中世ヨーロッパ「勇者」の日常生活 の商品レビュー
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まぁ、実際、物語の様に、ことはうまく運ばないよね……と。不遇な目に合わされたお姫様を救出!が現実だと、「自分の王位の正当性を高める為に高貴な女性と結婚したい→修道院に追いやられた、5代前の皇帝の娘を俗世に連れ出して結婚」ですものね……。 『中世』『ヨーロッパ』という限られた時間と地域の本であったにも関わらず、章によっては、軽々それらを行ったり来たり飛んだりするので……。中世ヨーロッパ史に暗い私は途中で訳がわからなくなり……。それなりに、知識がある人向けの本かなと思いました。
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表題に惹かれて読んだものだが、何処か残念さがある。基本的には中世ヨーロッパの生活を、よくよく詳細まで調べているところは評価されるものであるが、あくまでファンタジー感が出せなかったからかも知れない。(勿論著者はリアルな中世を描きたかったことは百も承知であるが) またやはり翻訳本...
表題に惹かれて読んだものだが、何処か残念さがある。基本的には中世ヨーロッパの生活を、よくよく詳細まで調べているところは評価されるものであるが、あくまでファンタジー感が出せなかったからかも知れない。(勿論著者はリアルな中世を描きたかったことは百も承知であるが) またやはり翻訳本でよくあることなのであろうが、やはり長々とした文章になりがちなところと、それに自身の基礎知識不足が抵抗感を増してしまうのは仕方ないのか。
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冒険ファンタジーの舞台が実際の中世ヨーロッパだったら? 勇者の冒険ライフを考察し、当時の様子を交えて解説する。 ・著者による解説 ・カピトゥルムインフォドゥンピウム ・クエストの準備 ・宿屋にて ・旅路 ・道中の危険 ・たたかいに勝利する ・栄誉を受ける 謝辞、資料一覧、参考文献...
冒険ファンタジーの舞台が実際の中世ヨーロッパだったら? 勇者の冒険ライフを考察し、当時の様子を交えて解説する。 ・著者による解説 ・カピトゥルムインフォドゥンピウム ・クエストの準備 ・宿屋にて ・旅路 ・道中の危険 ・たたかいに勝利する ・栄誉を受ける 謝辞、資料一覧、参考文献有り。 選ばれし勇者は、師を得て学び、武装を整え旅に出る。 宿屋に泊まり、食事をし、旅路を歩む。 盗賊と戦い、呪われた沼や魔法の森、不毛の荒れ地を通り、 ドラゴンを退治する。天候の魔術師を仲間にし、 蛮族を打ち負かし、魔人を出し抜き、財宝を入手。 王女を救出して王となる。女勇者なら王子と結婚。祝宴。 ざっくりとこんな流れになってはいるけど、 冒険ファンタジーとリアルヨーロッパ中世は違うわよという、 冷ややかな感じが漂う文章。でも中世史の知識はすごい。 もっと中世の事を知ってよ感が、半端ない。 当時の宗教、魔術、服装、防具屋、宿屋、識字率30~40%、 吟遊詩人、食事、道、清潔、盗賊、トイレ、からくり人形、 スパイの旅行記、ドラゴン伝説、驚異の生物、冬、蛮族、 千夜一夜物語、ユニコーン、財宝の誘惑、ピラミッド、のろし、 王女たち、王冠、強い女性たち、そして祝宴。 こういったエピソード的な中世の小話が面白かったです。 それにしても読みにくいなぁ。エンディングを迎えるまでが 長い道のりに感じてしまいました。
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ウィットに富んだシニカルな文体の文章から得られる栄養素は確かにあり、時に投げっぱなしジャーマンを食らわせられたり、時に煙に撒かれるようなことがあったとしてもそれは諧謔であり、基本的に説明放棄に類するものではないと、これまでは思っていた。 つまり、そんなことを考えさせられてしまうような事態が、本書の文体と文章に発生している。 ウィットの部分はまあまあの割合で滑っている。 シニカルの部分はおおむね歴史上の出来事に向けられているが、ときおり読み手の方を向く。この著者、自身を戦士だと思っているか、前世は戦士だったことを覚えてるみたいで、なにかと戦っているか戦っていたことがときどきフラッシュバックするみたい。 説明については、唐突に読み手の知識レベルが著者と同等であるかのような突き放し方をする。マク―空間に引きずり込んで三倍の戦闘力でボコってきてるかんじ。いや、知らないから読ませていただいてるんですけれども。 短いコラムの連載だったものをまとめたものだろうか。オチらしいオチがついていないトピックもあるのは字数の都合だろうか。そんなことも考えさせる。 中世ヨーロッパでくくられる時代地域のニッチな雑学を手に入れられるが、非常に難読である。 難解ではない。難読である。
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ファンタジーを鼻で笑っている感じがしてあまりお薦めできない。ファンタジーと現実とをしっかり分けて書き、両者を比較できるような構成にした方が良かったのではないか。少なくともこのタイトルから読む人の期待には応えていないと思う。
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中世ヨーロッパに恐ろしく詳しい人が「中世のリアルな〇〇(例:宿屋に泊まる、盗賊に襲われる)描写? んー、この話が参考になるんじゃない」って感じで出してくれてる感じの本でした。散漫な印象はあるものの背後に圧倒的な知識を感じて面白いのは面白かった。
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