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喫茶おじさん の商品レビュー

3.4

169件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    54

  3. 3つ

    81

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    3

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2024/06/14

孤独のグルメ的なやつかと思ったけど、もう少し全体的なストーリーがあるものだった。メインの登場人物がどうにも好きにはなれなかったというか理解できなかったけど、それは自分がその世代の人間じゃないからなのかな。どちらかというと、主人公の子供や同期のさくらさんくらい。高度経済成長期、バブ...

孤独のグルメ的なやつかと思ったけど、もう少し全体的なストーリーがあるものだった。メインの登場人物がどうにも好きにはなれなかったというか理解できなかったけど、それは自分がその世代の人間じゃないからなのかな。どちらかというと、主人公の子供や同期のさくらさんくらい。高度経済成長期、バブル期の人はこんな思考なのかなぁなんて思ったりした。 物語自体はとても読みやすく続きが気になってサクサク読破してしまった。喫茶店に行きたくなる本ではある。

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2024/06/13

みんなに「本当に何もわかってない」と言われるおじさん、松尾純一郎。最初は、自分のことも、人のことも見えていない感じにイライラしたが、喫茶店巡りをしながら、自分のやりたいことを見つけていく姿を見ていると、応援したくなった。 一話一話、早期退職からの再就職、離婚、娘の彼氏問題など、...

みんなに「本当に何もわかってない」と言われるおじさん、松尾純一郎。最初は、自分のことも、人のことも見えていない感じにイライラしたが、喫茶店巡りをしながら、自分のやりたいことを見つけていく姿を見ていると、応援したくなった。 一話一話、早期退職からの再就職、離婚、娘の彼氏問題など、60歳間際のおじさんの悩みを等身大に描きつつ、喫茶店でのコーヒーやスイーツ、軽食のおいしさを描く。実在する有名喫茶店の描写がリアルで、巡礼の旅にでたくなるね!

Posted byブクログ

2024/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

原田ひ香さんの作品好きです。 読んでてホッコリなれる感じ! 松尾純一郎のもどかしさも、毎度食べ物、飲み物が凄く細かい描写で美味しさが伝わってくる感じも 平和で好きです! 娘とバイト君が付き合っていた流れがベタですがまた平和感を増させてくれてよし! 美味しいコーヒーが飲みたい。 そして喫茶店巡りがしたい!!! ついそう思わせてくれる作品でした。

Posted byブクログ

2024/06/09

能天気な喫茶店大好きおじさんの話。 ちょっと悩んでも気持ちが落ちても喫茶店に入って美味しい珈琲と食事やデザートを食べていたら、すぐ浮上できちゃう。 深くじっくり考えることができないようで、頼りなくて情けなくてちょっと心配になってくるが、これで良いのかもしれないな。 それにしても喫...

能天気な喫茶店大好きおじさんの話。 ちょっと悩んでも気持ちが落ちても喫茶店に入って美味しい珈琲と食事やデザートを食べていたら、すぐ浮上できちゃう。 深くじっくり考えることができないようで、頼りなくて情けなくてちょっと心配になってくるが、これで良いのかもしれないな。 それにしても喫茶店はしごってすごいなぁ。 珈琲飲んでケーキ食べて、次の店でもまた…って。貧乏性で、尚且つ実際貧乏な私にはできないな。そして、胃腸の弱い私は確実に食べすぎ飲み過ぎでお腹こわすな。 はしごしてクリームソーダを連続で飲んでいるのには驚いた。笑 でも、純喫茶行きたくなった。スタバとかミスドとかコメダとか…チェーン店ばかりなので、こだわった個人店に行きたくなった。

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2024/06/07

06月-04。3.0点。 早期退職し、再就職先を探しながら、喫茶店巡りする主人公。妻・娘とは別居中でいろんな人から「あなたはわかっていない」と言われる始末。 軽い感じで読める。

Posted byブクログ

2024/06/03

実際にある喫茶店が登場しているから 調べて行きたくなっちゃいます。 喫茶店好きには、たまらない。 情けないお父さん像も憎めません。

Posted byブクログ

2024/05/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

原田ひ香さんの本はお金系もあるが、やはりご飯系が好き。 早期退職した「何もわかってない」おじさんは、自分が幸せなことに気づかず、娘の彼氏に、自分一人食べていければいいじゃないかと言われ、結果的に自分のために生きる。そんなおじさん、私もバブル世代、同い年だ!とわかり、呆然。 そんなストーリーと並行して毎月に県の喫茶店巡りが楽しい。 原田ひ香さんのインタビューって読んだことなかったので、今夏いくつか読んで、ご主人のアドバイスから、小説家になるまでの話や、今、人のために小説を書こうと思うに至った経緯が興味深かった。 喫茶おじさんが自分のために生きようと思ったことと、原田ひ香さんが人のために生きようと思ったことは、あいはんしているようで、イマココを生きるってことで繋がってる気がする。 人の幸せって些細な日常にある。 自分もこれからの人生を見つめ直さなきゃな。

Posted byブクログ

2024/05/22

美味しそうなコーヒーと食事の数々。 こんな喫茶店あったらいいな。 趣味「純喫茶巡り」いいかもしれない

Posted byブクログ

2024/05/22

タイトルからは想像つかないお話だった。 孤独のグルメ的な感じかと思ったら、松尾さんにイライラしてしまった。でも、それだけで終わらなかったところがよかった。実際のお店が出てくるのもよかった!

Posted byブクログ

2024/05/19

考えが甘い早期退職した松尾さん。 途中まで読んでいてこの人…とちょっとイラッとしたり呆れて読んでいたけど、喫茶店を巡りながら色々考えていく姿に人は幾つになっても成長できるんだと思った。 カフェ巡りしたくなる一冊でした

Posted byブクログ