湖の女たち の商品レビュー
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過去と現在2つの事件に関わる満洲と滋賀の2つの湖。 そのとても美しい情景と子供の残虐さが共通している。 そしてそれを知っている大人が口を噤んでしまうことも。 真実を語ることと沈黙を貫くこと、子供のためにどうすべきなのだろう? また、誰でもいいからとにかく犯人を作り上げる、という警察の悪しき構造もとてもよく描かれていた。 他人の幸福や真実と自身の立場や利益に利益相反がある時、どちらを大切にするのだろう? なぜ人間はそんな選択ができてしまうのだろう? そして、主人公の増幅していく「誰かに従属したい」という仄暗い欲望。 これは程度の差こそあれ、誰しも持っているものなのかもしれない。
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吉田修一もこういう社会問題をテーマとすることがあるという一例。いろいろもやもやしたまま展開が進むが、最後ももやっとしておわる。
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ワンマン社長が映画「国宝」を絶賛、ヨイショ取り巻きはこぞって映画鑑賞しておべっか。原作から入る私はなるほど面白いと吉田修一さんを初読してさて次はと購入したんは本作、残念、Sな方しか読めないかも。最後は駆け足で最早、ゴール目指してて息継ぎせず。完読。あー、もうええわー。
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タイトルからは想像できない、ある意味吉田修一らしい作品だった。 琵琶湖のほとりにある高齢者の介護施設で、寝たきりの男性が殺された。 呼吸がとまったら人工呼吸器の警告音が鳴るはずなのに、その音を聞いたものはいない。 音は鳴らなかったという施設の職員たちと、機械は故障していないというメーカー。 警察は、犯人を捕まえなければならない。なんとしても。 狙われたのは、その日に夜勤だった介護士の女性。 きつい労働にもかかわらず給料は安く、しかし看護師よりも常に下に見られ侮られ、家に帰れば義父の介護と無職の夫の生活を支えなければならない鬱屈が、彼女をそうさせたのだ。 警察の作るストーリーに、最初は否定していた彼女も度重なる取り調べと恫喝に、徐々に追い詰められていく。 捜査を担当していた圭介は、同じ施設で介護士をしている佳代とひょんなことで知り合い、そこから2人の関係が始まるのだが、ここの部分がとにかく気持ち悪い。 圭介による一方的な支配。 これが、付き合いを深めてから…というのならまだしも、最初から支配と調教で繋がる関係というのは、洗脳じみていて気持ちがささくれていく。 雑誌記者の池田は、事件の取材中に被害者が731部隊に所属していたことを知る。 731部隊の生き残りが血液製剤の治験データを改ざんし、その結果多数の被害者を生んだ事件は、ある程度物証もそろいその責任を問うことができる感触を得たとき、突然その操作が中止になった。 現在の殺人事件と過去の731部隊が交差する。 「生産性がない」と断罪された者は、本当に生きる価値がないのか。 自分たちの正義のみを信じて、他者の尊厳を踏みにじることに無自覚・無関心な人々。 例えば、圭介と佳代の関係性も、人々の前で明らかになれば圭介は社会的に抹殺されるだろう。 だが、思いや感覚は語られているのに、作中で一切語られない圭介の考えを知ることなしに一方的に圭介を断罪するのは、昨今のSNSをにぎわせている無数の自称正義の味方がやっていることと何が違うのか。 けれども、それは私には分かり得ぬことだからと見て見ぬふりをするのは、戦前・戦中の不穏な空気を見て見ぬふりをした人たちと何が違うのか。 実際にあったいくつかの事件をモチーフにしながら、「権力の腐敗」「生産性がないとされる者への憎悪」「上級国民」「高齢者介護」などに自分はどう向き合っているのかを突き付けてくる。 最初の被害者については、因果応報という言葉も浮かび上がってきた。 どれだけ金持ちでも権力者でも、現役の若者ですら、いつかは老いさらばえて他人の手を借りて生きることになる。 それをわかっていれば、それほど無体な仕打ちを他人にできなくなるのではと思うのだが。
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面白くなかった、何もか中途半端な 旧満州での話、製薬会社のデータ改ざん、松江さんの今更ながらの告白などなど 特に圭介と佳代の捻じ曲げた不倫?は、私からしたら絶対有り得ない、何が言いたいのか 冒頭の佳代は? 731部隊などどう関係しているのかわからなかった。 吉田さんの小説らしから...
