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小山さんノート の商品レビュー

3.1

35件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    4

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2026/03/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ひとの日記を盗み見ているようであまりいい気がしなかった。堂々巡りをしているようで、読んでいて辛かった。 もっと辛かったのは女性が一人で生きて行くには辛すぎる環境で、なぜそこを選んでしまったのか?なぜ抜け出さなかったのか? 詮ないことですが、とても辛かった。

Posted byブクログ

2025/11/14

読み進みながら状況が変わらないこととどこに向かおうとしているのかとりとめが無い様な気がしてきて、100ページにも満たないところですが、中断します。また気が変われば読んでみたりするかも。

Posted byブクログ

2025/11/10

小山さんという女性がホームレス生活を送っている状態をノートに書いたものを数人がパソコンで製本にしたものである。一般のフィールドワークが、ホームレスを外から見るのにたいして、この本は自分の記録を記載したノートを周囲の人がまとめたものであるために、自分の心情があますところなく示してい...

小山さんという女性がホームレス生活を送っている状態をノートに書いたものを数人がパソコンで製本にしたものである。一般のフィールドワークが、ホームレスを外から見るのにたいして、この本は自分の記録を記載したノートを周囲の人がまとめたものであるために、自分の心情があますところなく示している。  大変な経験の記録である。

Posted byブクログ

2025/10/01

完全に個人の日記のようなもので、死後に有志によってテキスト化されて書籍にもなってしまうのだがら凄い。本人の了承が得られていないことは置いておく。 彼女の生き方にどーのこーの言える立場ではないが、よくぞ10年以上も路上テント生活を送れたと思う。女子なのにとか言うと怒られるのか。 ...

完全に個人の日記のようなもので、死後に有志によってテキスト化されて書籍にもなってしまうのだがら凄い。本人の了承が得られていないことは置いておく。 彼女の生き方にどーのこーの言える立場ではないが、よくぞ10年以上も路上テント生活を送れたと思う。女子なのにとか言うと怒られるのか。 私が経験がないためよくわからない所もかなりあって想像しながら読む。日記の自筆は達筆である。毎日、今日はどうやって食べていくか、どこで寝るのかという事に心血を注がなくてはいけない生活は気が休まらなかったことだろう。パートナーと離れたいが離れられないのもメンタル面でも自立という点でもさぞキツかったろう。 そんな中、小山さんにとってほとんど唯一の安らぎが喫茶店で日記を書くこと。これを最後まで貫き通した彼女は自分を諦めてはいなかったのかなと想像する。ただ私にはそこまでの極限状態まで追い込まれた事がないので想像するだけなんだが。 ノートに書いていたが、何らかの方法でお金を稼ぎたいとは思っている(働きたくない訳ではない)が普通の働き方は出来ないと。となると書くことで生計をたてられたら良かったのだろう。 残念なのは福祉とうまく連携されなかったとこなのかなぁ。本人も何度か役所に足を運んでいるのだが体よくつっぱねられていてそこを読むのは辛い。そしてパートナーの暴力と支配、辛い。支配されちゃうと逃げるのは難しいだろうから。 本の中では彼女の人生のテント生活の場面が全てで、生い立ちや背景はハッキリとは全然わからなくて感情移入がしづらかったかなぁ。でもこういう環境下ではお互いにもそういう話はしないものなのかもしれない。ましてや日記ならなおさらか。

Posted byブクログ

2025/09/28

ホームレスの小山さんが書き綴った膨大なノートを文字起こししたもの。そこに広がるのは貧困の中に息づく力強い文学的な思索。 ----------- 一部の間で話題になっていた本書ですがようやく読めました。しかしこれには度肝を抜かれた思いでした。ホームレスが残したノートは主客が曖昧で内...

ホームレスの小山さんが書き綴った膨大なノートを文字起こししたもの。そこに広がるのは貧困の中に息づく力強い文学的な思索。 ----------- 一部の間で話題になっていた本書ですがようやく読めました。しかしこれには度肝を抜かれた思いでした。ホームレスが残したノートは主客が曖昧で内容もわかりづらい、読みにくい文章です。が、なぜか目を逸らさせないような力があって、ぐいぐい引き込まれてしまいます。 貧困や暴力、死別を乗り越えて文章や踊りや周囲のことに目を向け、綴る文章には明らかに芸術・文学が宿っていて、そういったものは時も場所も立場も関係なく生まれるものなのだな、と思えてよかったです。本当に、惜しむらくはご存命のうちに評価されてほしかった。 ところで本書の前書きには「小山さんは達筆で文章を解読するのに手間がかかる」と書かれていて、それはどんな「達筆」なんだと思っていたら本当に芸術的な達筆でした。あれは文字起こしせずに文字そのものを鑑賞する読み方もできそう。それも含めて、本当に生前に見出されなかったのが悔やまれます。

Posted byブクログ

2025/09/06

ホームレス女性の膨大な日記を書き起こした本。 ・読みはじめの頃は、資本主義を生きる人間として、何かを生産できない/生産しない状態にいることの意味を考えた。  小山さんは、若い頃から賃金労働を持続しない、女性として結婚したり子を産まない状態を経て、40代以降、ホームレスになってい...

