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どう生きるか つらかったときの話をしよう の商品レビュー

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65件のお客様レビュー

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2024/05/20

宇宙飛行士という職業柄、死と隣り合わせの場所で、何度も死を覚悟しながらも地球へと生還した野口さんの言葉は、とても重みがあり心に響いた。どう生きるか、残された命をいかに使うか、そろそろ自分も考えていきたい。

Posted byブクログ

2024/05/20

自分のアイデンティティを自分軸で決めるということは、就活の自己分析でも指摘されることだし、コテンラジオでもよく言われてることだし、起業家の書籍とかにもよく書かれていることで、その方法として、好きなことや嫌なことの棚卸しをするということまで、だいたい共通項が多い。ただ、本書は宇宙飛...

自分のアイデンティティを自分軸で決めるということは、就活の自己分析でも指摘されることだし、コテンラジオでもよく言われてることだし、起業家の書籍とかにもよく書かれていることで、その方法として、好きなことや嫌なことの棚卸しをするということまで、だいたい共通項が多い。ただ、本書は宇宙飛行士という人類の中でも希少な経歴をもちながら、10年間も悩み続けたという著者だからこその説得力がある。 野口さんと同列に自分自身を語るのは烏滸がましい限りだが、単純化すると私も同じ悩みに苛まれている最中で、とにかく他人や組織が決めた基準で自分の価値を決めてしまっていることに最近気付いたところだった。一読しただけだと、その解決方法はどこか抽象的で「まず何をすれば?」と思ってしまったが、何度か読み返すうちに自分を内省する方法として腑に落ちる感覚が出てきた。自分が何を大切にしてきたのか、少しわかってきた気がする。 それにしても、日本は学校をはじめとして徹底的に規定された価値基準を押し付けてくるくせに、いざ社会に出るタイミングでいきなり自己分析とか言って、自分軸の大切さを説き出すんだから、どうなっとるねんと。子供には、自分のような失敗をさせないように教育による洗脳に染まらないよう、手引きをしてあげたいと強く感じる。

Posted byブクログ

2024/05/19

オーディブルにて。 日本の誇る宇宙飛行士がまさかこんなに生きづらさを感じていたとは驚いた。別世界の人だと思っていたエリート中のエリートでも悩むんだ…と思うと、ちょっと親近感を持って素直に話を聞けた。 この本で訴えていることは、「人生の早い段階で、組織や他者と離れた自分のアイデン...

オーディブルにて。 日本の誇る宇宙飛行士がまさかこんなに生きづらさを感じていたとは驚いた。別世界の人だと思っていたエリート中のエリートでも悩むんだ…と思うと、ちょっと親近感を持って素直に話を聞けた。 この本で訴えていることは、「人生の早い段階で、組織や他者と離れた自分のアイデンティティを築くべき」ということ。 日本と海外のアイデンティティの築き方の比較として、宗教が挙げられている。海外では宗教に基づいて「人間はどう生きるか」という価値観のベースを持っている人が多いとのこと。なるほど、自分の性格や育成環境に依らずに拠り所となる考え方があることは、良いか悪いかは別として、価値観を形成するのに大きな影響を与えるだろうと思われた。

Posted byブクログ

2024/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

40代にして、私に再び転職を考えるタイミングがやってきた。 正直、今、つらいわけでもなく、ぬるま湯でこのままの方が幸せだと思うところもあるから決断ができない。 また「判断が遅い」 私の人生、こればっかり。 マズローの欲求5段階説について述べられていたが、全てを信じているわけではないがといった旨の前置きをしたうえで、細かく解説をしていたところがよかった。 今の私の欲求で譲れないのは、子供達の安心と安全。 自分になんて価値を感じないけれど、子供達が自立するまで死んではいけないなと思うようにはなった。 ●自分の価値を他者に決めさせないこと ●自分1人でアイデンティティを築けること 自分のあるがままを活かした生き方を選びたい。 野口さん、つらかったんですね。 私もこれからはつらいことをつらいって言ってみよう。 私の場合は、ほぼ人間関係。というか、私自身がこじれることはないけれど、平和主義の悪いところで、陰口がひどい人をみるとそれだけでつらくなる。みんな仲良くすればいいのにね。

Posted byブクログ

2024/05/18

宇宙飛行士の光と影、まさか、野口さんがこんなにも苦しんでいたとは知りませんでした。 燃え尽き症候群や他者評価に苦しみ、自己否定による喪失感。 自分のアイデンティティを築く。評価軸を自分に取り戻し、人生に意味をづける。自分の価値は自分で決める大切さ。 アイデンティティの意味は「自分...

