リカバリー・カバヒコ の商品レビュー
さらっと読める。やっぱり青山美智子さんの本どれを読んでもポジティブになれる。今ある現状のもののみかたを少し変えるだけで、少しずつ物事が好転していくような、そんなストーリーが多いですね。
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良かった。軽くサクッと読めて読みやすい。そんな中、「勇哉の足」で涙してしまった。カバヒコっぼいものを私も見つけたくなった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
みんなそれぞれ色々な悩みや思いを抱えて生きてるんだよなーと実感できる本。 ママ友との諍いや、職場の同僚への恋心。ありがちだけど共感できる。 心が疲れたときに、カバヒコに触りにいきたいな。
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よかったです。 読むタイミングも良かったと思います。 こういう、背中を押してくれる物語って自分が元気いっぱいだと共感し難くなるし、どん底にいると「そんなうまくいかないでしょ」と素直に受け止められないし。 ちょっとモヤモヤ、クサクサしてる今の自分の心にすっとしみてきて、前を向こうと...
よかったです。 読むタイミングも良かったと思います。 こういう、背中を押してくれる物語って自分が元気いっぱいだと共感し難くなるし、どん底にいると「そんなうまくいかないでしょ」と素直に受け止められないし。 ちょっとモヤモヤ、クサクサしてる今の自分の心にすっとしみてきて、前を向こうという気持ちになれました。 特に小学生が主人公の章がよかった。 カバヒコの力をほんの少し借りて、でも自力で答えを見つけて一歩踏み出そうとする姿には感動しました。 何だか最近うまくいかない。 でも誰かのせいというわけではない。 そんなモヤモヤを抱えてる方には、おすすめしたい1冊です。
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困り顔をしたアニマルライド、その名はリカバリーカバヒコ__不思議な力を求めて悩める人々がやってくる。回復は元の状態に戻ることではなく、新しい自分になること...じんわり温かいお話を読んで納得。心の拠り所があるというだけで救われるんだよなぁ〜。
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どんなほっこりの物語が待ち受けているんだろうとワクワクしながらの読書。連作短編の醍醐味が随所に感じられ、絶妙な繋がりで5つの短編が立体的に組み合わさっていく。ラストでしっかりと締めてくる辺りは圧巻だった。逃げてきたことに向き合うことの難しさ、大切さは、常々感じていることだけど私自...
どんなほっこりの物語が待ち受けているんだろうとワクワクしながらの読書。連作短編の醍醐味が随所に感じられ、絶妙な繋がりで5つの短編が立体的に組み合わさっていく。ラストでしっかりと締めてくる辺りは圧巻だった。逃げてきたことに向き合うことの難しさ、大切さは、常々感じていることだけど私自身背中を温かくおしてもらったような気がする。カバヒコ目線での物語があったら面白いなぁとも思った。 自分で一歩踏み出すことの素晴らしさを伝えてくれたこの作品に出会えてよかったとしみじみ。
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公園に佇む古びたカバのアニマルライド。近隣住民には通称リカバリーカバヒコと呼ばれていて、自分の痛い部分と同じカバヒコのパーツに触れるとリカバリーしてくれるというローカルな言い伝えがあるらしい。体に、心にひっそりと痛みを抱えた人々が、カバヒコ通して、人と触れあう中で自分の痛みの原因...
公園に佇む古びたカバのアニマルライド。近隣住民には通称リカバリーカバヒコと呼ばれていて、自分の痛い部分と同じカバヒコのパーツに触れるとリカバリーしてくれるというローカルな言い伝えがあるらしい。体に、心にひっそりと痛みを抱えた人々が、カバヒコ通して、人と触れあう中で自分の痛みの原因をみつけ少しづつ回復していく物語。ほっこり優しくも重すぎずさらりと読めるよきお話。ただカバヒコへの信頼感が最初から高すぎるような気もしたりはしました。
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頭が良くなりたい。話し上手になりたい。耳、足、目の不調を治したい。 色んな身体の悩みを持つ人たちを、カバヒコは静かに見つめている。 カバヒコに話しかけることで、自分の本当の願望に気づき、方向転換する行動力を持った登場人物たち。 この物語は、そんな強い人たちの勇気の話だ。 自分に...
頭が良くなりたい。話し上手になりたい。耳、足、目の不調を治したい。 色んな身体の悩みを持つ人たちを、カバヒコは静かに見つめている。 カバヒコに話しかけることで、自分の本当の願望に気づき、方向転換する行動力を持った登場人物たち。 この物語は、そんな強い人たちの勇気の話だ。 自分にも勇気を出すべきタイミングがあって、でもそれがいつ、どこなのかは、普段からアンテナを張っていないと意外と分からない。 近くにカバヒコがいなくても、身の回りのもの(例えば観葉植物とかぬいぐるみとか、愛着が持てるもの)を相手に語りかけることで、自分の本心と向き合ったり、気持ちの変化に気づいたりできると思う。 そんな工夫をしながら、日々変化する自分や子どもたちを愛おしく育んでいきたい。
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昭和時代の公園には結構あった遊具、アニマルライド。題名の「リカバリー・カバヒコ」はその遊具につけられた名前。5つの短編は、カバヒコのところへリカバリーを頼みにきた子どもや大人が主人公となっている。自分も経験のあるような話もあり、とても懐かしいようなほろ苦いような、共感とともにじわ...
昭和時代の公園には結構あった遊具、アニマルライド。題名の「リカバリー・カバヒコ」はその遊具につけられた名前。5つの短編は、カバヒコのところへリカバリーを頼みにきた子どもや大人が主人公となっている。自分も経験のあるような話もあり、とても懐かしいようなほろ苦いような、共感とともにじわっと暖かくなる感じの展開で、読んでいて楽しかった。主人公以外にも、整体の先生や、自然体で頑張る高校生や、物静かだけれど芯があって凛としている女性など、ステキな人たちが登場して、心の中でたくさん「いいね!」しちゃいました。
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歴代の作品同様、ほっこり心の温まるお話。 人生、良いことばかりじゃない。 必ず壁はあるし嫌な事もある。 どう捉えて、進んでいくか。 こんなに前向きに気持ちを切り替えるなんて、現実的には難しいかもしれないけど、そうありたいと思いたくなる。
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