私が彼を殺した 新装版 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2024/11/11

ストーリー的には割と単純そうなのに、先に読んだ人たちが「犯人が分かった」とか「分からなかった」とか言ってて、犯人分からないとかあるー⁉︎とナメてかかって読んでみたら、見事に分かりませんでした…。手引き読んで何度も読み返して…。東野先生、さすがです！

2024/11/09

それぞれの視点で書かれて展開が進んでいくのはいろんな感情が理解できて面白かった。
美和子がなぜそこまで穂高に思い入れているのかがわからなかったのとトリックが難しくて最後まで犯人が誰かわからなかった。でもそれがすごいところなんだと思う！

2024/11/08

加賀恭一郎シリーズ読了二冊目。今回も容疑者全員に立派な動機があり、しかも殺害できるチャンスもあるという状態。この被害者の穂高がマジのクズで全員が被害者なのだけれども、殺されてしまったらそんなことは言ってられない。花嫁も夢から覚めてないというか、夫を目の前で失ったことに酔っているというか、悲劇のヒロインにならないと精神が保てない。加賀以外の登場人物がじりじり精神を削っていく作風が前作よりちょっときつかった。近親相姦も含まれてたからかもしれない。どっちにしてもあのあとは地獄だろうなあ。

2024/10/29

挙式のバージンロードで新郎が突然死。
殺人疑惑の３人の視点で展開していくため読みやすかった。
最後の「犯人はあなただ」で終わって結局誰か犯人かわからんかった。

2024/10/28

ミステリを読んでおいてなんだが、毎度登場人物の不幸なさまを見てはげんなりしていたのに、本作はそこまで不快感なく読めたとは思う。謎は解くつもりもなかったので付録を読んでからざっと読み直し、真相はなんとなく把握した。とはいえまじめに読み返す気にはあんまりなれない。

2024/10/24

容疑者3人の目線で話が進んでいくんですが、みんな怪しすぎる(笑)
なんだかんだ言って花嫁が犯人でしょと思ってましたが、どうやら違うらしい。
推理の手引きを読んで、やっと犯人がわかりました。

2024/10/05

女性を踏み台としか考えていないような憎き男を、かつての恋人•結婚相手の兄•想い人を踏み躙られ捨てられた男の誰かが殺す。

3人の視点で男を殺したい背景と事件当時が描かれる。男が本当にクズで、誰にも強い動機ときっかけが存在している。

犯人当ての「どちらかが彼女を殺した」よりも分かりやすい解が存在しているが、正直私はしっくりこなかった。動機等が素晴らしいだけに少し残念。

2024/10/02

犯人は誰か、ポイントになりそうなところは気にしながら読見進めました。
この人？　いやこちら？
翻弄されつつ、動機・凶器・チャンスをみていたつもりだけれど…
この犯人で合っているのかは分からず。
袋とじを読んだら、この人なのかもと迷うばかり。

『どちらかが彼女を殺した』もハッキリと答え合わせができていず。

こんな本もあり、と思わせてくれました。

2024/09/16

3人の人物の視点が変わりながらストーリーが進んでいく。犯人がわかるまでいろんな可能性が出てきては消えていくのを繰り返し最後「犯人はあなたです」というところで終わる。こちらも考えながら読み進めるので少々時間もかかり、なかなか犯人に辿りつかないもどかしさでやっと最後まで読み終えた。だが犯人はわかっても犯行について不明な部分はネットにて検索。もっと深い読みが必要だった。

2024/09/29

全員に動機があってチャンスもあって、みんなそれっぽく振る舞う展開とその描写にとても引き込まれた。
誰が犯人かなんて全く分からなかったけどねもちろん。でも十分に楽しめた。