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宙わたる教室 の商品レビュー

4.5

212件のお客様レビュー

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2024/02/26

あー、最後、泣けたなぁ。 定時制高校の科学部のお話。 定時制だから、年齢は様々。 みんな、それぞれ理由があって今この教室にいる。 高卒の資格を取りたいということであれば、通信制の高校でもいいのに、わざわ足を運んでくるのは何故なのか? 同じ教室の中の世代間の溝、定時制と全日制の生徒...

あー、最後、泣けたなぁ。 定時制高校の科学部のお話。 定時制だから、年齢は様々。 みんな、それぞれ理由があって今この教室にいる。 高卒の資格を取りたいということであれば、通信制の高校でもいいのに、わざわ足を運んでくるのは何故なのか? 同じ教室の中の世代間の溝、定時制と全日制の生徒の溝。それらが埋まっていく過程もグッとくるけれど、ただのいい話だけで終わっていないところがまたいい。 保健室の先生は誰が救えて誰が救えないかトリアージをしているし、科学部の顧問の藤竹も部を立ち上げる目的は実は個人的な理由があったりする。 でも、その先には生徒を思う気持ちがある。 保健室の先生も藤竹先生も、受け身でなく、自分から学ぼう、自分自身を救おうと思うことの大切さを教えてくれている。 とてもいいお話だった。大満足の一冊。

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2024/02/26

久しぶりの伊与原さん。 期待してたんだけど・・・青春科学小説で終わっちゃった、 というか、予想外がなくて。。。 藤竹顧問をもう少し、書き込んでほしかったかな。

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2024/02/25

定時制高校が舞台です。個性豊かな定時制の生徒が長所を活かします。 日本地球惑星科学連合の高校セッションでの発表を目標にストーリーが展開しますが、一筋縄ではいきません。キッチン科学実験と町工場の技術が掛け合わさるのが面白いです。オススメします。

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2024/02/23

選ぶ道やタイミングが少しでも違っていたら出会わなかった4人が、悩み苦しんで、もがいて、お互いを知り、自分と向き合い、1人1人が主人公になっていく姿に、何度も涙しました。 藤竹先生のような、気付いてくれる人、知ろうとしてくれる人と、本当はもっと早く出会えていたら、良かったのかも知...

選ぶ道やタイミングが少しでも違っていたら出会わなかった4人が、悩み苦しんで、もがいて、お互いを知り、自分と向き合い、1人1人が主人公になっていく姿に、何度も涙しました。 藤竹先生のような、気付いてくれる人、知ろうとしてくれる人と、本当はもっと早く出会えていたら、良かったのかも知れないが、果たして、私はそんな人と出会えているのか?未だに出会えていないのではないかと、4人が羨ましくなりました。 4人は、藤竹先生に出会えた、たくさんの経験を経て仲間になれた!最後は、清々しい気持ちで読み終えました。

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2024/02/23

2024年12冊目 伊予原新さん/宙わたる教室 定時制高校の「科学部」を舞台にした、色々な背景を持った生徒達の再生の物語。 「自分が夢中になれるもの」を探してみたくなりました。 今更ですが…(笑) #読了

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2024/07/05

学びたい、好奇心、自分を変えたい。きっかけはそれぞれだけど、みんなに共通しているのは、科学部に入って動いたということ。そこで自分の居場所、役割を見つけたこと。その舞台が、私たちには未知や憧れの世界である火星や宇宙というのが、この本の醍醐味だ。しかも空想ではなく、実例があるというの...

学びたい、好奇心、自分を変えたい。きっかけはそれぞれだけど、みんなに共通しているのは、科学部に入って動いたということ。そこで自分の居場所、役割を見つけたこと。その舞台が、私たちには未知や憧れの世界である火星や宇宙というのが、この本の醍醐味だ。しかも空想ではなく、実例があるというのが頼もしい。伊達じゃない、日本の定時制高校。

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2024/02/18

実話をもとにした作品のようで、とてもわかりやすく書かれていることが推察できるが、私の理解力の乏しさを実感。 識字障害を「文字がつかまらない」というのはしっくりきた。

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2024/02/19

生徒たちそれぞれの事情に描く一章ずつが繋がり トラブルや困難を乗り越えて彼らの心が一つに… という青春小説の王道のようでありながら 舞台は定時制高校 そこで出会った先生の ある「実験」に 個性豊かな生徒たちが導かれていく 著者の持つ科学や地球惑星物理学と言った 専門性が存分に...

生徒たちそれぞれの事情に描く一章ずつが繋がり トラブルや困難を乗り越えて彼らの心が一つに… という青春小説の王道のようでありながら 舞台は定時制高校 そこで出会った先生の ある「実験」に 個性豊かな生徒たちが導かれていく 著者の持つ科学や地球惑星物理学と言った 専門性が存分に生かされた物語 事実に基づいて構想を練られたというところも 興味深い その専門性が凡人には難解な部分がありつつも 読み進める力をくれるのは「実験」を見つめる 先生の冷静で優しい雰囲気のおかげかな? いくつになってもどんな環境でも 学びたいという気持ちは自分を強くする 導いてくれる人との出会いも大切 そんな人に出会った事に気づける自分でありたい

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2024/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東京・新宿にある都立高校の定時制。 そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。 負のスパイラルから抜け出せない21歳の岳人。 子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。 起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。 中学を出てすぐ東京で集団就職した70代の長嶺。 「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、学会で発表することを目標に、「火星のクレーター」を再現する実験を始める――。 (アマゾンより引用)

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2024/02/17

学校には何もかもがある。 あとは自分次第。 その具体例ともいえる小説。 めちゃくちゃ面白かった。 一言で定時制といっても、 そこに通う生徒の背景は、全日の比ではない。 でも、教師にとっては生徒だし、 生徒にとって友達は友達。

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