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無人島、研究と冒険、半分半分。 の商品レビュー

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24件のお客様レビュー

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2025/08/20

もはや、冒険物語だと思います。そのうち、ドラゴンを捕まえるのではなかろうか。ドキュメンタリー映画にしてほしい。 安定の、川上和人さん!この本はレイアウトにも凝っていて、全ページ楽しめます。自然や野鳥を学びたいとかだけでなく、本で緩みたい時にもお勧め。

Posted byブクログ

2025/07/08

やっぱり面白い、川上和人さん! なかなか新刊が出なかったので、本屋で見つけて小躍りしそうなくらい嬉しかった。 そして、期待通りに面白かった。 研究に心血を注ぐ様子を硬くならずに伝えてくれるポピュラーサイエンスものって、本当に大事。 ブルーバックスだとなかなか手に取ってもらえないけ...

やっぱり面白い、川上和人さん! なかなか新刊が出なかったので、本屋で見つけて小躍りしそうなくらい嬉しかった。 そして、期待通りに面白かった。 研究に心血を注ぐ様子を硬くならずに伝えてくれるポピュラーサイエンスものって、本当に大事。 ブルーバックスだとなかなか手に取ってもらえないけど、これだと色んな人に勧められる。 さしあたっては鳥類学者を目指している下の娘が中学生になったら読ませようと思う。 以前、確かNHK「ダーウィンが来た」で紹介されてた内容じゃなかったかな?と思い、HPで確認。(https://www.nhk.jp/p/ts/96XM1R4PQR/episode/te/PGQ88X3WW7/)一回め、二回め、両方番組になってた。多分、観たのは二回めの方かな?オンデマンドだと東京ロストワールドっていう別番組しか出てこない。ダーウィン、良かったからもう一回、配信してほしい。

Posted byブクログ

2025/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 「鳥類学者だからって鳥が好きだと思うなよ」から何冊か読んでいる、川上本。  今回は無人島でいままで人が定住したことがない、南硫黄島の探索がテーマ。島全体が生物学的な標本で「人の手を入れない」保存がされている、南硫黄島。川上氏は10年前の探索に続き二回目の上陸を果たす。  自然相手、生物相手にデータを取り観測を行うのがどれだけ大変なことかが描かれる。南硫黄島、硫黄島、北硫黄島、それぞれの自然相の違い、それをつなげる海鳥の行き来。外部からの刺激を取り込み、受け止め、それを自らの自然相とする。自然の奥深さが描かれる。  近年の観測では、ドローンが多用され、空中から海鳥の営巣を確認するなど多様されているよう。実際の探索では島の山頂まで探索ルートを切り開き、捕まることのできるロープなどを設置してそれを頼りに鳥類学者や昆虫学者が実地調査を行う。(調査終了後はロープ類はすべて撤去される)  「バッタを倒しにアフリカへ」「バッタを倒すぜアフリカで」も自然相手の観測がどれほど大変か、同じ背景の本で、本書を読んで思い出した。  ドローン画像をみた、学者連の感想は、「僕らの見たのは探索路の周辺の線上のものにしかすぎないんですね」。  次回、今回の探検から10年後の調査が待たれる。

Posted byブクログ

2025/11/03

あぜやんリリース 最近、旅本にハマっていて、この本も冒険心をくすぐる面白本。 鳥類研究者の著者が南硫黄島に研究と冒険の旅に出るお話。 著者の文章が面白くて、楽しく読ませてくれる。 研究者の本っていうと難しいという印象だが、本書はめっちゃ面白い。

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2024/11/24

フィールド調査の内容を面白おかしく分かりやすく書かれている エッセイとしても楽しいが、調査結果の考察も面白かった 外来種の生態系へ及ぼす影響については直接的な影響のみならず間接的な影響まで含めて考える必要があり一筋縄ではいかない 生態系エンジニアという概念を知ることができた ...

フィールド調査の内容を面白おかしく分かりやすく書かれている エッセイとしても楽しいが、調査結果の考察も面白かった 外来種の生態系へ及ぼす影響については直接的な影響のみならず間接的な影響まで含めて考える必要があり一筋縄ではいかない 生態系エンジニアという概念を知ることができた 食物連鎖における生産者、消費者、分解者という役割以外に環境自体を作り出すという考え方はビジネスにも転用てきそう

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2024/11/18

絶海の孤島、南硫黄島への二回にわたる実地調査の様子を描くエッセイ。筆者の軽妙な語り口で愉快な道中のように錯覚してしまうが、状況を想像するとだいぶハードであったことがうかがえる。 現地の調査の様子が描かれているのはは2007年と17年の二回。四半世紀ぶりの調査となり、ルート構築や外...

