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めざせ!ムショラン三ツ星 の商品レビュー

3.8

64件のお客様レビュー

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2026/04/12

刑務所の管理栄養士によるノンフィクションである。題名の駄洒落が秀逸なので読んでみたら文章力が高く、面白いノンフィクションですぐ読めてしまった。ノンフィクションが面白いのは全く知らない題材、それを伝えることができる文章力、そして何かに対する情熱(この本では人間愛)の三要素が必要だが...

刑務所の管理栄養士によるノンフィクションである。題名の駄洒落が秀逸なので読んでみたら文章力が高く、面白いノンフィクションですぐ読めてしまった。ノンフィクションが面白いのは全く知らない題材、それを伝えることができる文章力、そして何かに対する情熱(この本では人間愛)の三要素が必要だがこの本は全て満たしていてる。  管理栄養士は献立を考えるのだが、調理はあくまで受刑者である。また調味料や器具そして予算まで様々な制約がある中でも、受益者(=受刑者)になんとか美味しいものを食べてもらおうとする努力は滑稽ですらある。  NHK でドラマ化されるそうなので楽しみである。

Posted byブクログ

2026/04/07

おもしろかった! こういう仕事があること、いろいろな人が携わっていること、知らないことがたくさん。 食って本当に大事。 作りやすく考えられたムショランレシピは参考になる✨

Posted byブクログ

2026/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

SNSで評判を見かけて、手にとってからあっという間に読み終えました。 刑務所での食事のことなど、なかなか接点のない世界を知ることができて興味深かったです。毎日異なる材料や作り方と向き合って、美味しい食事を作ることが更生になっていること、爽やかに書かれていて楽しく読めました。 また、著者が「ご家族が入所されている方にも知ってもらい安心して欲しい」と述べられていたのが印象的でした。 卒業された方が無事に社会復帰されることを、微力ながら応援しています。

Posted byブクログ

2026/03/01

この本の存在について考えさせられる、 不思議な一冊でした。 ドラマ化決定とかで気になったのと、 前に読んだ「死刑囚の理髪係」という本が 面白かったので、刑務所で働く人の 実態への興味で手に取りました。 刑務所に栄養士として着任した筆者の 日常がエッセイ的に綴られた一冊。 日々...

この本の存在について考えさせられる、 不思議な一冊でした。 ドラマ化決定とかで気になったのと、 前に読んだ「死刑囚の理髪係」という本が 面白かったので、刑務所で働く人の 実態への興味で手に取りました。 刑務所に栄養士として着任した筆者の 日常がエッセイ的に綴られた一冊。 日々、献立を考え、炊場で働く受刑者たちに 料理の指導をする。そんな毎日。 前半は、エピソードも、「みょうがを どこまでむけばいいか」って聞かれた、くらいの そんなに面白くないエピソードしかなくて、 書籍化するために刑務所で働いたのかな、 とさえ思ってしまった。 なにしろ、受刑者を「かわいい男子」とか 言ったりして、その軽さに途中で読むのを やめようと思ったくらいでした。 これで、「あ、刑務所ちょろいじゃん」って 思う人がいたらどうすんだろ、って感じで。 ただ、受刑者のためにカップ麺を取り入れようと したあたりからちょっとおもしろくなってきて、 最後のあとがき的なところで、この書籍化は 難航した、賛否両論があった、というところで ハッとさせられた。それでも書籍化したかったのは 理由があるのだろうと。栄養士として作る以上は “クサイメシ”はつくりたくない。そんな矜持が 感じられた。「被害者が見たらどうするんだ」って 思ってたけど、勝手に被害者を代弁して炎上させたり する、っていうこといっぱい起きてるし、 それと同じこと思ってたなーと気がついた。 第三者が被害者感情を勝手に慮る、という…。 そう考えると、筆者も受刑者に近い所で、 いろんなことを考えながら日々業務にあたってるし、 あらゆる局面でも食は大切だと伝えたい、というのは 真実の思いなんだろうな、と考えが変わった。 そういう意味で、不思議な一冊だったなー。 という感想です。

Posted byブクログ

2026/02/20

テレビドラマ化の記事で原作として紹介されていて気になった一冊。 「ムショラン」は、ミシュランと刑務所を合わせた著者の造語。刑務所で働く栄養士さんの仕事を描いた本だ。 印象に残ったのは、争いを避けるために料理はできるだけ均等に盛り付ける、という話。ほんの少しの差がトラブルにつな...