宇宙飛行士の光と影、まさか、野口さんがこんなにも苦しんでいたとは知りませんでした。 燃え尽き症候群や他者評価に苦しみ、自己否定による喪失感。 自分のアイデンティティを築く。評価軸を自分に取り戻し、人生に意味をづける。自分の価値は自分で決める大切さ。 アイデンティティの意味は「自分は自分であり、ほかとは異なる個性を持つ一人の人間であるという認識」。 10年もの苦しみから抜け出せたのも、こういった考え方を見直し、積み上げていけたのでしょうね。

Posted byブクログ

2024/05/16

「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」を読んだ後にこの本に出会いました。アドラーさんの考え方を自分の中に落としこむのが難しいなと思っていましたが、野口さんがわかりやすく噛み砕いて教えくれました。

Posted byブクログ

2024/05/12

メディアではいつも明るく、楽しそうに宇宙を語ってくださる野口さん。とても悩まれた時期があったのだと知った。他人と比較することの無意味さ、自己有用感の作り方を学ことができた。

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2024/05/09

野口聡一さんでも、こんな悩んでいたのかと驚きだった。 「ひとつの会社で長く働いている人に、自己紹介をしてくださいというと、その会社での職歴を話す人が少なくありません」とあったが、今の会社はまさにそんな人が多いだろうなと思った。 ①自分のアイデンティティを自分1人で築くこと ②自...

野口聡一さんでも、こんな悩んでいたのかと驚きだった。 「ひとつの会社で長く働いている人に、自己紹介をしてくださいというと、その会社での職歴を話す人が少なくありません」とあったが、今の会社はまさにそんな人が多いだろうなと思った。 ①自分のアイデンティティを自分1人で築くこと ②自分の棚卸しをし、自分の奥底にあるものを探ること ③評価軸を自分に取戻し、人生に意味付けをすること

Posted byブクログ

2024/05/05

宇宙飛行士と聞いてどんな印象を抱くか? 限られた人がなる仕事、成功者、頭がいい、メンタルも強い、プラス思考、かっこいい、危険と隣り合わせ、宇宙行ける、外国語が話せる… 私の周りにはこんな人はいない。 こんな人はいないけど、こんな人でも私と同じように『生きるのが辛い』と感じたこと...

宇宙飛行士と聞いてどんな印象を抱くか? 限られた人がなる仕事、成功者、頭がいい、メンタルも強い、プラス思考、かっこいい、危険と隣り合わせ、宇宙行ける、外国語が話せる… 私の周りにはこんな人はいない。 こんな人はいないけど、こんな人でも私と同じように『生きるのが辛い』と感じたことがあったそうだ。10年間かけてこの闇から抜け出した彼の話を聞いてみようと思ったのがきっかけである。 日本は生きづらい国、そう考える理由が野口氏なりに述べられていて非常に共感した。 小学生くらいでもわかる内容となっているため、不登校に悩んでるお子様でも良いだろう。

Posted byブクログ

2024/05/02

自分のことを○○会社の△△部署で働いてる✕✕です のような外から付けられた評価じゃなく、 自分とはどういう人間なのかアイデンティティを確立しないと 社会的立場を失ったときに生きる目標を失ってしまう。 自分が楽しんでいること、やりたいことを、 実現したい社会のための一つととらえられ...

自分のことを○○会社の△△部署で働いてる✕✕です のような外から付けられた評価じゃなく、 自分とはどういう人間なのかアイデンティティを確立しないと 社会的立場を失ったときに生きる目標を失ってしまう。 自分が楽しんでいること、やりたいことを、 実現したい社会のための一つととらえられると自己実現につながる。 宇宙飛行士っていうみんながなりたくてもなれないような職業、経験をした人でも悩むことがあったんだなーと思った1冊。

Posted byブクログ