教養としての歴史小説 の商品レビュー
歴史時代小説が好きになるきっかけとなったイクサガミ、じんかんの作者である今村翔吾さんによる歴史小説の楽しみ方が散りばめられた本。色々な作家や作品の紹介をされているので、ますます世界が広がりました。 あと、この本手触りがすごくいい。手にして読むのが感覚でも楽しめました。
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稼ぎのあるなし、金額の大小に関わらず生きたお金を使うことの大切さを筆者は池波正太郎から学んだ。 そして私も原点を思い出させてもらった。
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【概要抜粋】 ・生成AIなどが台頭する社会で、歴史を学び教養を身につけることが重要になってくる ・歴史小説を読み、先人の成功・失敗の経験を学ぶことで、現在にも当てはめて自らの進むべき道標とすることができる。 ・歴史小説と自己啓発本の相性はよく、自己啓発が読んですぐやる気が出てくるという意味で即効性のある西洋医学とすれば、歴史小説はじんわりと聞いてくる漢方医学の様なイメージ。 ・今村翔吾先生は幼い頃に真田太平記を読み、歴史小説に関心を持ったがそのきっかけは関西出身で真田幸村には馴染みがあったからで、書店で親に懇願して全巻購入してもらったとのこと(子供の知的好奇心は寛容に受け入れる重要性が学び) ・歴史小説は歴史をそのまま描いているわけではなく、史実を元に著者によって一定のエンタメ性が加わり、読者が読みやすい様な工夫がされている。 【感想】 歴史小説を読みたい気持ちが高まった。今村先生もおっしゃる通り、処理しきれない情報量の世の中で、物事に対して表面的な理解にとどまることが多くなってしまっていることを実感する中、歴史小説は偉人の生き様を時間をかけて理解することで情報ではなく、「教養」として身につけることができるからである。 合わせて、戦後日本は日本人らしさが失われてきていることに今村先生は言及されているが、今、私たちが生きている時代まで紡がれてきた歴史を知ることで、日本人としてのアイデンテティが高まることにも賛同できた。 歴史小説を読むことで、偉人とゆかりのある地方への旅行が楽しくなり、知識の有無で旅先での関心の度合いが変化することにも共感できた。 本書では様々な歴史小説、時代小説が紹介されており、一つずつチェックしていきたい。
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今村先生が教養という視点から歴史小説について語る1冊。ご自身も歴史小説好きでかなりの量を読破されていることもあり、「この面白さを是非知って!」という熱量が凄かった。あと書きで書かれていた、教養があると人生の楽しさの回収率が上がる、という考え方が好き。勉強、と考えると気後れするけど...
今村先生が教養という視点から歴史小説について語る1冊。ご自身も歴史小説好きでかなりの量を読破されていることもあり、「この面白さを是非知って!」という熱量が凄かった。あと書きで書かれていた、教養があると人生の楽しさの回収率が上がる、という考え方が好き。勉強、と考えると気後れするけど、楽しい・面白そうと思ったものをとことん、ならイケる気がする。 歴史小説と歴史小説家の解説も分かりやすくて、映像化されたものを観るだけで小説では触れてこなかった『剣客商売』や『鬼平犯科帳』などの有名作品に改めて触れてみたくなった。
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そろそろ歴史小説に着手したいと思っていたので、指南役として手に取った。YouTubeでの話し方からもわかりやすさは伝わっていたが、今村さんの文章は本当に読みやすい。歴史小説の効用については著者の意見に賛同しているので、今年は歴史小説の割合を増やしたい。 『真田太平記』に挑戦し...
そろそろ歴史小説に着手したいと思っていたので、指南役として手に取った。YouTubeでの話し方からもわかりやすさは伝わっていたが、今村さんの文章は本当に読みやすい。歴史小説の効用については著者の意見に賛同しているので、今年は歴史小説の割合を増やしたい。 『真田太平記』に挑戦したいが、巻数の多さにびっくり。タイパ重視ではないつもりだが、巻数やページ数を意識せずもう少し気軽に読みたい本を読もう。山田風太郎も気になるが、長年ずっと読みたいと思っている司馬遼太郎から入ろうか。
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今村先生の膨大な知識・情報を降り注がれた感じ。そして、今村先生の歴史小説への愛をビシビシ感じました。また、本を読むことの大切さを教えられました。 ***** 知識がないときには、旅先で史跡を見ても興味のアンテナが反応しません。「あー、そういえば源頼朝っていたよな。あの人に関係し...
今村先生の膨大な知識・情報を降り注がれた感じ。そして、今村先生の歴史小説への愛をビシビシ感じました。また、本を読むことの大切さを教えられました。 ***** 知識がないときには、旅先で史跡を見ても興味のアンテナが反応しません。「あー、そういえば源頼朝っていたよな。あの人に関係している場所なのね」という感じです情報をスルーしてしまいます。しかし、歴史小説を読んでいると、だんだん変化が生じます。最初は単純に物語を面白がって読んでいただけなのに、それが1年、2年と続くと、興味と知識が結びつくようになるのです。 ****** 私にはまだこの本は早かったようだ。膨大な情報にアンテナがうまく働かず、スルーしてしまった感が拭えない。また改めていつか読み返したい。
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「歴史小説」というものが何たるかを教えてくれそうな題名で、かつ、歴史小説・時代小説というジャンルで現役の直木賞作家が著者であるということで、本書に手を出して見た。 …が、全くの期待外れだった。 本書のいう「教養」は、おおよそ「ビジネス書」「人生訓」といった語に置き換え可能な意味合いでの「教養」だった。いやいや、戦国武将の姿に経営者の理想像を見たりするような(私としては“ヨコシマな”と形容したくなる)読まれ方がよくされるのは昔から認識していること。そういうのではなく、もっと知的蓄積としての「教養」を、(歴史書ではなく、あえて)歴史小説から得るためのヒントやメソッドといったものを得たかったのだが。 版元がビジネス書の多い出版社だったから、それは期待してはいけなかったか。
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歴史小説をたくさん読みたくなる内容だった。歴史小説の基礎知識から現代を生きる上でどのように人生に活かせるかまで書かれていた。
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タイトルほと教養については書かれてなかったし、思ったより作品紹介が少なかったのが残念。最初の方も別で読んだエッセイと被ること多かったけれど、さらさらと読みやすくてよかった。私も歴史小説とかは現代語とか今の言葉で書いていいと思う派なのでもっと増えるといいな。
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歴史小説に興味があるけど、何から読んだらいいかわからないという人にもお勧めです。 著書自身も歴史小説家で、かつ、歴史/時代小説の読破量は業界人の中でも傑出しているようなので、著書と波長が合う人にはとてもいい歴史小説の案内書かと思いました。
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