テレビドラマ化の記事で原作として紹介されていて気になった一冊。 「ムショラン」は、ミシュランと刑務所を合わせた著者の造語。刑務所で働く栄養士さんの仕事を描いた本だ。 印象に残ったのは、争いを避けるために料理はできるだけ均等に盛り付ける、という話。ほんの少しの差がトラブルにつながるからだという。 給食ではおかわりジャンケンをしたり、家では子どもの好きなものを多めによそったりするのが当たり前の環境で暮らしている私には、そのルールはどこか切なく感じられた。好きなものを好きなだけ、とはいかない世界。 それでも著者は、その制約の中で少しでも食事を楽しんでもらえるよう工夫を重ねている。 特殊な場所の話のはずなのに、「食べること」はどこでも人の心とつながっているのだと感じた。

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2026/02/10

全く知らない世界の事情を楽しく知れました。テンポも良く読みやすかったです。人間関係を構築してはいけない場所なので、事実と作者の感想のみで、逆にその奥にあるストーリーを想像してしまいました。

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2025/12/09

刑務所という公平性や予算を厳しく制約される中で、何とか美味しいものを食べてもらいたいという栄養士さんの思いと、受刑者である男子が厨房にて奮闘する姿、興味深かかった。受刑者には食を通して更生して普通の幸せをきちんと味わって欲しいなと思った。

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2025/11/13

とても勉強になりました。 刑務所の食事のイメージ少し変わりました。どんな相手であっても愛情と色々なアイデアで喜ばせる仕事はすごいと思いました

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2025/10/08

この本、小説だと思っていたがエッセイだったのか…とちょっとガッカリしつつ読んだら、面白かった! 私も栄養士の資格を持っているので、この著者のマインドは共感しかない。 語り口もユーモラスなのでとても読みやすく、オススメです。 ほとんど料理出来ない受刑者たちが、限られた時間での安全...

この本、小説だと思っていたがエッセイだったのか…とちょっとガッカリしつつ読んだら、面白かった! 私も栄養士の資格を持っているので、この著者のマインドは共感しかない。 語り口もユーモラスなのでとても読みやすく、オススメです。 ほとんど料理出来ない受刑者たちが、限られた時間での安全な大量調理をするために、やむを得ずレトルトや冷凍惣菜を使用している。 しかしそういったものは割高なので、提供量が少なくなる。 受刑者たちは、我々の想像よりはるかに食事を楽しみにしているので、美味しく少しでも量を増やして、腹持ちの良いものを。と著者が工夫して受刑者を指導し、手作りのものや新メニューを取り入れていく。 その姿勢が素晴らしいと思った。 前科のある人を色眼鏡で見てしまう気持ちは、正直私にもある。 人となりを知らなければ怖いなと思うし、その人が本当に更生しているのか疑ってしまう気持ちもある。 だけど、黒栁さんの 『被害者が加害者を恨んだり許せないと思ったりするのは当然。でも、この本を読んでいる大多数の人は第三者ではないだろうか』 という言葉にハッとした。 積極的にかかわらなくても、忌避する必要もない。 願わくば、出所後の人生に幸あらんことを。 と思った。

Posted byブクログ

2025/09/14

限られた制約のなかで、 栄養や施設機材、調理する人のスキルなど 条件を満たしつつ、 いかに喜ばれる食事を作るか、という工夫を感じた!!管理栄養士としてのプロさがすごい。 更生、ということの大事さも伝わった。第三者として受け入れられる自分であったらよいな、、

Posted byブクログ