平治の乱の謎を解く 頼朝が暴いた「完全犯罪」 の商品レビュー
平治の乱について著者が気付いた真相を元に平治の乱を丹念に追っていく過程がおもしろかった。 実際に著者の真相が真実かどうかはわからないが興味深かった。
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過去の知識の前提と違う世界の平治の乱 (1)保元の乱に至る道もそうだが、すべて我が子に継がせたいという親の妄執が争いを招く①摂関家は忠通が頼長から基実へ②皇室は鳥羽が崇徳から近衛へ、後白河が二条から守覚法親王へ、後白河が二条から憲仁へ、二条が憲仁から六条へ (2)二条天皇の「孝」を無視した短慮を糊塗する朝廷全体の動きにより平治の乱の日記が記録を消された (3)真相は、①皇位を巡り二条天皇が三条殿=後白河上皇を襲った(保元の乱で後白河が崇徳上皇を制圧した様に)②院政の主軸信西の排除と政務停滞(信頼)③三条公孝案で執権を設ける(大炊御門経宗・葉室惟方)④争乱責任を信頼・義朝に押しを付ける⑤二条は守覚とを出家させ後白河側にダメージ⑥後白河が院政再開意欲を二条が妨害(⇦桟敷封鎖事件の意味)⑦後白河は清盛を使い反撃(内裏で惟方捕縛・経宗自宅襲撃し合戦となる)⑧美福門院病死で後白河は二条と和解し二頭政治開始⑨憲仁誕生に猜疑心が湧き二条親政再開⑩二条譲位後崩御で終了 (4)感想、後白河・二条という二大の帝王教育欠如天王と摂関家の早逝が続き皇室サポート体制が崩れ、白河院の落とし子の風聞ある清盛が潜り込み、武者の台頭と支配の社会が生まれた
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面白く、サクサク読み進んでしまうのだが、随所に別の自著を案内したり、ここではページを割けないとか、少しフラストレーションが溜まる箇所が多かった。 歴史の裏側を垣間見る感じがするので、為になった。
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平治の乱について分析した一冊。 これまで保元の乱とセットでしか語られることのなかったこの戦と、その後の結果について深く知ることができた。
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<目次> ○事実経過編 第1章 真相解明を妨げるもの 第2章 三条殿襲撃事件 第3章 二条天皇脱出作戦 第4章 京都合戦 第5章 二条派失脚事件 ○全容究明編 第6章 保元の乱の恩賞問題と源義朝 第7章 先行学説の弱点と突破 第8章 二条天皇黒幕説...
<目次> ○事実経過編 第1章 真相解明を妨げるもの 第2章 三条殿襲撃事件 第3章 二条天皇脱出作戦 第4章 京都合戦 第5章 二条派失脚事件 ○全容究明編 第6章 保元の乱の恩賞問題と源義朝 第7章 先行学説の弱点と突破 第8章 二条天皇黒幕説の論理的証明 第9章 源頼朝の証言と三条殿襲撃の「王命」 第10章 「信西謀反」の真相と守覚擁立計画 第11章 残された謎~信西・清盛・後白河の動向 ○最終決着編 第12章 二条の勝利と後白河の逆転勝利 第13章 乱の記念碑~新日吉・新熊野・法住寺殿 第14章 孤立する二条の死と平清盛の覇権 第15章 乱の清算~「朝の大将軍」の鎌倉幕府 ○エピローグ~平治の乱の新たな全貌 <内容> 論理的に積上げられた面白い論文。なかなか厚いが(347ページ)、読み応えはある。ただ「平治の乱」という一般には余り伝わらない戦乱(教科書では保元の乱とセットだ)を読む人はいるのか?二条天皇の陰謀を後白河が再逆転する流れは、わかりやすいが…。かつての呉屋勇一『応仁の乱』ほどのことはあるまい…。
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丹念と言えば丹念。多少丁寧過ぎる気がしながらも読破。歴史ミステリーなら、この半分のボリュームで書かれていたに違いない。 平治の乱の当事者達の役割についての解説は、この時代について書かれた、他の著作に触れる時に一つの武器になるだろう。
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【源頼朝が「真犯人」を暴いていた!】最大の謎「誰が乱を起こしたか」に定説がなかった平治の乱。壮大な隠蔽を気鋭の歴史学者が解き明かす。日本史版『薔薇の名前』か?
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