イーロン・マスク(上) の商品レビュー
めちゃくちゃ面白かった。 スティーブ・ジョブズを読んだときにも思ったのだが、ウォルター・アイザックソンの書く自伝は気持ちよく読める。 本人や周辺への取材で、できるだけ素のままかつ、多面的に知ることができる。 特に心に残った部分を挙げる。 ▼リスクテイカーであるとこ 遺伝子と家...
めちゃくちゃ面白かった。 スティーブ・ジョブズを読んだときにも思ったのだが、ウォルター・アイザックソンの書く自伝は気持ちよく読める。 本人や周辺への取材で、できるだけ素のままかつ、多面的に知ることができる。 特に心に残った部分を挙げる。 ▼リスクテイカーであるとこ 遺伝子と家庭環境によって、超リスクテイカーになった。 他の人が取れないリスクを取れることが、スペースXとテスラの成功の一つの要素だろう。 単にリスクを取るだけなら失敗して終わるのだろうが。 マスクの場合、すごい集中力と超ハードワーク、物理法則を原点にすえた判断で乗り切る。 やる側には大変だろうが、見てる分にはすごく魅力的に見える。 ▼スティーブ・ジョブズと同じタイプ? クソなやつですごい成果をあげるのは似ている 『もしかして、あの性格と成果はセットなのか? これほどの業績に対して世界が払わなければならない対価が、くそ野郎でなければ達成できないなのであれば、それだけの価値はあると言える』 この一節は笑った。 ジョブズは製品のデザインに強迫的な接し方をしていたが。 マスクは、加えて、科学や工学、生産にまで強迫的。 ▼崖っぷちぶりのすごさ スペースxの3回の打ち上げ失敗 テスラの運転資金枯渇、顧客の予約金にまで手を付ける リーマン・ショックまで重なる この三重苦を切り抜けて見せるのだからシビレます。 ▼アルゴリズム 5戒律が秀逸 ①要件はすべて疑え。 ②部品や工程はできる限り減らせ。 ③シンプルに、最適化しろ。 ④サイクルタイムを短くしろ。 ⑤自動化しろ。 テスラ、スペースXの経緯を読んでから、5戒律が出てきてとても腑に落ちる。 さらに以下の結論 『気が狂いそうな切迫感をもって仕事しろ。 規則と言えるのは物理法則に規定されるものだけだ。 それ以外はすべて勧告である。』 いやーこんな仕事の仕方が実際にできるんですから、感服です。
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イーロン・マスク氏の現在進行形を 過去から振り返って読んでみると これからどう未来に変わっていくかが 待ちどうしくなる。 グライムスに旧ツイッターでイーロンが 付き合おう と告白していたことを思い出して笑ってしまった。 ステンレスでできたサイバートラックのお披露目会のときに防...
イーロン・マスク氏の現在進行形を 過去から振り返って読んでみると これからどう未来に変わっていくかが 待ちどうしくなる。 グライムスに旧ツイッターでイーロンが 付き合おう と告白していたことを思い出して笑ってしまった。 ステンレスでできたサイバートラックのお披露目会のときに防弾ガラスが割れた時なんかもね。 又 不具合がでていることや、今回は日本でも販売され初めたこと含め 良い時期にこの本読めて良かったよ。 現在生きている人の経過を振り返ることがあの時そうだったのね、と精神や心理面を垣間見ることで 未来を更に応援できる、というか目の離せない世界になる。
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まず、イーロンの父、エロールのヤバさが怖かった。他人事として聞くにはオモロ話だが家族だと結構地獄だろうなと思った。 そしてご本人。育った環境や生まれ持った特性も多分にありそうだが、狂気的な意思とエネルギーと知性で絵空事を実現していく様子が印象的だった。絶対映画化決定する。
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読みやすい! 何が読みやすいかといえば、1章が短いことだ。 上巻だけで51章。462ページで。つまり平均すれば1章10ページない。 これだけ毀誉褒貶の激しいイーロン・マスク。 激しく生きた人間を語るには、これくらい切り分けてもらうとちょうどいい。 本の内容は、南アで生まれたイー...
