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恋できみが死なない理由 の商品レビュー

3.7

34件のお客様レビュー

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2024/02/11

自分にはストンと落ちにくい文章だったから、同じページを2回以上読み直した。読み直してもわかりたいと思うような文章だった。 すごく読むことに疲れたし、全部読みきれなかった。

Posted byブクログ

2024/02/07

タヒさんの詩は言わずもがな、エッセイも大好き。 分かるところも分からないところもあって、美しいな、と思ってしまう。私もそうありたいな、と思ってしまうんだけど、こんな考えの人から距離をとるだろうな、と思いながら、やはり好きだなと考えてしまう。

Posted byブクログ

2024/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

分からないということ。 私はあなたのすべてを理解することはできないし、あなたも私のすべてを理解することはできない。分からないから、私たちは分かり合おうとする。その過程そのものが愛で、そんな愛は美しいと思う。 本書では、そんな「分からなさ」に対する寛容さが一貫して示されていたように思う。 分からなさを愛すること、私の知らないあなたを愛すること、変わっていくあなたを愛すること。未来は分からない、今と同じか、もしかしたら真反対かもしれない。それでもただ、今は好きだと、胸を張って、優しく囁くように言えたらいい。そんなメッセージが込められていた。 分かり合うために言葉を使う。けれど、言葉が同じでも、それぞれ違うものを抱えているのかもしれない。言葉というものの、便利さ、そして、鋭さ。そんな確固たる曖昧さをもって、私たちは様々に言葉を使う。言葉を紡ぎ続けてきた最果タヒさんだからこそ、そういう言葉の側面に触れられているのかもと思った。

Posted byブクログ

2024/01/28

自分もそう思ったことがあるって「同じ」が見つかったけど、その「同じ」に対して思っていた気持ちとか思い出は「同じ」ではなくて、そういう違いが分かるってのも言葉にしているからだと思う。でも、言葉にすることで相手と違うんだってことが分かっちゃう。それって今の同じであることが幸せ、仲間、...

自分もそう思ったことがあるって「同じ」が見つかったけど、その「同じ」に対して思っていた気持ちとか思い出は「同じ」ではなくて、そういう違いが分かるってのも言葉にしているからだと思う。でも、言葉にすることで相手と違うんだってことが分かっちゃう。それって今の同じであることが幸せ、仲間、友達、恋人って枠の中では異物なことだから言葉は凶器であり暴力なんだなと気づいた。相手と同じでなくていいけど、同じ部分が見つかって、それぞれの言葉で互いに話し合えるのであれば、私はそれが幸せなんだと思う。

Posted byブクログ

2024/01/27

やっぱりこの方は思考が深くて文を解読するのが難しい。具体的のようで抽象的というか「結局、どういうこと?」となることが多い。でも"最果タヒの本"が好きなのでまた別の作品も読むと思う(これは2冊目)。次は無理に理解しようとせず気楽に読もうかな。

Posted byブクログ

2024/01/21

感覚が一緒でも考え方が、わたしとタヒ氏はずっと違う、タヒ氏は美しいな わたしに取って確かだった言葉は、 「ただ私はわからない存在であることを、「わかって」ほしかった。それでいいと、許してほしかった。」

Posted byブクログ

2024/01/17

読み終わったのが寂しくなる 毎日おしゃべりするような気持ちで読んでいた 私だけじゃないんだ、あ〜わかる〜の連続

Posted byブクログ

2024/01/11

私には合わなかった。私にはよくわからないところが多くて、なかなか頭に入ってこなかった。午前中のスッキリした頭で読むべきだったのかも。 でも一番最初の「一生じゃない好き」は面白かった。彼女の考える愛は、私がこれまでの人生で考えたこともないし触れたこともないものだった。確かに嫌いよ...

私には合わなかった。私にはよくわからないところが多くて、なかなか頭に入ってこなかった。午前中のスッキリした頭で読むべきだったのかも。 でも一番最初の「一生じゃない好き」は面白かった。彼女の考える愛は、私がこれまでの人生で考えたこともないし触れたこともないものだった。確かに嫌いより好きの方が理由を言いにくいのは、好きだからこそ知らないことを実感しているからなのかもしれない。

Posted byブクログ

2023/12/31

コミュニケーションとは、わかりあうためのものではなく、わかり合えなさを互いに受け止め、それでもなお共にあることを受け入れるための技法

Posted byブクログ

2023/12/23

すごくわかると思う話もあれば、まったくわからない共感できない、という話もあって、すべてを分かり合えなくてもいいと言ってもらえて安心しました。こういう考え方をして生きている人がいるんだな〜と思いながら読むのが楽しい。私と同年代だから余計にそう思うのかもしれない。手元に置いておいて好...

すごくわかると思う話もあれば、まったくわからない共感できない、という話もあって、すべてを分かり合えなくてもいいと言ってもらえて安心しました。こういう考え方をして生きている人がいるんだな〜と思いながら読むのが楽しい。私と同年代だから余計にそう思うのかもしれない。手元に置いておいて好きなときにパラパラと読み返したい本です。言葉を扱う人らしく言葉に関するお話や相互不理解、震災、青春、美容の話などいろいろ、好きです。 好きな話→ 一生じゃない好き/マイ・スイート・派手/二度寝の代わりの朝マック/VS「今読むべき本」/遠くて他人のスーパーヒーロー/私未満をやめたくて/普遍より最高でいて/愛は全部/今日も、あの歌は歌われる。/私をきみの黒歴史にして。/飽きてOK/必ずきみが愛さなくちゃいけない人なんて、いない。と、愛して、伝えたい。/主人公になれない人生/阪神淡路島大震災/感傷が嫌/花だよ/ 好きなのいっぱいあった!

Posted byブクログ