面白くなかった、何もか中途半端な 旧満州での話、製薬会社のデータ改ざん、松江さんの今更ながらの告白などなど 特に圭介と佳代の捻じ曲げた不倫?は、私からしたら絶対有り得ない、何が言いたいのか 冒頭の佳代は? 731部隊などどう関係しているのかわからなかった。 吉田さんの小説らしからぬ一冊だったな。
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うーん よくわからん 本の紹介を見て読もうと思ったけど ちょい期待外れ、というか私にはついていけんって感じでした 殺人事件の捜査、解決って事じゃないのね
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2025.09.15 …なんとも言えない読後感。 これはなんというジャンルの小説なのか。 途中まで事件を追っていたのに、佳代のように急に湖から落ちたように終わってしまった感じ。 結局、圭介は何がしたかったのか??佳代との関係は何?ただのドS? 圭介が探偵役になるかと思いきやそう...
2025.09.15 …なんとも言えない読後感。 これはなんというジャンルの小説なのか。 途中まで事件を追っていたのに、佳代のように急に湖から落ちたように終わってしまった感じ。 結局、圭介は何がしたかったのか??佳代との関係は何?ただのドS? 圭介が探偵役になるかと思いきやそうではなかった。だからミステリではない。 結局、犯人はふんわりと。人体実験、満州うんぬんは実はストーリーにあんまり関係ないというか…伏線回収かと思いきや…もやもや。 珍しく解説もきちんと読んでしまった。
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あらすじからは理解できない内容にとまどいながら、何度も挫けたがやっと読了。解説読んで、男性目線の作品ですよねーと思った。途中何度も気持ち悪くなった。
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介護施設で100歳の老人が亡くなる。その近くを訪れていた記者がたまたま展示されていた写真から地元の有名人の繋がりを見つける。 推理小説の展開のはずが、壊れていく主人公の心理描写を中心に、湖の周りにいる人たちに伝染していくかのような怪しげな空気が漂う。帯に憎悪が沈澱する場所とあった...
介護施設で100歳の老人が亡くなる。その近くを訪れていた記者がたまたま展示されていた写真から地元の有名人の繋がりを見つける。 推理小説の展開のはずが、壊れていく主人公の心理描写を中心に、湖の周りにいる人たちに伝染していくかのような怪しげな空気が漂う。帯に憎悪が沈澱する場所とあった。そういう話かと気づいた自分もその濁った湖の中に飲み込まれそうなる感じ。 これを映画にしたのか、いやぁあまり見たくないかな、と思いつつ、ストーリーはエンディングに向かうところで、湖がさまざまに変化していく姿を描写がある。何か吉田修一が描きたかったことがここに表されているのか。そしてミステリーの結末へ。 明確に結論を描いている訳ではないが最後はわかるという終わり方。なるほど小説自体が映画らしいかも。 誰にでも勧められるのではないが、吉田修一らしさが全面に出ているかの傑作。でもおすすめ度で星3つにしておく。
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こちらの本は。。映画の評価が良くないようで原作から見てみたけど、これを映像化したら生々しくて難しくて、評価が悪くなるのはわかるという感想。。映画化しようと思った製作陣に拍手…! 誰が犯人なのか、誰を犯人にするのか、支配欲、過去の事件との関連性。。 自分の中でそれぞれの問題がつ...
こちらの本は。。映画の評価が良くないようで原作から見てみたけど、これを映像化したら生々しくて難しくて、評価が悪くなるのはわかるという感想。。映画化しようと思った製作陣に拍手…! 誰が犯人なのか、誰を犯人にするのか、支配欲、過去の事件との関連性。。 自分の中でそれぞれの問題がつながらず理解が難しい作品だった。
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