縁切り上等！ の商品レビュー

新川帆立(著者)

2024/10/08

280ページ
1600円
10月7日〜10月8日

差し迫る危機感や離婚したいという切実な思いが伝わってきた。そんなやつとはさっさと別れてしまえ！と思っても、弁護士に相談して、子どもの将来のことをしっかり考えて、養育費などの取り決めをしておかねばならないと感じた。1つ1つの話がおもしろくて、サクサク読めた。

2024/10/04

紬のキャラがよく言えばまっすぐ、悪く言えばしたたかで好き。出雲くんとの関係性も永遠にこんな感じでいてほしい。
離婚、本当に大変だけど、同性婚の離婚についてはほとんど論じられることないし、これからそういう法整備も考えた方がいいと思う。あと調停委員についても。
リアリティがあって面白かったです。

2024/09/21

離婚専門の弁護士が活躍する物語で5話からなる長編小説だけど１話毎に語り手が変わる面白い作りになっていてあっという間に読み切りました！紬先生と出雲の今後も気になるからぞくへんを期待します！

2024/09/05

剣持麗子のストーリーの中でも、ちらっと活躍していた、
離婚弁護士の松岡紬。

なかなかの個性的なキャラで、
読み進めるごとに、大ファンに！

鎌倉の縁切寺が舞台で、なんと、紬の両親も離婚していたなんて。

ラストでの聡美の夫の、化けの皮を剥がしたシーンは、
あっぱれ！

幼馴染の出雲や玄太郎など、暖かい人たちに囲まれて、
難しい離婚問題に立ち向かう姿、とってもいい。

離婚はとてつもないエネルギーがいるし、
子供がいたら、さらに複雑。
夫婦は他人でも、親子の縁は切れない。
結婚なんて、しないほうがいい・・・と、紬が思うのももっともだ。

2024/09/03

弁護士の人が書いているのね、と作者紹介を読んで知りました。
事例が具体的でわかりやすかったです。
この本は男女共同参画センターの図書館で借りたのだけど、なるほど、実際に役に立ちそうな本ではあるなと思いました。
イメージがつきやすいというか、弁護士を頼むハードルが下がるというか。

2024/08/31

モラハラ、浮気、熟年離婚、同性カップルの離婚、養育費の不払い、離婚にまつわるいろいろな問題がテンコ盛り。
第二話の鷹田の言動にひきまくり。自分のおかしさに気づいていない男の言い訳に、怖っっってなる。
ぶってない、気合を入れるかんじではたいただけ？？なんじゃそりゃ(-_-;)
モラハラの人ってこんなかんじの思考回路なのか？？
実家依存って何なんだ？と、途中で読むのをやめようかと思ったけど、やっぱり結末が気になって、弁護士はどう判断するんだろう、と最後まで読む。
でも、妻も依存症で、繰り返される万引きと複数人との不倫…。う～ん…。

2024/08/09

久しぶりの新川帆立さんは、やっぱり面白かった。
ずっと読みたくて図書館で探してて、
在庫ありになってるのに見つからなくて、
スタッフさんまで巻き込んで探してもらってたら、
反対側の棚に刺さってた。

昨日まで身内の不幸で通夜と葬儀に巻き込まれて
全然本が読めなくて、
帰って来てからも読む気が起こらなくて、
やっと手に取れた。一気読みした。
少しだけ日常が帰ってきた気がする。
晩年は目も見えにくくなって、気力も落ちて、
読みたい本が読めなくなったのが可哀想だった、
という喪主の思い出話が身に沁みる。

本が読める幸せ。

2024/08/09

　３組に１組が離婚する現代において、誰もが無関係ではいられない!?　幸せな縁切りの極意を教えてくれる、という本書。
　モラハラ、浮気、熟年離婚、同性カップルの離婚などが題材になって、その経緯が描かれている。
　なかでも、熟年離婚を扱った第三話がミステリアスで１番面白かった。続編が(あれば)楽しみだ。

2024/08/04

図書館の本棚で、ちょっと倒れているた。誰かが読み終えた直後かなと、思った。内容は、もっとドロドロしていいと思うけど、サラッと軽い。

2024/07/28

面白かった。
ハラハラドキドキすることはないが、安定の面白さと言う感じ。
紬先生と出雲君の関係性も好き。
続編がでることを期待。