1,800円以上の注文で送料無料

境界知能の子どもたち の商品レビュー

4

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/11/06

境界知能の子供に、どこが弱いのかだけでなく、どうしたらいいかまで書かれていて、コグトレの紹介もあって、実践に役立つ内容だと思います!

Posted byブクログ

2024/11/03

境界知能の子どもが抱える困難さを平易な文章でまとめています。読みやすい文章なので、もしかすると普段本を読まない人をも意識して執筆されているかもしれません。 境界知能については周囲からも気づかれにくいと本書でも述べられています。多くの人に知識として取り込まれれば、配慮の利きやすい社...

境界知能の子どもが抱える困難さを平易な文章でまとめています。読みやすい文章なので、もしかすると普段本を読まない人をも意識して執筆されているかもしれません。 境界知能については周囲からも気づかれにくいと本書でも述べられています。多くの人に知識として取り込まれれば、配慮の利きやすい社会になるかもしれませんね。

Posted byブクログ

2024/10/22

NHKテレビで、最近、境界知能を知りました。 境界知能の方は、日本人の7人に1人(約14%)の割合でいるとのことで、衝撃を受けました。 著者、宮口幸治さん、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 宮口 幸治(みやぐち こうじ)は、日本の児童精神科医・医...

NHKテレビで、最近、境界知能を知りました。 境界知能の方は、日本人の7人に1人(約14%)の割合でいるとのことで、衝撃を受けました。 著者、宮口幸治さん、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 宮口 幸治(みやぐち こうじ)は、日本の児童精神科医・医学博士。立命館大学総合心理学部・大学院人間科学研究科教授。 ---引用終了 で、本書の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 「発達障害」が注目される昨今、話題にのぼりづらい「知的障害」。なかでも見過ごされがちな「境界知能」に迫る。日本人の7人に1人(約14%)の割合でいる「境界知能」は、IQが平均的でもなく知的障害でもなく、はざまにいる人たち。本書では、そんな子どもたちの実態を解説。そもそも検査で測れる「知能」とは何なのか?どのように支援をしていけばいいのか?子どもたちの可能性を伸ばすための具体策を提案していく。 ---引用終了

Posted byブクログ

2024/09/27

自分自身も出来ることと出来ないことの差がはっきりしているタイプだと思うので,この書籍を読むと少し心が苦しくなる。他人が当たり前に出来ることが出来ないとどんなに苦しいのか?それが学校という場で起きた時のインパクトは計り知れない。子どもにとっては学校が世界のほぼ全てだからな。

Posted byブクログ

2024/08/14

当てはまる子が多くいるよなあと考えながら読んでいた。コグトレの本も以前気になって購入していたので、活用してみたいと思う。

Posted byブクログ

2024/06/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

伴走者が一番難しいわ!(笑) 答えを見せてから問題を解かせるというのはなるほどと思った。答えの丸写しに対する対応もよくわかった。要するに、あまりやいのやいの言わないこと。できなくても怒らない。一緒に確認しながらやる。親が寄り添う事が大事。自己価値を保つ、結果を焦らないこと。支援を諦めてしまわないこと。 親としては、子どもが仕事する年齢になったとき、明るく楽しく生きていて欲しいだけなんやけどな。そもそも社会が厳しすぎん? 困り感のない境界知能の人たちもいるから、そういう人たちからすると、知能検査とか支援学校とかの話題をされても不愉快なだけだろう。 障害を持つ全ての人に支援を、というよりは、困り感を抱く全ての人に支援が及べばいいと思う。その支援の数も種類も少ないのが問題なのかなと思った。 コグトレや出口式や陰山メソッドとか、学校でも勉強が苦手な生徒に寄り添う先生たちもいてくれるのはわかってるけど、全然足りないな、と思う今日このごろ。 この本は境界知能の子どもにどう支援をすればいいか、一定の指標がしめされているのでありがたかった。コグトレにも興味が出た。

Posted byブクログ

2024/05/05

認知機能の弱さが対人関係のつまずきにもつながることを学びました。子どもたちの可能性を潰さないように、大人も焦らずに前向きに関わっていけたらいいなぁと思いました。

Posted byブクログ

2024/04/15

知的障害とか境界知能とか、人をカテゴライズしてしまうのはよくない、と思いながらも、実際にそういう人がいる。 IQが低くても社会生活に問題がなければ知的障害と括られることはないし、境界知能も然り。 しかし、境界知能の場合は、よりわかりくく社会に溶け込んでしまっている。 言ったはずの...

知的障害とか境界知能とか、人をカテゴライズしてしまうのはよくない、と思いながらも、実際にそういう人がいる。 IQが低くても社会生活に問題がなければ知的障害と括られることはないし、境界知能も然り。 しかし、境界知能の場合は、よりわかりくく社会に溶け込んでしまっている。 言ったはずの事がさっぱり伝わっていなかったり、というのが、実は境界知能で…ということもありうるんだけど、とはいえ、本書は子どもを支援する人のための本だ。そして驚くことに、知的障害の認定基準は自治体によって違うんだとか。 そうなるとますます、いわゆる境界知能への理解が遠のいてしまうかもしれない。 子どもと直接関わることのない僕のような立場でも、こういう本に触れて理解はしつつ、偏見の目は持たないようにしたい、が、そんな綺麗事ばっかりじゃ済まないかもな…なんて思ってしまったり。 内容は平易かつ確認や支援の方法が書かれているので、当事者にとっての入り口にはとても良いのでは。

Posted byブクログ

2024/03/19

最後の終わり方がとても印象的だった。 この言葉で終わるのかとも思ったのだが、支援し続けることを諦めるな、という筆者の強いメッセージだからこそ、あそこで終わったのかなと思った。 教員でもない、子供もいない自分の立場で何ができるか考えていきたいと思った。

Posted byブクログ

2024/02/22

 支援級ではないないけれど普通級ではしんどい子たちに焦点を当てた本。当てはまる子は実は沢山いるはず。おとなしいと困り感に気づかれないまま大人になってしまうことも。そういう子どもたちが無理なく苦手を少し減らしていける方法が読みやすく書いてあります。  手の内を見せてくださる著者の本...

 支援級ではないないけれど普通級ではしんどい子たちに焦点を当てた本。当てはまる子は実は沢山いるはず。おとなしいと困り感に気づかれないまま大人になってしまうことも。そういう子どもたちが無理なく苦手を少し減らしていける方法が読みやすく書いてあります。  手の内を見せてくださる著者の本気が伝わります。  だけど大事なのはまず我々が困っている子にちゃんと気づくこと。肝に銘じなければ…。頑張る。

Posted byブクログ