絶海の孤島、南硫黄島への二回にわたる実地調査の様子を描くエッセイ。筆者の軽妙な語り口で愉快な道中のように錯覚してしまうが、状況を想像するとだいぶハードであったことがうかがえる。 現地の調査の様子が描かれているのはは2007年と17年の二回。四半世紀ぶりの調査となり、ルート構築や外来種問題などへの配慮など手探りな状況で行われた初回の調査、ノウハウが溜まりある程度洗練された工程と10年の間に発展したテクノロジーにより新たな発見も生まれた二回目の調査はどちらも面白い。 次回の調査は2027年だろうか。どのような新しい発見があるのか楽しみだ。ライブ配信とかされないかな。通信の関係で無理か。

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2024/08/22

鳥類学者の著者が南硫黄島、北硫黄島での調査の様子を面白おかしく紹介した本。楽しく、あっという間に読了。 世界遺産登録を視野に、東京都が実施した南硫黄島自然環境調査に参加したとのことだが、無人島に関係する様々な分野の研究者、島で登攀していく上で不可欠な登山家など、二十数名での調査...

鳥類学者の著者が南硫黄島、北硫黄島での調査の様子を面白おかしく紹介した本。楽しく、あっという間に読了。 世界遺産登録を視野に、東京都が実施した南硫黄島自然環境調査に参加したとのことだが、無人島に関係する様々な分野の研究者、島で登攀していく上で不可欠な登山家など、二十数名での調査。驚いたのは、それ以前に、南硫黄島の調査が行われたのは2回だけということ。 実際にはかなり過酷だと思われる調査だが、研究者にとっては貴重かつ充実した経験だったに違いない。 10年で南硫黄島の形状も鳥や植物の分布も大きく変わっていたとのこと。地球温暖化が進むなか、これからいろんな島で大きな変化があるのかも、と考えてしまった。

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2024/06/05

初期の頃の特徴だったオタク知識と過剰なまでの注はすっかりなりを潜めたが、それでも読んでいて楽しい川上和人の南硫黄島の調査研究冒険記。驚いたのは2007年と2017年、十年のスパンをおいた二回の調査がまとめられていることだった。この二回の調査を盛り込むことでその間の研究や課題なども...

初期の頃の特徴だったオタク知識と過剰なまでの注はすっかりなりを潜めたが、それでも読んでいて楽しい川上和人の南硫黄島の調査研究冒険記。驚いたのは2007年と2017年、十年のスパンをおいた二回の調査がまとめられていることだった。この二回の調査を盛り込むことでその間の研究や課題なども取り上げることができ、より深い内容になっていると思う。ちょっと斜に構えたような文章は相変わらずで読む人を選ぶかも知れないが、私はもちろん好きな方(笑)。

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2024/03/12

鳥類学者のフィールドワークを面白おかしく描いた本。本当は、もっとアカデミックでキツいだろうが、多くの人に興味持ってもらうためか楽しそうに書かれてる。無人島生活も経験したいなぁと一瞬頭をよぎった。

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2024/02/09

鳥類学者の著者が、小笠原諸島の更に南の無人島である南硫黄島の自然環境調査隊に参加した一部始終を纏めた1冊。著者の作品に触れるのは3冊目です。 個人的に、島への憧れのようなものは持っているのですが、火山列島のような絶海の孤島感のある島(まぁ列島なんで孤島じゃないですが)はちょっと怖...

鳥類学者の著者が、小笠原諸島の更に南の無人島である南硫黄島の自然環境調査隊に参加した一部始終を纏めた1冊。著者の作品に触れるのは3冊目です。 個人的に、島への憧れのようなものは持っているのですが、火山列島のような絶海の孤島感のある島(まぁ列島なんで孤島じゃないですが)はちょっと怖さの方が先に立ちますね。。 さて本著、著者の軽妙な語りにはより磨きがかかり、純粋に娯楽として楽しめる1冊に仕上がっています。 まず、「鳥類学者」に抱くイメージとお茶目な文体のギャップ。挟まれる写真やイラスト。「ちょっと脚色」された文章(どの程度なんでしょうね(笑 等々。 「読むぞ!」とスイッチを入れていなくてもすーっと入ってくる文章で、1章も短めなので、寝る前にちょっと読むのにピッタリです。 そして、娯楽と言いながらも単に笑えるという意味の面白さだけでなく、知的側面で考えさせられる面白さも備えているのが良いところ。 鳥類学者としての匠の目が存分に発揮され、元有人島であった北硫黄島を「南硫黄島のパラレルワールドなのだ。もしも南硫黄島に人が住んだらどんな世界になるのか。そんな運命の分岐点の反対側を見せてくれる島だ。」と表現するのは思考の深さを感じさせます。 無人島に調査隊が踏み入れることを「自然に対してインパクトを与えながら、そのマイナス以上の成果を出さなくてはならない」と評したのも、なかなか研ぎ澄まされた言葉でカッコ良いなぁ!と感じました。 鳥好きだけでなく、島好きや旅好きにもオススメできる1冊です。 しかし、南硫黄島とまでの贅沢は言わず、その手前の小笠原諸島まででも旅行に行ければ良いんですが、ハードル結構高いんですよね。。同じ「都内」なのになぁ。。

Posted byブクログ