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超新星紀元 の商品レビュー

3.2

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2024/06/19

超新星爆発の放射線の影響により子供は細胞の再生力が高いから助かるが、大人は一年後位に全員死亡する。大人がいなくなるまでに子供に国家運営の全てを託す...。 最初の方は面白くて大人との別れに切なさも感じたけど、大人達いなくなってからの子供特有の残酷さと刹那的な振る舞いにストレスを...

超新星爆発の放射線の影響により子供は細胞の再生力が高いから助かるが、大人は一年後位に全員死亡する。大人がいなくなるまでに子供に国家運営の全てを託す...。 最初の方は面白くて大人との別れに切なさも感じたけど、大人達いなくなってからの子供特有の残酷さと刹那的な振る舞いにストレスを感じてしまった。 また、前半にキャラクターと伏線を出してたので、どう畳むのかと思いながら読み進めてたら何も触れられずに終わってました。 中々に大味だし粗も多々あるが憎めない作品です。 三体読もうか凄く悩む。長いのよ...。

Posted byブクログ

2024/06/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2024.6 前半は最高に面白かった。やっぱすごいな劉慈欣、と思っていたんだけれど後半は読んでいてもすぐ眠気が…とにかくつまらない。ページ飛ばし読みどころか読まずにページだけ巡って終わらせました。劉慈欣ほとんど読んでるんだけれどね、これは私の気に召さずな小説でした。

Posted byブクログ

2024/03/31

超新星爆発により、14歳以上の大人が死滅してしまう世界のお話。 『gone』とか、『百年法』の最後らへんのようで、好きな設定でした。 大人たちに残された時間は10ヶ月。その間に自分たちの知識と技術を子どもたちに継承して、今まで通り生活できるようにしなければ。という大学習時代。そ...

超新星爆発により、14歳以上の大人が死滅してしまう世界のお話。 『gone』とか、『百年法』の最後らへんのようで、好きな設定でした。 大人たちに残された時間は10ヶ月。その間に自分たちの知識と技術を子どもたちに継承して、今まで通り生活できるようにしなければ。という大学習時代。そして、大人たちとの別れ、最初の混乱までは理解できる。でも、そこから後の展開がまったく分からん感じでした。ひたすらなぜそうなるの繰り返し。私が大人だからなのか。 とりあえず、大人は子どもに純真さを見るけど、子どもたちはそれよりももっとずっと残酷な生き物であるということはなんとなく共感できました。

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2024/02/29

前半はとても引き込まれて面白いのですが、後半は結構お話が迷走します。 コンセプト止まりといった感じで、他作品に比べると少し勢いが足りない感じです。

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2024/02/14

「三体」劉慈欣のデビュー作。地球近傍で起きた超新星爆発の影響で世界から13歳以上の人間がいなくなり、子供だけの世界になる。タイトル的に「超新星」という宇宙のキーワードを冠しているが、超新星はあくまできっかけでそこまで掘り下げられない。世界に子供しかいなかったら?というifの世界の...

「三体」劉慈欣のデビュー作。地球近傍で起きた超新星爆発の影響で世界から13歳以上の人間がいなくなり、子供だけの世界になる。タイトル的に「超新星」という宇宙のキーワードを冠しているが、超新星はあくまできっかけでそこまで掘り下げられない。世界に子供しかいなかったら?というifの世界の物語が中心。 著者の先の読めないストーリーが好きな方には間違いなくおすすめ。ちょっとイマイチな点は、戦争ゲームのところは長く感じた一方で、領土取り替えゲームはやや尻すぼみ感がありもう少し語ってほしかった。

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2024/01/03

とても興味深い設定のSF 後半は、一辺倒になってしまって自分的には面白さには欠けました ラストもあっけない感じ 子どもたちが成長成熟して後世紀を創ってゆくのが描かれたりしてたら良かったな

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2023/11/15

前半はエンダーの知能ゲーム 後半は楳図かずおの狂気世界 のようなイメージ もちろん 至福の ただ 「三体」と比較し ところどころ 冗長な部分も 例えば 戦争ゲームのルール決めの部分 長い....

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2023/11/04

超新星爆発によって発生した大量の放射線により14歳以上の人類は死に絶えるという設定に惹かれて読んでみましたが、想像以上にぶっ飛んだストーリーが繰り広げられていました。大人たちが滅亡するまでには多少なり時間があり、残される子供たちに、社会を引き継ぐためにできる限りの準備をして旅立つ...

超新星爆発によって発生した大量の放射線により14歳以上の人類は死に絶えるという設定に惹かれて読んでみましたが、想像以上にぶっ飛んだストーリーが繰り広げられていました。大人たちが滅亡するまでには多少なり時間があり、残される子供たちに、社会を引き継ぐためにできる限りの準備をして旅立つのですが、子供たちの考えは大人たちの想像の範疇を超えていて。。。子供たちの生きる目的と、大人たちそれについての違いについては本書に記載されていますが、現実世界でもこういう子供から大人になる過程で価値観の変化って得てしてあるんじゃないかなぁと思います。(本書に書かれていることがすべてとは思わないけれど。)途中かなり盛り上がるんですが、エピローグへの話の運びが少し曖昧というか、尻すぼみだったのかな、とも思います。

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2023/10/21

放射線で大人が死に絶えた世界が舞台。大人が世界から整然とフェードアウトしたり、混乱した子供社会に都合よく量子コンピュータAIが登場して危機を救ったり、無いと思ってた核弾頭が都合よく見つかって喜んで発射したりとリアリティが低く、細かいディテールは三体より甘め。最近、劉慈欣先生の三体...

放射線で大人が死に絶えた世界が舞台。大人が世界から整然とフェードアウトしたり、混乱した子供社会に都合よく量子コンピュータAIが登場して危機を救ったり、無いと思ってた核弾頭が都合よく見つかって喜んで発射したりとリアリティが低く、細かいディテールは三体より甘め。最近、劉慈欣先生の三体以前の作品が翻訳され始めているが期待が高いせいかなんか全部イマイチ。 ★勉強になったところ 中国では自軍をレッドチームって呼ぶんや!

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2023/10/13

『三体』の劉慈欣の第一作目の長編が翻訳されるということで、以前から楽しみにしていた。 地球に超新星爆発による放射線が降り注ぎ、14歳以上の「大人」がすべていなくなり、子どもだけの「超新星紀元」の時代を迎える、と、設定を見ると少し「十五少年漂流記」を思いだした。 大人たちが全滅...

『三体』の劉慈欣の第一作目の長編が翻訳されるということで、以前から楽しみにしていた。 地球に超新星爆発による放射線が降り注ぎ、14歳以上の「大人」がすべていなくなり、子どもだけの「超新星紀元」の時代を迎える、と、設定を見ると少し「十五少年漂流記」を思いだした。 大人たちが全滅するとわかってから子ども世界に向けた準備期間や子ども世界になってからわずかな期間におきた紆余曲折の歴史を描くものとなっており、 歴史のリアルタイム感を感じられるSFになっていた。 やっぱり劉慈欣はおもしろい。

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