読みやすい! 何が読みやすいかといえば、1章が短いことだ。 上巻だけで51章。462ページで。つまり平均すれば1章10ページない。 これだけ毀誉褒貶の激しいイーロン・マスク。 激しく生きた人間を語るには、これくらい切り分けてもらうとちょうどいい。 本の内容は、南アで生まれたイーロン・マスクの生い立ちから、 ペイパル、スペースX、テスラと次々に開発し会社を興して行く様を描いている。 アスペルガーらしい行動を織り交ぜながら。 なにかをしでかすには普通じゃダメなんだなあ、と改めて思う。 日本はみな普通になってしまった。偏差値エリート養成。 地頭のいい地方のばか、はいなくなってしまった。 アメリカは、、といってもマスクはアメリカ人じゃない。 GAFAMの創設者で純粋なアメリカ人、っているのかな。 というかそもそもアメリカ人、って何だ、ということか。 ダイバーシティだ。 天才のそばにいる人たちが偉いんだな。 彼の考えを活かして形にするからきちんと物が出来上がった。 そうじゃなきゃただのほら吹きだ。 しかし、、、テスラも完成したというのにまだ半分残っている。 twitterにも踏み込むのかな? 楽しみだ。
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面白かった。とてつもない結果を出す人は、やっぱり普通じゃない。コンプライアンスがうるさい世の中で閉塞感がある社会で、それを気にせず、極端だけど第一原則に従いながら目標を向かってするということがどういうことかということが体験できた気がした
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今や世界的に有名なイーロン氏。本書では彼が起こした問題や周囲からの人物評価が書かれており、たしかに素晴らしい評伝なのだが2015年に発行された「イーロンマスク未来を創る男(アシュリー・バンス著)」を読んだ者としては少し寂しい気持ちがした。ウォルター氏の本にはイーロン氏が幼少期に吃...
今や世界的に有名なイーロン氏。本書では彼が起こした問題や周囲からの人物評価が書かれており、たしかに素晴らしい評伝なのだが2015年に発行された「イーロンマスク未来を創る男(アシュリー・バンス著)」を読んだ者としては少し寂しい気持ちがした。ウォルター氏の本にはイーロン氏が幼少期に吃音症だったことは書かれていない。またイーロン氏は本気で人類を救おうとしていたはずだったが、その熱意が本書からは感じられない。自動車、地球温暖化の問題を解決して、人類を惑星間で活躍できることを目指して突き進み続けていたはずなのに、それよりも突飛な行動ばかりが目立つような書き方をしているように感じる。同じ人物を対象にしても、書き手によってこうも印象が変わるのかと、また一つ勉強になった。
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元々イメージしていた人物像と違って、お金より成果の方が重要だと考える人だった。同じ作者が書いたジョブズも読んだけど、よく似ている。とんでもないことを成し遂げる人はこういう感じになるのかなと思う。
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自分のことをアスペルガーだと公言し、だから共感性が欠如している、だから集中力がずば抜けている、だからスペースXやテスラの成功があったのだと言う。悪魔モードに入ったイーロンは手も付けられず、平気で相手を攻撃する。イーロン自体も幼少期、豹変する父親に怯え現在もその影に悩まされているの...
自分のことをアスペルガーだと公言し、だから共感性が欠如している、だから集中力がずば抜けている、だからスペースXやテスラの成功があったのだと言う。悪魔モードに入ったイーロンは手も付けられず、平気で相手を攻撃する。イーロン自体も幼少期、豹変する父親に怯え現在もその影に悩まされているのに同じことをしてるなんて。癇癪を抑えられないからすぐにクビにするし、仕事では成果以上の成果を当たり前のように求める。天才なのかもしれないけど、Xを買収したあたりから取り返しのつかないことに進んでいっている気がして。下巻へ。
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テスラの車に心惹かれ、スペースXのロケット打ち上げ成功にワクワク。イーロン・マスク氏はどんな方なのかと、以前から気になっていました。まだ上巻を読み終えただけですが、かなり圧倒されてます。
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これほどスゴイ人だったとは! 我儘で傲慢で奇っ怪なのに頭脳明晰、時には 子どものようにやんちゃにもなるし。 人間の一生は時間に限りがあるというのにどうしてマスク氏は縦横無尽に動き廻れるのだろう。 伝記を読むということ、久しぶりだけれど生きることの指針なり展望なりいただけると思って...
これほどスゴイ人だったとは! 我儘で傲慢で奇っ怪なのに頭脳明晰、時には 子どものようにやんちゃにもなるし。 人間の一生は時間に限りがあるというのにどうしてマスク氏は縦横無尽に動き廻れるのだろう。 伝記を読むということ、久しぶりだけれど生きることの指針なり展望なりいただけると思ってはいけない、この本に限っては。
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