とにもかくにもごはん の商品レビュー
こども食堂から繰り広げられるお話。 登場する人物がそれぞれ悩みを抱えてて、 読んでで心温まるお話。
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子ども食堂の運営やそのお客さんのお話 うーん、イメージでは美味しいご飯がたくさんでてくるかと思ってたし、ほのぼの系ではあるんだけど登場人物がめちゃくちゃ多く読みにくいように感じた ふと疑問なんだが 著者の方はこのハンバーグを作ったこと食べたことあるのだろうかと? 参考文献が活動...
子ども食堂の運営やそのお客さんのお話 うーん、イメージでは美味しいご飯がたくさんでてくるかと思ってたし、ほのぼの系ではあるんだけど登場人物がめちゃくちゃ多く読みにくいように感じた ふと疑問なんだが 著者の方はこのハンバーグを作ったこと食べたことあるのだろうかと? 参考文献が活動の運用ばかりだったので、思うに不可能に近いような気がする 細かく書かれてなく材料のみ、木綿豆腐,ひじき,にんじん,山芋。(お肉,卵,パン粉なしアレルギーなどの為) 山芋の量がどれほどか分からないけど普通なら形にすらならない、山芋使用するならパン粉は必須かなと思うし、主婦が約20人分のこのハンバーグ?相当レシピに自信があるか説明に欠けてる気がした この物語は主に各登場人物についてでタイトルや装丁からのイメージとは違ってて残念だったし、出てくる料理は豆腐ハンバーグと味噌汁だけ、料理を扱うならもっとイメージを読者に美味しさを伝わるようにした方がよかった、どの人の感想も美味しい だけでは… 伝えたいのはそこじゃなく人との繋がりなのは分かるんだけど 好きなフレーズ引用 自分が恵まれてると思うならそれを周りに還元しろ、よりよく生かす努力をしろ 見えないからいないと思ってしまう。見ないことでいないと思える。人なんてそんなもんだ
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こども食堂、物語ではじめて知ったかもしれない。この作品で知ったわけではないけど、身近にはないと思っていたら隣の市には結構あるよう。あまりネットとかでは大々的にはやらないところもあるのかな。 始めるきっかけが悲しい。いきなりの別れからふと残された言葉が行動へ。 思ったら行動にという...
こども食堂、物語ではじめて知ったかもしれない。この作品で知ったわけではないけど、身近にはないと思っていたら隣の市には結構あるよう。あまりネットとかでは大々的にはやらないところもあるのかな。 始めるきっかけが悲しい。いきなりの別れからふと残された言葉が行動へ。 思ったら行動にというところ、さすが航大くんにも引き継がれている様など親子なんだなあ。 こういう活動をよく偽善的とか言われるけど、別に構わんやんと思わされる。やってる人も食べにくる人らも幸せな気持ちになるんなら。まさにありがとうは言ったもん勝ち。 子供の心情もよくあらわされている。まさに女の人がやっているのがいい、という鈴彦くんの言葉は自分も40数年前に思いを馳せてみるとそうだった気がする。もちろん下心なしに安心感があったと思う。 各話の副題か挨拶になっていて、引っかかっていたあの事も回収されスッキリした。 話は終わっても続けて行くことが勝負、この先も引き継がれて行くことを願うが、ホントはこんな貧困差が存在するのが問題なのだ、と憤りも感じてしまう。
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美味しそうなほっこりした表紙デザインに一目惚れして読んでみました♡ 表紙絵のイメージ通りほっこり優しいお話でした[照れる]♡色んな子供や大人がこども食堂を通して出てくるんだけど、すごくリアルだった。 こども食堂ってテレビでは見た事あるけど近くにはない。ボランティア募集してたら...
美味しそうなほっこりした表紙デザインに一目惚れして読んでみました♡ 表紙絵のイメージ通りほっこり優しいお話でした[照れる]♡色んな子供や大人がこども食堂を通して出てくるんだけど、すごくリアルだった。 こども食堂ってテレビでは見た事あるけど近くにはない。ボランティア募集してたら手伝いたいなと思ってたので、この本に出会えてすごく良かった。こどもの居場所を作る人ほんと尊敬する(;;) 老若男女問わず、ほっこりもできるし自分の今の生活を考える事もできる優しい1冊☆
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優しさがすーっと自分の中に入ってくるのが心地よかったです。 説教じみてないのがよい。 NHKの夜ドラでやって欲しいなぁ。
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始まったばかりの子ども食堂を舞台にまわる群青劇。心がギスギスせず、ちょっと疲れ気味の時にもさっと読めるよい話。 「お米をつくってくれた人のことを考えて、ごはん粒は残さず食べましょう、みたいなことを言われる。現実には、そこまで考えない。人は、顔も知らない他人のことまでは考えられない...
