自分のために料理を作る の商品レビュー
酷暑ビブリオバトル2024 優勝者によるエクストラ発表で紹介された本です。ハイブリッド開催。 2024.8.12
Posted by
【鹿大図書館の所蔵情報】 https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD03545637 【選書ツアーコメント】 「自炊って面倒くさいだけ?」 料理を通して自分をいたわる喜びや楽しみを再発見して...
【鹿大図書館の所蔵情報】 https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD03545637 【選書ツアーコメント】 「自炊って面倒くさいだけ?」 料理を通して自分をいたわる喜びや楽しみを再発見していこうという本です。ポイントは①料理にまつわる「こうあるべき」に縛られないこと②今自分が何を食べたいか、どんなコンディションか自分の心に耳を傾けること➂調理や食事に五感を研ぎ澄ますこと、です。ハマれば料理に対する考え方がきっと大きく変わります。この本を読んでから野菜をただ焼くだけでも気分の上がる瞬間を見つけました。
Posted by
料理も食べることも好きだけど、自分のためだけにやることに気力と時間をかけるメリットを感じられない。やる心身健康メリットは分かってはいるんだけど…
Posted by
3か月前に実家を出て、ほぼはじめて夫と自分の料理をつくる生活に。 料理をするというと、作る=レシピというとこに注目されがちだけど、 料理をとりまくものの多いこと極まりない。 栄養、献立づくり、材料購入、食べて片付け、残り物の使い方、、、 自分が自分のために作るという部分をもっと...
3か月前に実家を出て、ほぼはじめて夫と自分の料理をつくる生活に。 料理をするというと、作る=レシピというとこに注目されがちだけど、 料理をとりまくものの多いこと極まりない。 栄養、献立づくり、材料購入、食べて片付け、残り物の使い方、、、 自分が自分のために作るという部分をもっと掘り下げたいと思ってたときに出会った本。 料理することを味わえるようになる本。
Posted by
もっと早くこの本を読めばよかった…! 疲れたときはお惣菜に頼るけど、なんだかいつも味にしっくりこない。おいしいと感じたことがあまりない気がする。 そういうときでも、えいやっと料理をすればよかったんだ。なぜか自分の作るものは自画自賛で、大体おいしく感じる。 なんでこんなに自画...
もっと早くこの本を読めばよかった…! 疲れたときはお惣菜に頼るけど、なんだかいつも味にしっくりこない。おいしいと感じたことがあまりない気がする。 そういうときでも、えいやっと料理をすればよかったんだ。なぜか自分の作るものは自画自賛で、大体おいしく感じる。 なんでこんなに自画自賛なんだろう? やっぱりプロセスの有無?それとも自分が自分のために行動してくれるのが嬉しいのか? また読み直したい一冊。
Posted by
「料理は複雑で、高度な家事スキルです。」 最初に言いきっている。 これだけで他のいわゆる普通のレシピ本ではないということがわかる。 俄然、根拠のない希望がもてた。 ハードルをあげている「料理とは」という思い込みをほどき、丁寧に考え方、方法を提示してくれる。 レシピ本に慣れた人に...
「料理は複雑で、高度な家事スキルです。」 最初に言いきっている。 これだけで他のいわゆる普通のレシピ本ではないということがわかる。 俄然、根拠のない希望がもてた。 ハードルをあげている「料理とは」という思い込みをほどき、丁寧に考え方、方法を提示してくれる。 レシピ本に慣れた人には当たり前のことかもしれないけれど、それってレシピ本に書かれていなかったからこそ、料理がうまくできなかった。 コツだけでない、ちゃんと継続的料理できる言葉がある。 そこ知りたかったところ。 相談者と山口さんとのやり取りに癒される。 ケアされる。 「おいしさの9割は安心感からできている」 これも言われてみて気付かされる。 食材、調理衛生は健康、命に直結している。 料理して食べることてなんて凄いことをしているのだろうと思う。 食育環境て、子どもの時代では選択できない。 保護者の下での食事は、食育に好ましい好ましくなくても、それこそすり込み、思い込みが起きてしまう。 この本ではその環境の呪縛からの解放もある。
Posted by
「女は料理ができなくてはいけない」「自炊が正義」「コンビニやインスタントで済ませるのはダメ」「食事は一汁一菜すべて揃って始める」という固定観念に自分も苦しんでいたのだなあと気づくことができて、そんな必要はない、と料理家さんに言われてそれだけで肩の荷が降りたような気分になった。自分...
