しあわせガレット の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 「店の名前はポルトボヌール。幸せの扉って意味よ」―― 派遣契約が終わった日の帰り道、バターと砂糖の甘い香りに誘われて詩葉が見つけたのは、千駄木の路地奥にある「ガレットとクレープの店 ポルトボヌール」。 アンティークな雰囲気の店を一人で切り盛りするのは、赤い髪の店主・多鶴さんだ。 こだわりの詰まったガレットをひと口食べて魅了された詩葉は、4日間通いつめ、雇ってもらうことに。 多鶴さんの焼くブルターニュ仕込みのガレットと謎めいた常連さんに囲まれて、未婚、子なし、貯金・家なし、35歳の詩葉の新たな生活が始まる――。 【個人的な感想】 色々な具材が載ったガレットが出てきて美味しそうだった。 物語も心に沁みるのでおすすめです。
Posted by
とにかくガレットが食べたくなる。 自分で作ってしまおうか?と調べてみたが、蕎麦粉が必要とのことであっさり断念。 お店にガレットを食べに来るお客さん達それぞれを主人公に話が進んでいく。 全体的に抽象的に感じ、感情移入がしずらいと個人的には感じた。
Posted by
谷根千にあるガレット屋が舞台 ブルターニュ、ゴーギャン 人は多少なり居心地の悪さを抱えながら、 それでも自分で選択したものに 胸を張って生きていくべき このガレット屋ではシェアは厳禁 自分が選んだものを最後まで美味しく食べる 例え人の注文の方が美味しそうに見えても。
Posted by
ガレットって食べたことないので本当に味が気になりすぎます!!たくさんアレンジできて作るのも楽しそうだなって思いました。
Posted by
垣谷さんの「子育て~」と並行して読んでいたから、こちらの主人公も大変な設定なのだけれども、ちょっとほっこり?した。 派遣の契約を満了し、行くすべもなかった詩葉が出会ったお店。赤い髪の毛のママさん。作るガレットには思い出だけでなく、ルールなどもある。それぞれにあった料理が出てくる...
垣谷さんの「子育て~」と並行して読んでいたから、こちらの主人公も大変な設定なのだけれども、ちょっとほっこり?した。 派遣の契約を満了し、行くすべもなかった詩葉が出会ったお店。赤い髪の毛のママさん。作るガレットには思い出だけでなく、ルールなどもある。それぞれにあった料理が出てくるのはいい。
Posted by
シードルと半熟卵が流れ出すガレット、ホワイトアスパラにオランデーズソース。おいしい本を読みたい方におすすめ。
Posted by
ガレットが食べたくなってしまった。 どこにいてもなんとなく馴染めなかった詩葉が、自分の居場所と思える場所を見つけられてよかった。 店主の多鶴さんは頑固でこだわりもつよくて少し怖そうだけど、詩葉のことをきちんと見て理解してくれているのが嬉しかった。
Posted by
派遣期間が終了して無職になった詩葉はガレットとクレープの店を見つける。美味しさに魅了され雇ってもらうことに。 店を訪れる人々の連作短編集。 おいしそうなガレットの絵に惹かれて。 作中に出てくる数々のガレット・クレープも美味しそう。 きっぱり自分の意見を通す多鶴さん、人を選びそう...
派遣期間が終了して無職になった詩葉はガレットとクレープの店を見つける。美味しさに魅了され雇ってもらうことに。 店を訪れる人々の連作短編集。 おいしそうなガレットの絵に惹かれて。 作中に出てくる数々のガレット・クレープも美味しそう。 きっぱり自分の意見を通す多鶴さん、人を選びそうだけど自分の責任で人生を生きてるって感じ。 他の作品は時代小説をたくさん書いてる作家さんなんですね。読んでみたいと思ってた作品もこの方のだったのか。
Posted by
幸せの扉はある。開けるかどうかは自分次第。ガレット、クレープを焼く店で詩葉は少しずつ変わっていく。自分の意見を言うこと、自分の選択に責任を持つこと、自分のお皿は自分で決めること。周りに流されすぎないことも大事だね。ガレット食べたくなりました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ガレットとクレープが美味しそうなのはもちろんですが、日々の暮らしの疲れや悩みがふっと軽くなるようなお話で、一気に読んでしまいました。 美味しいものと美味しいお酒は、一歩踏み出す元気をくれますね。良い癒し時間をいただきました。 うちの近くにもガレット屋さんあるので、行きたいなぁと思いました。
Posted by