わたしに会いたい の商品レビュー
オーディブルで聴きました。 女性の身体周りの話に釣られて、うんうん、わかる、わかる、とついて行くと、ぜんぜん違う場所に連れて行かれて、勝手にぐるぐる連れ回されたような読後感。 文章はテンポよく、聴いていられるので、さらりと軽く聴き流せばいいのかと思うけれど、時々グロテスクな場面...
オーディブルで聴きました。 女性の身体周りの話に釣られて、うんうん、わかる、わかる、とついて行くと、ぜんぜん違う場所に連れて行かれて、勝手にぐるぐる連れ回されたような読後感。 文章はテンポよく、聴いていられるので、さらりと軽く聴き流せばいいのかと思うけれど、時々グロテスクな場面が出てくるので、安心もしていられない。 途中で何度もやめようと思いつつ、最後まで聴いたけれど、途中で放りだしても良かったかな。。
Posted by
女性であるからこそ起こる嫌な出来事や感情に対して思いを巡らせる本だった。 癌の描写も出てきて、西さんの人生に大きな影響を及ぼしたのだと分かる。 読む側もエネルギーがいります。
Posted by
女性 性 苦しみ 叫び 伝わってくるものはありました。感想を文章にできない。 心身に余裕が出て再読したら、また違う感想が出てくるのかな?
Posted by
乳がんの治療を経て、のいろいろと、女性であることの辛さ、葛藤などの短編。 内面の読み取りが追いつかない、スピード感? わかる!、とうーん…が無いまぜになる。
Posted by
性のこともハッキリ文字にしてあった。引き込まれるかと言ったら全く引き込まれず…読んでて苦痛だった。この人の作品別なものも読んでみたい
Posted by
読んでいて楽しいか、好きかと言われるとよく分からない。女性として、イヤな気持ちや息苦しさを覚える部分もある。 でも西さんが伝えようとしている何かを掴みたくて、ただひたすらに読んだ。
Posted by
闘病を経験されての、心の叫びなのだなぁと思った。 病気は価値観を変えるから。 価値観が違う登場人物、でも共感できる部分もある。 表現が露骨だったり、性的なことも描かれており、特に中盤から難解になってきて読むのがしんどくなったことは否めません。でもこんなにも怒ってくれている、という...
闘病を経験されての、心の叫びなのだなぁと思った。 病気は価値観を変えるから。 価値観が違う登場人物、でも共感できる部分もある。 表現が露骨だったり、性的なことも描かれており、特に中盤から難解になってきて読むのがしんどくなったことは否めません。でもこんなにも怒ってくれている、という力強さを感じました。 年々体が思うようにはならなくなり、相変わらずコンプレックスはあり、しかし、自分は自分しかわからないから。ありのままでいいんや、という。 女性の生きにくさや、もしかしたら多くの方が感じているのかもという、根深いことが描かれているのだろうと思いました。
Posted by
「くもをさがす」に続き西加奈子さん2作目 「くも〜」にどこか繋がっている様な短編集 生きづらさを抱えた女性の生や性 重たい内容の割には、サクッと一気読み 今度は長編も読んでみたい
Posted by
西加奈子はどうしてかくも女子を等身大で文字起こしできるのか、とまたまた思わされる作品群。 I miss me 強くありたい。 自分を本当に大切にできる自分でありたい。
Posted by
(2024/7/16読了) なんとも言えない。読者中は気分が悪く、読後もイヤな気持ちが残る。 でもギブアップしなかった、読むことをやめられなかったので、星はふたつにした。 読むことをやめられなかったのは、かつて好きだった西加奈子さんを感じたからだと思う。 あんなに好きだったのに。
Posted by