ホームレス女性の膨大な日記を書き起こした本。 ・読みはじめの頃は、資本主義を生きる人間として、何かを生産できない/生産しない状態にいることの意味を考えた。  小山さんは、若い頃から賃金労働を持続しない、女性として結婚したり子を産まない状態を経て、40代以降、ホームレスになっていった。今の社会で労働もせずに、さらに結婚とか子を産まずに、人間的に生きていく可能性はあるだろうか。それは不可能かもしれないと思った。労働や出産は、資本主義社会において新たな生産を意味し、もしそのいずれも向いていない、やりたくない人がいるとしたら、到底生きていけないと小山さんを見ながら思った。 ・小山さんは自己愛性人格障害ではなかっただろうか。  途中からこの違和感がずっとあった。ホームレスになる前もその後も、自分の境遇に合わない憧れ、外国への憧憬、現実とは懸け離れている自己認識、色々な違和感があった。 ・一方、フェミニズム批評のテキストとして見ることも、無理があると感じた。  ホームレスやDVもあるから、読み方として資本主義社会に生きることや女性主義のテキストとして解釈する試みもできるだろうが、そのような見方で見るにも物足りない内容じゃないか。それは文から伝わる小山さんの性格から起因するものだと考える。  資本主義社会から遠ざかり、代案的な生き方をする選択も可能だっただろうが、多分、小山さんの性格からそれはオプションになかっただろう。大都市を憧憬し、行ったこともない外国や貴族的な文化を愛した。それらすべてが、まさに資本主義社会が生んだものなのに。 ・ベーシックインカムが実現したら、どうだろう。小山さんのような人々を救えるんじゃないか。しかし世の中の人々は、2:6:2の比で出来ている。ベーシックインカムが導入されたら、ボリュームゾーンの6に属する多くも「生産しないで生きる主義」に傾いてしまうのではないか。  

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2025/08/25

書くこと、って大事なことだと思います 誰にも言えない思い、でも吐き出したいこと、それらをただ溜め込んでいたら自分自身が駄目になる だからこそ、書いて吐き出していくことって本当に大事 私もそれに救われました 苦しさや辛さ、生きていくことの大変さ そういったことが書かれている中に、ふ...

書くこと、って大事なことだと思います 誰にも言えない思い、でも吐き出したいこと、それらをただ溜め込んでいたら自分自身が駄目になる だからこそ、書いて吐き出していくことって本当に大事 私もそれに救われました 苦しさや辛さ、生きていくことの大変さ そういったことが書かれている中に、ふと見られる希望や光 それを信じながら、それを頼りに 自分を見失わないように生きていく この時代、今よりも性差が大きかったと思うので女性のホームレスは今よりも大変だったことと思います(もちろん今も) 社会で生きていくことが難しく、絶望しながらもそれでも力強く生きていきたい そんなノートの記載には、胸を打たれるものもありました 星なんてつけるような本じゃないだろう そう思いつつ、つけてみた次第です

Posted byブクログ

2025/08/02

大変な読書だった。 小山さんというホームレス女性が書きつづったノートの一部を掲載した作品。小山さんのノートの前後に、そのデータ化をしたワークショップのメンバーのエッセイもある。 路上生活者であり、女性である、社会的にかなり弱い立場の小山さんだが、気高くて強い自分を持っている。そ...

大変な読書だった。 小山さんというホームレス女性が書きつづったノートの一部を掲載した作品。小山さんのノートの前後に、そのデータ化をしたワークショップのメンバーのエッセイもある。 路上生活者であり、女性である、社会的にかなり弱い立場の小山さんだが、気高くて強い自分を持っている。そして言葉も。 言葉を書きつづることが小山さんにとって生きる糧になっていて、書かれている言葉からも、小山さんの感受性の鋭さがうかがえる。喫茶店に入って自分を取り戻すことで、日々の厳しい生活を乗り越えていったのだろうとわかる。 ホームレスの生活は想像もできない。けれど、こうして文字で読むことで、知らなかった世界を知ることができた(もちろん全てではないけれど)。 ホームレスになってしまってから、社会復帰を目指すことはむすがしい。どうしたら彼らを救うことができるのか、考えなければいけない問題だと思った。

Posted byブクログ

2025/07/24

ワークショップで頑張って書き起こした方々には本当に申し訳ないが、「本」として面白くなかった。私が求めていた内容じゃなかった。 また、小山さんに対しても共感や同情も湧かなかった。 思う所はたくさんあるが、書くと批判的な内容ばかりになるのでやめておく。

Posted byブクログ

2025/05/20

確かブクログでおすすめされていたので図書館で予約して読んでみましたが様々な意味でひたすらにしんどい内容でした。 公園でテント生活をしていた女性が書き残していた膨大な日記というと聞いたことがないし、そのような境遇に生きる人が日々何を思い、どんな日常を過ごしているのかというのを知るき...

確かブクログでおすすめされていたので図書館で予約して読んでみましたが様々な意味でひたすらにしんどい内容でした。 公園でテント生活をしていた女性が書き残していた膨大な日記というと聞いたことがないし、そのような境遇に生きる人が日々何を思い、どんな日常を過ごしているのかというのを知るきっかけにはなるものの、知らないなりにも想像していた以上の内容は記されていなかったと思う。 250ページくらいある日記はほとんど同じ内容の繰り返し(同居の男性の暴力、お金がない、喫茶店、拾い物、食べ物の内容、テントのこと、公園のこと)で、そもそも内容もしんどいのに繰り返すことで更にしんどい。 行政に頼ることに強い抵抗があったようだし、しかしテント生活は望んだものではないと書いてあった。 それならここに記された以外に小山さんが小山さんらしく生きる方法は、他にもあったような気がする。そう生きるための最善がこれではなかったはずだと思います。 小山さんが誰のためでもない、自分が自分として生きるために書くことが必要だったのは分かったし、あのような生活の中で書き続けられたこともとてもすごいと思うけれど、私はこの本はお金を出して買おうとは思わない。

Posted byブクログ