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サーカスから来た執達吏 の商品レビュー

3.1

8件のお客様レビュー

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2023/12/05

メルカリでは、世界に5冊しかない本ですと言って六百四十万で売ってました 調べたら、アマゾンで普通に文庫が売ってました

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2023/10/23

大正14年。借金に苦しむ樺谷子爵家に意外な取り立て人がやってきた。丹念に綾なされたミステリーと冒険の世界を、二人の少女が駆ける。(e-honより)

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2023/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

明治から大正にかけての華族の宝を華族の娘(鞠子)と曲芸師(ユリ子)が見つけていく。 時代だったりは好きなところだし、文体も比較的読みやすかったが、ミステリーとしては今一つ。 鞠子の推理はかなり難解だし、ユリ子にいたっては推理?の根拠が全く提示されず、なにかモヤモヤ。

Posted byブクログ

2023/10/01

方舟の作家さんだからという理由で購入。 内容どうこうという以前に、どうしてもこの時代背景の小説が私には合わなくて、あまり楽しめなかった、、途中から速読で読んでしまった。 出てくる暗号は正直めちゃくちゃ難しいなという印象。こんなん解けないわ。 展開は面白いと思ったけど、再読はないか...

方舟の作家さんだからという理由で購入。 内容どうこうという以前に、どうしてもこの時代背景の小説が私には合わなくて、あまり楽しめなかった、、途中から速読で読んでしまった。 出てくる暗号は正直めちゃくちゃ難しいなという印象。こんなん解けないわ。 展開は面白いと思ったけど、再読はないかな。

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2023/09/22

ユリ子ちゃん、凄い!鞠子ちゃんもただのお嬢様じゃない感じで良かった。 解説読んで、ユリ子ちゃんの知り合いの元泥棒が誰か分かった。またかつよさんも一緒に事件を解決してほしい

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2023/09/03

大正時代を舞台にした物語。 主人公の華族の子女、鞠子ちゃんと、奇抜な服装をした元サーカス団員のユリ子ちゃん。 対照的な2人が、ある途絶えた華族家の隠された財宝を探す謎解きミステリー。 めちゃくちゃ派手な物語では無いけれど、キャラクターが躍動していてワクワクします! 2人が可愛ら...

大正時代を舞台にした物語。 主人公の華族の子女、鞠子ちゃんと、奇抜な服装をした元サーカス団員のユリ子ちゃん。 対照的な2人が、ある途絶えた華族家の隠された財宝を探す謎解きミステリー。 めちゃくちゃ派手な物語では無いけれど、キャラクターが躍動していてワクワクします! 2人が可愛らしくて読んでいて楽しかったです!! 鞠子ちゃんには2人のお姉さんがいて、そのお姉さん達と鞠子ちゃんの関係性が、なんだか少し胸にきました… 鞠子ちゃんとユリ子ちゃんの物語が終わってしまうのが寂しくて最後めっちゃゆっくり読んでしまいました笑 また2人(+かつよさん)のお話が読める日が来ると嬉しいな…!

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2023/08/30

Amazonの紹介より 密室から忽然と消失した財宝の謎。14年前の真実が明かされる怒涛の30ページに目が離せない。 『方舟』で注目される作家・夕木春央の本質がここにある! 「あたし、まえはサーカスにいたの」 大正14年。莫大な借金をつくった樺谷子爵家に、晴海商事からの使いとしてサ...

Amazonの紹介より 密室から忽然と消失した財宝の謎。14年前の真実が明かされる怒涛の30ページに目が離せない。 『方舟』で注目される作家・夕木春央の本質がここにある! 「あたし、まえはサーカスにいたの」 大正14年。莫大な借金をつくった樺谷子爵家に、晴海商事からの使いとしてサーカス出身の少女・ユリ子が取り立てにやって来た。 返済のできない樺谷家は三女の鞠子を担保に差し出す。ユリ子と鞠子は、莫大な借金返済のため「財宝探し」をすることにした。調べていくうちに近づく、明治44年、ある名家で起こった未解決事件の真相とはーー。 「方舟」「十戒」で衝撃を受けた夕木さんの作品。2021年に発売されたものを文庫化した作品になっています。 ミステリーでしたが、少女達の冒険活劇を読んでいるようで、ワクワク感があって清々しい余韻でした。 すごい衝撃を受けたというわけではありませんが、どんでん返しといった驚きがあって面白かったです。 現代の雰囲気とは違った大正時代ならではの「明智小五郎」が登場するかのような佇まいや空気感がありました。 この作品の読みどころは、消えた財宝の在処とある殺人の未解決事件の真相が中心となっています。その他にも、新たな事件が発生するのですが、それらがうまく絡み合っていて、展開がどうなっていくんだろうといった好奇心があって、世界観に引き込まれました。 そのアクセントとなるのが、主人公の鞠子とサーカス少女のユリ子の存在です。特にユリ子の天真爛漫な雰囲気が良かったです。最初、この少女が取り立てに来た⁉︎と驚きはしましたが、次第にユリ子の活発さに翻弄される鞠子が、段々と積極的になっていく描写は、成長したなと思ってしまいました。 個人的には、もう少し心理描写を楽しみたかったなと思いました。少年探偵団を読んでいるかのような冒険活劇でしたので、「面白かった」「ワクワクした」といった一言の感想から、なかなか話が拡がりづらいなと思いました。 ただ、今までの夕木作品の中では、一番楽しませる作品の印象なので、比較的読みやすいかなと思いました。 後半の推理披露や意外な犯人・真相もあって、面白かったです。

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2023/08/25

華族のお嬢様が借金取りとしてやってきたサーカスの少女と組んで、悪辣な伯爵以下のライバルたちと宝探し競争をする羽目になるという痛快冒険活劇!、の形を借りたミステリ。この手のお話ではミステリ要素は欠かせないものの、通り一遍というか、形ばかりのものになるのが通例である。ところが本作では...

華族のお嬢様が借金取りとしてやってきたサーカスの少女と組んで、悪辣な伯爵以下のライバルたちと宝探し競争をする羽目になるという痛快冒険活劇!、の形を借りたミステリ。この手のお話ではミステリ要素は欠かせないものの、通り一遍というか、形ばかりのものになるのが通例である。ところが本作ではその部分が異様に力が入って、クライマックスでが活劇としては異形の「名探偵」による謎解きが、ちゃんと関係者一同を集めて始まったりする。大ネタがつるべ打ちされるこの謎解きは圧巻。実に楽しい。それはそれとして、一応活劇の形を借りたのだから、もう少し手に汗握らせてくれてもよかったかなという気はしないでもない。

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