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どうしようもなく辛かったよ の商品レビュー

3.4

20件のお客様レビュー

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2024/08/24

瑞々しくも毒々しい青春小説。 中学女子バレー部の青春の叫びがそれぞれ登場人物の視点で描かれている。 著者は執筆当時高校生だったらしいので、Z世代の等身大の生きた小説なのだなと感じた。 隠してきた本心や我慢してきた関係性。どうしようもなく辛かったメンバーたちが高校その後どうなってい...

瑞々しくも毒々しい青春小説。 中学女子バレー部の青春の叫びがそれぞれ登場人物の視点で描かれている。 著者は執筆当時高校生だったらしいので、Z世代の等身大の生きた小説なのだなと感じた。 隠してきた本心や我慢してきた関係性。どうしようもなく辛かったメンバーたちが高校その後どうなっていくのかも描いてほしい。

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2024/05/11

気になっていた。 金原さんの作品とはもちろん違うが、やはりザ女子ワールド。 私には理解不能だし、誰も理解してくれなんちゃ思ってない。タイトルにある、最後の章が好き。読み返したい。

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2024/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

特別になりたい若菜と、優秀であるがために見栄を張ってしまう真希の話が共感できるところがあって特によかった。若菜の話のラストは、ドラマチックな展開を期待してしまっていたので、私まではしごを外された気持ちになり、そうくるか!と鳥肌が立った。加筆修正はされているようだが、高校生が書いたと知って驚愕。 他はいじめとか、不登校とか、登場人物の裏の顔が見え、ちょっとドロドロであまり好みではなかった。あんなに堂々としてる不登校いるかな?あの両親は昼間から口論して、仕事は?

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2024/04/13

著者は当時高校生だったと知った。中学2年〜3年のバレー部女子のこと、相当リアルなのだろう。「どうしようもなく辛かった」子達がその後どう生きているのかをいつか描いてほしい。

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2024/04/11

最初はバレー部中心の話と文体とが少し読みづらかったけれど、だんだん話が深くなり、面白くなるとともに辛い気持ちにもなりました。 登場人物それぞれの抱える気持ちに共感するところはありませんでしたが、こういう思いを抱えている子はきっといると思うし、私にとっても黒歴史と言える中学校時代...

最初はバレー部中心の話と文体とが少し読みづらかったけれど、だんだん話が深くなり、面白くなるとともに辛い気持ちにもなりました。 登場人物それぞれの抱える気持ちに共感するところはありませんでしたが、こういう思いを抱えている子はきっといると思うし、私にとっても黒歴史と言える中学校時代を思い出しました。 中高生におすすめ。

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2024/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「特別になりたい」と願う中学生の若菜は、日々、バレー部での練習に明け暮れていた。 しかし三年生になると、顧問の異動によってチームは大きく動揺してしまう。 若菜の「ある提案」によって落ち着きを取り戻したチームは、最後の大会へ向かうのだが――。 夏から、少女たちは「それぞれの最終学年」に直面することになった。 学業優秀な真希、学校を休み続ける愛美、裏と表をうまく使い分ける桜、ルールから逸脱することができないくるみ。 部活というつながりを失った少女たちが隠してきた本心、我慢してきた関係性。 少女たちの卒業までの日々が、始まった。 (アマゾンより引用)

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2024/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

葛藤と憧れに押し潰されそうな日々。 自分は持っていない、あの子の才能がほしくて。 何者でもない自分の、何にもない日々から抜け出したかった。 ....そんな、自身の学生時代を思い出した。 彼女の言葉 『色々あったけど、その日々があるから今の自分がある、とか。そんな風に小さな事でぐちぐち悩んでいた時期もあったな。眩しい。 .....もしいつかわたしがそんなことを言っていたら、目の前で吐き捨ててやりたい。辛かったよと。どうしようもなく辛かったよ。あなたが美化しているほど、輝かしい日々じゃなかったよ。嫌で仕方なかったよ。青春なんて、おめでたいものじゃなかったよ。』 学年集会が終わって整列して教室に戻る時。 ホームルーム中に聞こえる私語。 教師はその場にいないから注意もされないはずなのに、真面目な自分を崩すのが怖くて、はみだしきれなかった自分。皆と打ち解けられなかった自分。そんな自分自身に嫌悪感を抱く、そんな終わりないループをただひたすら12年間回し続けて耐えてきたことを思い出した。

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2024/01/14

高3でこの表現、この文章かいてたのかと思う時凄いなぁと思うけど、読んだ感想を率直に言うとイマイチひとりひとりの特徴もつかめないまま、どんどんいろんな名前がでてきた感じで、すらすらとは読みにくかった。 スポーツ推薦で進学先がきまっている優斗に対して、しつこくて相手がうんざりするくら...

高3でこの表現、この文章かいてたのかと思う時凄いなぁと思うけど、読んだ感想を率直に言うとイマイチひとりひとりの特徴もつかめないまま、どんどんいろんな名前がでてきた感じで、すらすらとは読みにくかった。 スポーツ推薦で進学先がきまっている優斗に対して、しつこくて相手がうんざりするくらいに「いいよね、どうせもう進学先決まってるし」みたいに言う子いるよなー、って思った。こういうあるあるには共感できることもあったし、 自分も中学生時代は、クラスで1人になりたくないってことに必死で毎日過ごしていた気がする。

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2023/12/30

2023.12.30 読了 当時高校3年生の作家さんデビュー作のようです! さすが 高校生。 中2の女子バレー部 仲良し7人の5人からみた それぞれの想い。 他の部のみんなからは、バレー部は 仲良しでいいね、て言われてるけど 実は? 特別になりたい若菜、見栄を張りたい真...

2023.12.30 読了 当時高校3年生の作家さんデビュー作のようです! さすが 高校生。 中2の女子バレー部 仲良し7人の5人からみた それぞれの想い。 他の部のみんなからは、バレー部は 仲良しでいいね、て言われてるけど 実は? 特別になりたい若菜、見栄を張りたい真希 不登校になった愛美、打算的な桜、 優等生なくるみ。。。 読みやすかったし、今の子て一括りにして なんかキラキラしてる、若いっていいなて こちらは思ってても(笑) 当の本人たちは いろんな思いがあって。

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2023/12/25

要所要所に「最悪」と感じつつ、中高生の交友関係なんてそんな最悪な自己中の積み重ねだったなぁと懐かしくなった。真希とくるみは特に身に覚えがある。

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