神に愛されていた の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
認識の相違による両者の物事の感じ方の違いが面白かった。小説家が書く小説家の話ということで、わたしが見ることができない「小説家の世界」を覗けた気がして面白かった。
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女の光と闇。 歯車が狂ってしまったのはどこだったのか。 でもそれは狂ってしまった訳ではなく 必然の動きだったのかもしれない…。 作家という職業の苦悩だったり 相手が素晴らしいと認めながらも認めたくない そんな人間の嫌な心の動きだったり… 分からない世界であってもどこかわかって...
女の光と闇。 歯車が狂ってしまったのはどこだったのか。 でもそれは狂ってしまった訳ではなく 必然の動きだったのかもしれない…。 作家という職業の苦悩だったり 相手が素晴らしいと認めながらも認めたくない そんな人間の嫌な心の動きだったり… 分からない世界であってもどこかわかってしまうお話。 実は今もどこかでこの負の連鎖は 起きているかもしれないし、自分自身にも 起こっているかもしれない。 そんな風にも読み取れる。 これこそ神のイタズラ。神に愛されていた。 余韻が凄く暫く本、お休みしようかなと思うほどの、読後感。良。
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“_あなたは誰かを殺したいと思うほどの絶望を 味わったことがあるかしら…” 女にだけわかる、狂気_ 過剰な嫉妬は やがて強大な殺意へ… 新しく読む作家さんは ドキドキする!! 暗号のような目次から引き込まれ… その意味が分かってくると そのカウントダウンが進むにつ...
“_あなたは誰かを殺したいと思うほどの絶望を 味わったことがあるかしら…” 女にだけわかる、狂気_ 過剰な嫉妬は やがて強大な殺意へ… 新しく読む作家さんは ドキドキする!! 暗号のような目次から引き込まれ… その意味が分かってくると そのカウントダウンが進むにつれて 読む手が止まらなかった!! タイトルに隠された 深く切ない意味が分かったときは 心がぎゅっと締め付けられました 若くして作家デビューをはたし その才能と美貌で一躍人気作家へと 昇りつめた冴理 冴理の高校文芸部の後輩である 白川天音が 冴理の前に現れてから 全ての運命の歯車が狂いはじめる… 中盤以降でラストの展開が 想像できてしまったけど… それでも 冴理や天音が抱いた 羨望や絶望や希望など 心に刺さる言葉が 幾重も出てきて すんごい作家さんに出会ってしまった!! …と嬉しくなりました 装丁も美しくて…うっとり♡ ファンである日下明さんのイラストが より物語の世界観にマッチしていて… ますます嬉しくなりました!
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漏れなく登場人物の全員を大好きになった。 最後の『神に愛されていた』で鳥肌。 木爾チレンさんは本当にこうやって命を削って小説と向き合っているんだろうな、と安易に想像できた。
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作家さんの苦悩がひしひしと伝わって辛かった。ゼロから生み出す苦しみ、評価を維持し続けることへのプレッシャー。人との比較。プライベートとのバランス。全部伝わってきてつらかった。
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相手の才能に恋い焦がれた二人の女性作家。一人は純粋に愛し、一人は嫉妬に狂わされる。筆を断った彼女の口から愛憎の物語が回顧されていく。ただ最後の天音の日記は少し長かったかも。天音の気持ちは、冴理から語られる言葉で十分に伝わっていたから。それでもいろいろ伏線も回収できてストンと納得で...
相手の才能に恋い焦がれた二人の女性作家。一人は純粋に愛し、一人は嫉妬に狂わされる。筆を断った彼女の口から愛憎の物語が回顧されていく。ただ最後の天音の日記は少し長かったかも。天音の気持ちは、冴理から語られる言葉で十分に伝わっていたから。それでもいろいろ伏線も回収できてストンと納得できた。面白かったし読みやすかった。
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読みたいと思ってから半年以上は経ち、ようやく読むことが出来た1冊。 一気読みでした。 タイトルの『神に愛されていた』の伏線回収が見事でした。
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人の勘違い,すれ違い,行き過ぎた過剰な愛情は恐ろしい。初めて偏愛を見た。 神に愛されてなどいないと思い続けてきた主人公冴理。 死にゆく母からの解放,一途に連絡を寄越すファン,など神はいたのではないか?と、時々思うこともある。それらをやり遂げたのは人々から神・天使と呼ばれ、冴理が悪魔だと忌み嫌っていた白川天音だった。 タイトルの神とは白川にとっての冴理,花音、茉莉にとっての冴理、時が経って冴理は自分だけの神を見つけられたなら白川だったのではないかと思う。それぞれが愛し愛されていたらいい、愛に気がつくことができればどれほど良い事かと思わせられた。
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愛されていたことに気付かなかったどころか相手を恨んでしまうなんて、、とも思うが、これでは気付けないのが普通だろう。。悲しい
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作者、初読みです 小説に限らず、何かを作ったり産み出していくのは才能もしかり、すごく大変な作業だと思う 納得のいくものができるまで作り続けなければならないし、納得できてもそれが売れなければ評価されていないということになる 周りの言葉など関係ない そう思いつつも気になってしま...
作者、初読みです 小説に限らず、何かを作ったり産み出していくのは才能もしかり、すごく大変な作業だと思う 納得のいくものができるまで作り続けなければならないし、納得できてもそれが売れなければ評価されていないということになる 周りの言葉など関係ない そう思いつつも気になってしまう 恋愛などとは違った愛の物語
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