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グレイラットの殺人 の商品レビュー

4.4

139件のお客様レビュー

  1. 5つ

    64

  2. 4つ

    53

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

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2026/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ワシントン・ポーシリーズの第4作 3作目のキュレーターを読んでから時間が経っているため世界観についていけるか心配だったが、そこはクレイヴン、流石の筆力で全く楽しさを削がれることがなかった 猟奇的な要素は減っているものの、広大な紙幅で繰り広げられるストーリー展開は変わらないどころか、MI5やFBIも登場することで更に作品の密度が濃くなったと言える サミット予定地で参加者のヘリコプター輸送を任されていた会社の経営者が人気の少ない売春宿で殺害される事件が起こる。単なる金銭目的の殺人かと思われたが、3年前の銀行強盗事件、更にはアフガニスタン紛争中の自爆テロ事件との関連が見出されることで、捜査の手はイギリスという国の深部へと及ぶことになる… 流石にめっちゃ面白かった 単に小説が面白いだけではなく、著者のあとがきまでも面白いというのは例を見ない 解説にもあるように、襯染(しんぜん)という形で読者の興味を引きつけるやり方など文章はテクニカルでありながら、ストーリー自体も最高品質のミステリーであるということも面白さの底上げをしている原因であると感じる

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2026/04/13

今作は個人的に前半部分が冗長に感じていた。 これまでのシリーズと異なり、大きな動きが少ないように感じていたのだが、後半は圧巻の一言。 次から次に出てくる謎、真相に近づいているようで近づけていない、このワクワクハラハラ感が面白い。 探偵ものとは異なり、自分の足で地道に捜査していく流...

今作は個人的に前半部分が冗長に感じていた。 これまでのシリーズと異なり、大きな動きが少ないように感じていたのだが、後半は圧巻の一言。 次から次に出てくる謎、真相に近づいているようで近づけていない、このワクワクハラハラ感が面白い。 探偵ものとは異なり、自分の足で地道に捜査していく流れが一緒に事件を解決しているようで面白く感じる。

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2026/04/10

いやー、やっぱりこのシリーズ面白い。 いろんな人が出てきてちょっとこんがらがるな‥と思っても、展開や構成が上手で最後の最後まで飽きさせない。ティリーのキャラクターが好き。

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2026/03/29

なかなか読むのに時間かかってしまいましたな〜 途中までは全然物事が進展しなくてヤキモキ…事件が動き出してからはノンストップで読めたけど、やっぱノり始めるまで時間かかったので⭐︎4といったところかなぁ 軍隊のことはあまりよく分からないので、そういうのもっと知識あれば感情移入できたの...

なかなか読むのに時間かかってしまいましたな〜 途中までは全然物事が進展しなくてヤキモキ…事件が動き出してからはノンストップで読めたけど、やっぱノり始めるまで時間かかったので⭐︎4といったところかなぁ 軍隊のことはあまりよく分からないので、そういうのもっと知識あれば感情移入できたのかな… 知識が足りてないことでこの物語を100%楽しめないのが悔しい〜イギリス行ってみたい!!!

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2026/03/22

序盤なかなか進まない捜査が中盤から一気に転がり始め、さらに二転三転が止まらない。序盤もつまんないわけじゃなくてキャラたちの関係性が色濃く語られてて物語の基礎を固めている。709ページの長編がまったく苦しくないのただただすごい。

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2026/03/16

 必要以上に長いだけのミステリーは、しばしば登場するが、これはとても構造的でかつ素晴らしく読み応えがある。  キャラクターが、さらに生き生きしてきた。

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2026/03/10

(⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)ちと長い。ゴルフ場の茶番感もアレね。 ⊂|⊃ [ಠ⁠_⁠ಠ]事件解決からの恩着せがましい種明かしも長え。ビシッとオチをつけて終わってほしいね。

Posted byブクログ

2026/03/05

序盤はスローペースで始まるが中盤から物語が加速し、終盤は真実が怒涛の勢いで畳み掛けてくる。全体像としてはなかなか難解だった。

Posted byブクログ

2026/03/03

4作目のワシントン・ポーシリーズ。ジェームズ・ボンド強盗団、売春宿での変死、残されたラットの置物、サイバーハッキング、MI5による監視と妨害と先の読めない展開、そしてシリーズお馴染みの二転三転する展開も加わって…。 ポーの閃きとティリーの渾身的なサポートが絡み合い、謎解きが進み始...

4作目のワシントン・ポーシリーズ。ジェームズ・ボンド強盗団、売春宿での変死、残されたラットの置物、サイバーハッキング、MI5による監視と妨害と先の読めない展開、そしてシリーズお馴染みの二転三転する展開も加わって…。 ポーの閃きとティリーの渾身的なサポートが絡み合い、謎解きが進み始めるのに合わせてこちらのページを捲る手もノッてくる。事件の全貌が見えてきた中盤以降のスピード感は、ポーやティリーにぐいぐいと腕を引っ張られているような感覚。 今作はぐっと厚みが増して更に重量も中々だけど無駄なページは1ページもなく、むしろ最初から最後まできちんと読ませる内容。会話のテンポ感も良いので最後までページ数の多さを感じなかった。 いやむしろ本は厚ければ厚いほど読み応えがあって嬉しいかもしれない。毎度先は気になるけどまだ終らないで…!と思いながら読んでいる気がする。 魅力的な登場人物が新たに増えたことで、スケール感も今までより一段広くなった感じがするし、このキャラクター達の属する組織や存在そのものがこの後のストーリーの伏線になったりするんだろうか。 血なまぐさい始まりからまさかの連続の終盤まで、しっかり作者の掌の上で転がされてしまった感があるけど、個人的には同シリーズの中で一番好きだった。きっと今後も更新されていくことだろうけど。 見知らぬ人から入手したケーブルには手を出さない、教訓としてしっかり胸に刻んでおこうと思う。

Posted byブクログ

2026/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ4作目。安定して面白いし、700ページの長さだが無駄な描写があまりない。 今回は「MI5」という英国の暗躍組織が登場。日本の公安警察みたいなもの? 毎度犯人当て・動機の解明で終わらずに、犯人が判明してからの1対1での対決という劇的な展開に定評のある本シリーズだが、今回はそれに加えてMI5との諜報戦要素もあり。イギリス政府が隠蔽したかった秘め事がまるまる動機に繋がっており、スケールの大きい作品に仕上がっている。政治色もあり、英国民ならさらに評価は上がっただろう。 「ワシントン・ポーの出生の謎」というサイドストーリーがシリーズを通して着々と進んでいくのもシリーズ読者としては気になるところ。実はMI5はこのためだけに登場させたのでは?

Posted byブクログ