始まったばかりの子ども食堂を舞台にまわる群青劇。心がギスギスせず、ちょっと疲れ気味の時にもさっと読めるよい話。 「お米をつくってくれた人のことを考えて、ごはん粒は残さず食べましょう、みたいなことを言われる。現実には、そこまで考えない。人は、顔も知らない他人のことまでは考えられない。もっと近いとこでいい。食器を洗う人のことを考えたら、ごはん粒は残せない。」というところ、なんだかよかった。 欲を言えばもう少し登場人物の背景や気持ちを知りたかったなと思う。
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小野寺さんの作品は人と人との会話に人間味を感じて読んでいてほっこりします。 この本は子ども食堂が物語の中心になっていてそこでボランティアをする人や、利用する小学生、大人等色々な人の視点から書かれているので子ども食堂の雰囲気を想像しながら読めました。 波子さんが子ども食堂を立ち上げたのが亡き夫との会話がきっかけというのが凄く心に染みます。 最後に登場した高校生が亡き夫が話していたエイシン君だったというのが安心と感動の終わり方で良かったです。
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子ども食堂をはじめた波子さんと、ボランティアや利用者さんのお話。 章ごとにそれぞれの目線から語られる形式になっている。 句点が多めで一文が短い独特な文体だなと思ったけど、慣れると話し声が聞こえてくるようで読みやすかった。 内容は切なくも心暖かくなるものだった。私自身、家族の死を数回経験していて、あの時ああしていればこうしていれば、と後悔の波が押し寄せてくる感情も知っているから、なんだかずっと泣きそうだった。 波子さんのキャラクター、いいなあ。波子さんも救われる暖かいラスト。電車のなかでちょっと泣いた。 【追記】仕事で同僚との関係がちょっとしたことで曇ったのだけど、モヤモヤとした気持ちでいる時にふと、この本の「ありがとう」の章が浮かんだ。 夫との関係でやきもきしている石上さんへ、波子さんがかけた言葉。 「ありがとうはね、言った方の負けじゃないですよ。言ったもん勝ちですよ」 シンプルだけどじんわりと広がってきて、私の言動を少し変えてくれた。 そうなのよ。結果物事が円滑に運ぶのなら、言ったもんがちなのよね。この本を読んでいてラッキーだったと思う。波子さんありがとう。
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波子さんのこども食堂に集まる人たちのお話。 波子さんはとてもフラット。距離感も絶妙。 そういられることは、簡単なようでとても難しい。 どきっとするするどさもある。 最後のお話にはグッときました。 あったかくて、ライトなようで、色々と考えさせられ、また読み返したくなるお話でした...
波子さんのこども食堂に集まる人たちのお話。 波子さんはとてもフラット。距離感も絶妙。 そういられることは、簡単なようでとても難しい。 どきっとするするどさもある。 最後のお話にはグッときました。 あったかくて、ライトなようで、色々と考えさせられ、また読み返したくなるお話でした。
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とにもかくにもよかった。 人それぞれ家庭環境は違っていて、色んな難しさがある。 家族内の人間関係、ご近所付き合い、学校でのトラブル…。 いつも満足に生活することは難しくて毎日を笑顔で過ごすことはできないかもしれないけど、この食堂にくるとホッとして笑顔になれる。 そんな優しい...
とにもかくにもよかった。 人それぞれ家庭環境は違っていて、色んな難しさがある。 家族内の人間関係、ご近所付き合い、学校でのトラブル…。 いつも満足に生活することは難しくて毎日を笑顔で過ごすことはできないかもしれないけど、この食堂にくるとホッとして笑顔になれる。 そんな優しいお話しでした。 子ども食堂はボランティアなので、だからこその難しさがあると思う。 けど主人公の波子さんのパワーに周囲が惹きつけられてそんな素晴らしい空間が成り立っているんだと思った。 そのパワーが伝播してそれぞれの人間性の形成に影響を与えるのだとしたらとても素晴らしいことだろうなとぼんやりと思いました。 とにかく優しい内容で、読んでみてよかったです。
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