代理母、はじめました の商品レビュー
近未来の設定で物語は始まるのですが、何とも想像し難い設定で、物語を読み進めている間も、あれ?現在のこと?やっぱり近未来?と何度も思考が行き来して、なかなか内容がしっくりと入って来なかったのですが、端的にまとめると、近い未来、日本も今のような日本ではなくなってしまっている可能性があ...
近未来の設定で物語は始まるのですが、何とも想像し難い設定で、物語を読み進めている間も、あれ?現在のこと?やっぱり近未来?と何度も思考が行き来して、なかなか内容がしっくりと入って来なかったのですが、端的にまとめると、近い未来、日本も今のような日本ではなくなってしまっている可能性があり、混沌とした世の中にあって、子供が欲しいと思う様々な状況の人々の代わりに、ギブアンドテイクの精神で、自らのお腹を他人に貸し、それにより生計を立てる女性が多く出てくるという話で、代理母という仕事が、世間一般にも広く浸透し、女性が自ら生計を立てる上でも、重要な役割を担う仕事になるのではないかという、新たな社会の在り方を提示した小説であるということではないかと思いました。
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代理母には肯定的だと思ってたあたし。金銭は発生するけどWin-Winならいいと思ってたし、ユキたちの活動がないと日本の制度が変わらない。 でもやっぱり細かいところが気になる。 日本でまだ認められていない今、代理母になった人は産休は取れるのだろうかとか、代理母から産まれても依頼者の戸籍にちゃんと入れるのだろうかとか、整備しなければならないところはたくさんあるんだろうな。 そのうち、出産が嫌だから代理母頼もうとか言う人出てきそうだよ。 子どもが欲しいのに何かしらの正当な理由で産めない人にとって、良い制度になって欲しいと願ってやまない。
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「子どもが欲しい」と願う人と、貧困に苦しむ女性が手を繋いだら? 近未来を舞台に、代理出産という命のタブーに鋭く切り込んだ問題作!〈解説〉山田昌弘
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垣谷さんの本のタイトル、どれも付け方がうまいなぁ、と感心する。本書もそう。「えっ、代理母ってどうゆうこと?そんなことはじめられるの?」と読みたくなる #代理母、はじめました (文庫) #垣谷美雨 23/10/24出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本...
垣谷さんの本のタイトル、どれも付け方がうまいなぁ、と感心する。本書もそう。「えっ、代理母ってどうゆうこと?そんなことはじめられるの?」と読みたくなる #代理母、はじめました (文庫) #垣谷美雨 23/10/24出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 https://amzn.to/3FvbJ3L
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