危ない子育て 犯罪心理学者は見た の商品レビュー
シングルであるため、子育てについて話し合いをする相手がいない。ということは、客観的に見てくれる人がいないということで、友達と話す子育てについては育てる環境が違えばもちろん、よく当てはまるものではないため、あくまでも参考である。 そんな中、この本は自分の子育てを見直すのに物凄く役に...
シングルであるため、子育てについて話し合いをする相手がいない。ということは、客観的に見てくれる人がいないということで、友達と話す子育てについては育てる環境が違えばもちろん、よく当てはまるものではないため、あくまでも参考である。 そんな中、この本は自分の子育てを見直すのに物凄く役に立ち、今後はこの本を元に振り返りをしたいと思いました!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何事も偏りややりすぎはよくない、という内容。 薬物を使用すると、壊れた体は戻らないというのは知らなくて(辞めるのが難しいのかとばかり思っていたら)びっくりした。 子どもにとって必要な時に、必要なことを与えられる親でありたいな。
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過保護、甘やかし、高圧、無関心の4つに親を分類。 私としては過保護、無関心になるかもなので傾かないように気をつけないといけないかなと感じた。 やってあげるよりやらせて失敗させたり色んなことも経験。それを受け止めてあげるだけの心の余裕を持ってないといけないな。
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何でもやり過ぎも良くないし全くやらないのも良くない。やり過ぎずやらな過ぎないちょうどいいところを目指すのが良い。
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自分の子育てに後悔することも、ホッとすることもありました。きっと子育て真っ只中にいた時は手に取ろうとは思わなかったかなぁと思うけど今回読むことができて良かったと思えた1冊でした。
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実際にあった犯罪者の例をとって、その親の子育てについてサイモン図式分類をベースに紐解いていくもの。 犯罪者の親に関わらず、どの親でも上記分類のどこかにはあてはまる。 偏らない親はいないけれども、自ら自分がどこの位置にいるか理解をし、偏りすぎないことが大切。 私はおそらく過保護型か...
実際にあった犯罪者の例をとって、その親の子育てについてサイモン図式分類をベースに紐解いていくもの。 犯罪者の親に関わらず、どの親でも上記分類のどこかにはあてはまる。 偏らない親はいないけれども、自ら自分がどこの位置にいるか理解をし、偏りすぎないことが大切。 私はおそらく過保護型かな…。 以下はなるほど!と思ったメモ ・叱るタイミングの適時性の問題(社会のルールを教えていないのに、間違ったことをしてから初めて叱る)。事前に教えておくこと。 ・親が気まぐれだと子供は混乱する。なんらかの仮説をもとに方針を決めて子育てを行う。方針の修正は恐れず、その際にはこどもにきちんと伝える。方針や修正は夫婦で話し合う ・不要な思い込みを手放す ・過保護型は自己成長の機会を奪う。子供のサポートは親がやってあげるのではなく、まずは話を聞いてどうやって乗り越えるべきか一緒に考える (自己決定が幸せを左右する) ・乳児期は充分な自己の発揮と他者の受容による自己肯定感の獲得が大事 ・友人関係や恋愛に口を出してその時期に必要な関係づくりの機会を奪わない ・他罰的思考の子供には「人のせいにするな、言い訳するな」とは言わず、言い訳をそのまま聞いて受け止める。そのまま話すうちに自分で気がつき、内省を深めることができる ・社会規範と安全面は繰り返し伝える。これは「〜しなさい」と命令になっても良い。それ以外のことは命令せず、子供に考えさせたり一緒に考えるようにする ・条件付きで認めるのではなく、存在自体を認める ・大きくなったら親子でニュースを話題にし、話し合う機会をもつ ・お小遣い性のポイントは「話し合い」と「契約(約束)」 ・子供の考えてることをよみとって先回りせず、自分の口で言わせる ・共感性を高めるには、一旦その子の気持ちを受け止めて、相手がどう思ったか推測させる ・生まれつきの気質(性格の基盤)は変えられないが、性格は後天的なものなので変えられる。 変える方法は短所をポジティブな言葉に変換して伝える→長所と短所は表裏一体のため、いい行動につながることになる ・言わずもがなではなく、言葉にして話し合う
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私自身子育てはしておらず、心理学に興味関心があるため手に取ったが、子育てだけでなく、仕事などで人と関わる際や自己分析にも役立つかもしれないと感じた。 支配・服従・保護・拒否。これらのバランスが完全に取れている人はおそらくいないし、皆どれかに偏ったりしているのだろうけど、その偏り...
私自身子育てはしておらず、心理学に興味関心があるため手に取ったが、子育てだけでなく、仕事などで人と関わる際や自己分析にも役立つかもしれないと感じた。 支配・服従・保護・拒否。これらのバランスが完全に取れている人はおそらくいないし、皆どれかに偏ったりしているのだろうけど、その偏りが極端な場合、反社会的な行動をとったり、犯罪に巻き込まれたりすると理解した。犯罪とまではいかなくても、躾のされていない子供や非常識な人の言動を近頃多く目にするように感じ、自分と直接関係なくても何やらイライラ・モヤモヤしてしまうことがあったが、こういった背景を理解しておくことで、ある意味自分の感情をコントロールするのにも役立つように思う。 終章で書かれていた「言葉で表現する練習が大事」、「非行少年は自己表現が苦手(語彙力に乏しい)」という内容だが、『ルポ・誰が国語力を殺すのか』に書かれていた「国語力の低さが思考力や想像力の欠如につながる」という内容とリンクしていて、やはり言葉を育てることが大事なのだなと改めて感じた。そのためにはまず健全な家庭環境が大前提必要であるのだが… 私自身に子供はいないが、妹が子育て中なので、お節介にならない程度にさりげなくサポートできたらなと思う。
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正しい子育てという正解は存在しない代わりに絶対してはいけない子育てがあることを知りました。 本書を参考にすることで自分の子育てのバランスを理解する手立てになりそうです。 うちは過保護型の傾向があるなと。 巻末のチェックリストを定期的点検することで子育ての修正がかんたんにでき...
正しい子育てという正解は存在しない代わりに絶対してはいけない子育てがあることを知りました。 本書を参考にすることで自分の子育てのバランスを理解する手立てになりそうです。 うちは過保護型の傾向があるなと。 巻末のチェックリストを定期的点検することで子育ての修正がかんたんにできそうでおすすめです!
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自分はこのタイプに偏りそうだなと思いながら読みました。 子育てが始まったら、また読み返したいと思います。
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大変参考になる内容だった。 自分の子育ての方向性を見極めたり、軌道修正するのにも役だったが、それ以上に自身の親にどんな傾向があり、自分がそれにどれだけ影響を受けているのかが明確に言語化することができた。 子育て本によくある、これを言えば大丈夫!あれをさせてはダメな子になる!とい...
大変参考になる内容だった。 自分の子育ての方向性を見極めたり、軌道修正するのにも役だったが、それ以上に自身の親にどんな傾向があり、自分がそれにどれだけ影響を受けているのかが明確に言語化することができた。 子育て本によくある、これを言えば大丈夫!あれをさせてはダメな子になる!といった高圧的なものではなく、心理学に基づき傾向と対策が記載されており納得感を持てる内容であり、子育て中の親に対してストレスを与えない内容であったように思う。
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