さんと雨穴さんが目当てで読みました。 特に雨穴さんの「告発者」が好みでした。 自分は、読んでる間はホラーのジャンルなど意識していないので、このようなジャンル分けはあまり意味がないのですが、初めてホラーを読んでみようという方には良いですね。
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「14歳の世渡り術」というシリーズで(たぶん)はじめて編まれた小説のアンソロジー。 ホラージャンルを「5W1H」に分け、今をときめくホラー作家たちに執筆を依頼、編者の株式会社闇代表・頓花聖太郎(とんかせいたろう)さんが、各短編に解説をつけた。 ホラーのジャンルというものは細分化さ...
「14歳の世渡り術」というシリーズで(たぶん)はじめて編まれた小説のアンソロジー。 ホラージャンルを「5W1H」に分け、今をときめくホラー作家たちに執筆を依頼、編者の株式会社闇代表・頓花聖太郎(とんかせいたろう)さんが、各短編に解説をつけた。 ホラーのジャンルというものは細分化されていて、読者の好みのホラージャンルもさまざま。 このアンソロジーでは読んでいくうちに読者お好みのホラージャンルが見つけられるようになっている。 いわば読者とホラーのマッチングアプリならぬ、マッチングブックだ。 私はオカルトホラーとモンスターホラーが好きだと判明。 芦花公園さんの『終わった町』は、文体も展開もうつくしい、と感じた。どんどんバッドエンドに向かっていく展開がゾクゾクした(←ヘンタイ!)。その後、自分もだいぶ厨2病だな、と思った。 平山夢明さんの『さよならブンブン』は、爽快さと切なさがあるホラー。猫好きは、泣くかも。 各話のあとの解説が的を得ていて、どこが怖いのか、を、きちんと説明しているのがいい。 ホラー苦手だけど挑戦してみよう!という勇者は解説を先に読んでもいいとのアドバイスがある。 「14歳の世渡り術」シリーズにこの解説付きホラーアンソロジーを入れた理由を考えてみる。 これから、怖いことや、理不尽なことにたくさん遭遇する14歳に、怖いものを怖がってばかりではなく、しっかり分析し、対峙してほしいという願いがあるのかもしれない。 自分の「怖いもの」をみつめることで、見えてくるものもあると思うから。 巻末のホラージャンル別ブックガイドもうれしい。
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