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あの光 の商品レビュー

3.6

19件のお客様レビュー

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2024/09/15

お掃除をすると開運につながる っていうのは もうだいぶ前から信じられている トイレの神様とか流行ったり 徳を積むみたいなものだと ただそれをビジネスにしちゃうとは! 某片付けアドバイザーを思い出したりしつつ 最初の方は まあ掃除っていいことだし 体動かして心身ともにスッキ...

お掃除をすると開運につながる っていうのは もうだいぶ前から信じられている トイレの神様とか流行ったり 徳を積むみたいなものだと ただそれをビジネスにしちゃうとは! 某片付けアドバイザーを思い出したりしつつ 最初の方は まあ掃除っていいことだし 体動かして心身ともにスッキリするのはたしか うん、掃除しよ! とさえ思ったくらいで 面白くよんでたけど お金取り出したのがな〜 どんどん調子に乗っちゃったもんな〜 そりゃ何様かってなるよな〜 あと母親の彼氏?が イマイチなんなのかつかめなかった ため口でしゃべってるけど いくつくらい? なんかこの男のこと よくわからなかった

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2024/08/31

誰の人生にも起こりうる愛への飢えから生じる虚構 自分に向き合うことの大切さ、弱くてダメな特別なんかじゃない自分を受け入れる強さを教えてくれました

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2024/08/31

よくこんな設定の物語が思いつくよね。面白いとも違う泣けるとも違う元気になるとも違う。大変考えさせられる物語でした。今年最高な物語かも…

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2024/07/30

最初は騙してやろうと思ってないのに、最後には大きなことになる。 でも作者の言いたいことと違うと思うが、掃除は大事だと思った。

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2024/07/17

小説には相性があるのだな。そう思わせてくれた一冊。自分にとっては示唆に富むエンターテイメント性に溢れた読書体験だった。 テレビで紹介されていて興味を持ち、著者の名前を初めて知った。 ストーリーとしては、清掃業を生業にする生真面目な女性が、ひょんなことから開運セミナー講師として...

小説には相性があるのだな。そう思わせてくれた一冊。自分にとっては示唆に富むエンターテイメント性に溢れた読書体験だった。 テレビで紹介されていて興味を持ち、著者の名前を初めて知った。 ストーリーとしては、清掃業を生業にする生真面目な女性が、ひょんなことから開運セミナー講師として有名になり、最後は事業に失敗して…、という栄枯盛衰の物語。 ストーリーにメリハリがあり、登場人物たちの奇妙な選択にも説得力がある。文章も癖が無く、疲れた頭にもスルスルと入って来る。モチーフもオンラインサロンや、自己啓発セミナーといった現代的な材料だ。 一気読みした読後感は、質の高い邦画を観た後のような感覚だった。 なぜこの著者が無名なのだろう。何かのきっかけで一気に人気作家になると思う。例えば映画化、とか。 こういう作品に出逢えるから他人のお勧めは読んでみるべきだ。

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2024/07/17

この本も暗闇に落ちそうで危ういところを渡っていく。主人公が周囲に祭り上げられて、お掃除と開運というキーワードで、心の傷を持っている人たちが救われそうな仕組みを作っていく。掃除と開運?どこかで聞いたような。あまりにもしっくりきて読み進めた。主人公が囚われていたものから解放されて、再...

この本も暗闇に落ちそうで危ういところを渡っていく。主人公が周囲に祭り上げられて、お掃除と開運というキーワードで、心の傷を持っている人たちが救われそうな仕組みを作っていく。掃除と開運?どこかで聞いたような。あまりにもしっくりきて読み進めた。主人公が囚われていたものから解放されて、再度自分の人生を生き直すだろうな。と想像できるところで終わったので読後感は悪くない。でも、掃除をトキメキと結びつけていた実在の人物はどうなったんだろうとちょっと心配になってしまった。

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2024/06/18

とある界隈で話題になっていた本。 高岡紅は開運お掃除サービスとして起業し、オンラインサロンや書籍出版・SNS・セミナーなどキラキラのポエムを発して会員を募ったものの、会員のトラブルが発端となり全てを失ってしまう。実際に無形商材を売ってポエムを発しているインフルエンサーも数知れず。...

とある界隈で話題になっていた本。 高岡紅は開運お掃除サービスとして起業し、オンラインサロンや書籍出版・SNS・セミナーなどキラキラのポエムを発して会員を募ったものの、会員のトラブルが発端となり全てを失ってしまう。実際に無形商材を売ってポエムを発しているインフルエンサーも数知れず。主催者側の側面や、それを信じるユーザー側の側面で色々考えさせられます。本著の内容では極端だったが、お掃除×開運はあながち間違ってない気もします。

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2024/05/22

あの光 香月夕花さん。 ハウスクリーニング。 掃除をすることが、開運に繋がる。 最初の頃は良かったけれど、 サロンを開き、セミナーを開いたり、、、 自己啓発。 信じるって怖い。

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2024/03/09

結末はなんとなく想像がついたが 徐々に話が盛り上がり最後まで読めました 掃除は大事と昔から言われているので 自分も定期的にしようかなと思います

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2024/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

風水をベースに掃除をする事により開運を期待するサロンを運営していく物語。 序盤は、自己啓発本の様な感じでストーリーが進む。 この小説では、根拠が無いが掃除すると良い事が訪れる事をネタとして起業する。 でも、少しは根拠となるものがある様な気がしている。 掃除に集中する事でネガティブな思考を抑制し、考え方をポジティブにさせ、小さな良い事に気づける様になる。 掃除→開運はあり得ると思う。 ただ、掃除でなくても、何かに集中できるものがあれば、開運は可能だと思う。 物語はトントン拍子にサロンは拡大していくが、何か事件が起きそうな雰囲気に。 サロンでトラブルが発生し、母譲りの屁理屈上手で相手をコントロールする能力に長けた主人公の紅が謝罪する事になる。 でも謝罪は失敗しサロンも無くなる。 話上手なのに、『私は悪く無い』と言ってしまうところに危機管理の意識の無さを感じた。 それでも日々不安を感じていたのは、紅以外居なかった。 幸村?の様な人が近くに居たら状況は変わっていたはず。 栄枯盛衰。 自分を絶対に裏切らないと思っていた人は離れ、馬鹿正直な対応でサロンを潰す原因となった人が最後には紅の理解者となる大どんでん返し。 振り出しに戻ったが、次へのステップを予感させる。 奥深さを感じる小節でした。

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