「女は料理ができなくてはいけない」「自炊が正義」「コンビニやインスタントで済ませるのはダメ」「食事は一汁一菜すべて揃って始める」という固定観念に自分も苦しんでいたのだなあと気づくことができて、そんな必要はない、と料理家さんに言われてそれだけで肩の荷が降りたような気分になった。自分の中の小さな自分の声に耳を傾けて、台所に立てたらいいなと思った。
Posted by
いろんな知識やテクニックを教えてくれているのだがどこか癒されるものがなく、私がこのレッスンを受けても次の日からサボってしまいそうだなと感じた。
Posted by
料理をするのが苦手、好きになれず、かと言って、「上手くなりたい」という気持ちの矛盾の中で、いわゆる「料理本」ではないものを探してました。 たまたま、「料理コーナー」で見かけたのが、本書。 心理学者の方が共著されていますが、そんなに堅苦しくありません。そして、期待通り、料理に対する...
料理をするのが苦手、好きになれず、かと言って、「上手くなりたい」という気持ちの矛盾の中で、いわゆる「料理本」ではないものを探してました。 たまたま、「料理コーナー」で見かけたのが、本書。 心理学者の方が共著されていますが、そんなに堅苦しくありません。そして、期待通り、料理に対する「責任感」という呪縛から、「うーん、結局は楽しんで、自分の好きな味で、好きなものを食べる事が、本来の「摂取」本能であり、料理をする事の本当の価値なんじゃないか」と思えるようになりました。当たり前のことかもしれませんがー。 自分なりに、何かその時その時の「愉しさ」みたいなものを見出していけば良いんだなぁと思いました。大きくいうなら、人生論にも似ているような気がします。本当に、料理に対して気持ちが楽になりました。 良書です。また読み返したいと思います。
Posted by
タイトルを見たとき、そうだよなあって共感した。 『自分のために料理を作る』って意外と難しい。 そして大切なことなんだ。 私は普段は家族のために料理を作っているのだけれど、一人で食事することが多い昼食は、ここ最近、冷凍パスタかパンがほとんどだった。 それが、昨日、本書を読んでいたら...
タイトルを見たとき、そうだよなあって共感した。 『自分のために料理を作る』って意外と難しい。 そして大切なことなんだ。 私は普段は家族のために料理を作っているのだけれど、一人で食事することが多い昼食は、ここ最近、冷凍パスタかパンがほとんどだった。 それが、昨日、本書を読んでいたら、むくむくと、自炊をやる気がでてきて、めっちゃ久しぶりに自分のためだけに料理をした。 前夜の夕食の豚丼の汁に前日買った焼き鳥の残りとしめじと玉ねぎと玉子入れて親子丼。 半年ぐらい放置してあったさつまいもをレンチンしてレモン味のサラダ。 どちらも美味しくて、自分やるじゃん、と、嬉しくなった。 本書は「ケア」という観点から「自炊」を見直して、新しい視点で、「料理をするということ」が捉え直されているのが魅力。 そもそも、自分で何かを達成できる、ってすごいこと。 目玉焼き焼いたり、具なし袋ラーメンを作って食べることも「自炊」 「自分で料理をして食べること」は、自尊心を育むことにも通じる。 あと、ホッとしたのは著者の山口さんの言葉「(食べる人じゃなくて←筆者註)作るひとがいちばんえらい」。 山口さんと、精神科の医師の星野概念さん、山口さんがリモート自炊レッスンした「自分のために料理ができない人」たちとの個々のセッションも、面白かった。 星野さんは臨床医だから当然かもしれませんが、山口さんもカウンセラーのように、お話を引き出すのがお上手。 レッスンを受けた方たちも自己分析が鋭い。 こうやって、ふだん、話さないことを話すことも、「ケア」なのかもしれない。
Posted by