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椿ノ恋文 の商品レビュー

4.4

273件のお客様レビュー

  1. 5つ

    124

  2. 4つ

    110

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2024/07/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ツバキ文具店シリーズ第三弾。前作を読んでから時間が経ち過ぎていて、フランスに行ってしまったバーバラ婦人、男爵、ミツローさんやQPちゃんは覚えていても、他はだいぶ忘れてしまっていた。いつの間にか鳩子は、3人の子の親になってるし!近いうちに前のシリーズも読み返したい。 代書屋としての仕事ぶり、お隣さんとのやり取り、先代の秘められた恋発覚からの、伊豆大島への旅。とても読み応えがあった。でもこの話のいちばんは、やはりQPちゃんとのアレコレかな!あの可愛かったQPちゃんの反抗期には私もショックで、鳩子以上に悶々としてしまい、それだけに、伊豆大島からの話の展開はもう、胸熱。泣いた泣いた。QPちゃん、大好きだよ、と私も叫びたくなった。 昨年、鎌倉へ小旅行をしたのだけど、また行きたいなー。伊豆大島へも行ってみたい。第四弾、待ってるよ!

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2024/07/28

じぶんの反抗期の頃を思い出して、親ってこんな気持でいたのかな、と考えながら読み進めました。本に出てくるお寿司やパンがどれも美味しそうで、調べると実際に買えるそう。今すぐにでも鎌倉に行きたくなること間違いなしな本です。

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2024/07/23

心が軽くなる作品でした たとえどんなことがあったとしても、生きていてくれさえすれば、またいつか、きっとどこかで会えるのだから。

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2024/07/22

今回も代書の部分には胸が詰まりました。 どの手紙も想いと書体の調和が何とも言えなくて。 その中でも、QPちゃんからの手紙の部分には思わずうるうるしてしまった。

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2024/07/22

「ツバキ文具店」第3弾。 主人公の鳩子が結婚出産を経て代書業を復帰するところから始まる。 鳩子の祖母である先代のショッキングな過去、新しいお隣さん、娘となったQPちゃんとの関係など日常や、非日常の物語が心地よかったり、ワクワクしたり、やっぱりツバキ文具店は面白い。代書の仕事は、た...

「ツバキ文具店」第3弾。 主人公の鳩子が結婚出産を経て代書業を復帰するところから始まる。 鳩子の祖母である先代のショッキングな過去、新しいお隣さん、娘となったQPちゃんとの関係など日常や、非日常の物語が心地よかったり、ワクワクしたり、やっぱりツバキ文具店は面白い。代書の仕事は、ただ文章を書くだけじゃなく、その人になったつもりで筆跡、便箋、内容を考える。いろんな筆跡を見ることができるのも魅力。第4弾が出るといいなぁ。

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2024/07/19

 「ツバキ文具店」、「キラキラ共和国」を泣きながら読んだ記憶はあるのだが、話の内容をほぼ忘れていることに愕然とした。 3冊目を読んでも細かいエピソートは思い出せなかった。それよりも本を読んで友と旅した鎌倉の記憶の方が鮮明に思い出された。 なぜか大島椿シャンプーを使い始めたタイミン...

 「ツバキ文具店」、「キラキラ共和国」を泣きながら読んだ記憶はあるのだが、話の内容をほぼ忘れていることに愕然とした。 3冊目を読んでも細かいエピソートは思い出せなかった。それよりも本を読んで友と旅した鎌倉の記憶の方が鮮明に思い出された。 なぜか大島椿シャンプーを使い始めたタイミングだったので伊豆大島の椿だったのか、と変なところで合点がいった。 私も我が子に手紙を書いて謝りたいことがたくさんある。生きているうちに言えるだろうか、書けるだろうか。

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2024/07/14

「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」と続けて三作読むことができ、先代、ぽっぽちゃんそれぞれの想いがあちこちから伝わって来た。 前作までは少しハラハラすることもありつつも全体としてはほっこりした心温まるストーリーと言った感じ。 こちらは、ぽっぽちゃんが母としての様々な苦悩が滲みつつ...

「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」と続けて三作読むことができ、先代、ぽっぽちゃんそれぞれの想いがあちこちから伝わって来た。 前作までは少しハラハラすることもありつつも全体としてはほっこりした心温まるストーリーと言った感じ。 こちらは、ぽっぽちゃんが母としての様々な苦悩が滲みつつ、それを四苦八苦して乗り越える姿が描かれていて、前作よりも深みを感じる。 どんな母達も子どもと理解し合いたいと思いながらも知らぬ間に毒親になってしまうんだろうなと思う。ましてや血が繋がっていない親子であればその苦悩は計り知れない… 先代の想いを昇天させようとしたことがきっかけで、QPちゃんとの関係性も修復することができて、なんだかひと安心。 表紙の島の絵に続き、伊豆大島の案内図を見つけて、大島でどんな旅をするのかなと期待を胸に… 伊豆大島の魅力もたくさん盛り込んでいて、ぜひ椿の季節にいつか娘と二人で訪れてみたい!

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2024/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久々のツバキ文具店シリーズ。 あれ?ぽっぽちゃんが、力強い女性になってる? 時間経過で、私のイメージが変わったから?いやいや、やはり母は強し。QPちゃんの下に、小梅と蓮太郎まで生まれて、可愛いだけじゃいられないよね。 下の子も小学生になり、代書業を再開するぽっぽちゃん。今までに出て来たお馴染みメンバーもちらほらやってきます。 久しぶりの1通は仲良し義母の料理に、髪の毛が入ってた事を伝えたい。 次は余命いくばくもない母から娘に、結婚祝いの言葉を。リストラの際の退職届の代書や、ドッグフードの広告文など多忙を極める。 そんな中、先代の愛した人の親戚が、先代が送ったラブレターを持参して訪れる。鳩子の家にも、先代が受け取ったラブレターを発見し、先代の女としての一面をしる。 先代のラブレターを供養する為、ゆかりの伊豆大島に渡る鳩子。翌日には反抗期真っ只中だったQPちゃんも合流し、母娘のささやかな時間が流れる。 人生は一度きりだから、思いっきり楽しんだらいい。バーバラ婦人の言葉を胸に、時に悩みながら生きようと!

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2024/07/11

『ツバキ文具店』、『キラキラ共和国』に続くシリーズ第3弾。鎌倉で文具店+代書屋を営むポッポちゃんこと鳩子の物語だ。連作短篇集だと思っていたが、連作っぽい長篇だった。 前作・前々作を読んだのは5年前なので、レギュラーメンバーの名前はわかっても、詳細な出来事までは覚えていなかった。そ...

『ツバキ文具店』、『キラキラ共和国』に続くシリーズ第3弾。鎌倉で文具店+代書屋を営むポッポちゃんこと鳩子の物語だ。連作短篇集だと思っていたが、連作っぽい長篇だった。 前作・前々作を読んだのは5年前なので、レギュラーメンバーの名前はわかっても、詳細な出来事までは覚えていなかった。それでも、このほんわかとした空気感は思い出した。 先代亡き後、独りで頑張っていた鳩子が、家族に囲まれている絵は微笑ましい。いいことばかりではないけれど、それもまた人生。苦くて甘い日々は続いていく。

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2024/07/07

前作から間が空いてしまったので、登場人物の関係性を思い出すのに時間がかかった。あんまり自分の身内の恋愛ごとは私だったら知りたくないかなぁ。

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