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駈込み訴え の商品レビュー

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22件のお客様レビュー

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2024/10/17

終わり方かっこいい。「クソデカ感情」がじっくり書いてあるからオタクが好きなんだろうなって思ってしまった。

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2024/09/07

内容は良かったが、イラスト付きの意味があったかというと…。普通に文字だけで読んでるのと変わらないかな。

Posted byブクログ

2024/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もっと絵があればいいのに。が最後まで読んだ感想。 何故か冒頭からすごく早口で話している感覚で途中ついていくのに必死だったが文字を追う目がどんどん先をいき、途中文字から目を離さないとどんどんエスカレートしていく。文字をこんな早く、急かされるように読む感覚は初めてでびっくり。そして、誰が話しているのだろうと思っていたらあんなに忠誠心を示して自分がいかに想っているか語り尽くしていたのに最後に裏切り者だと知る。どんでん返し。

Posted byブクログ

2024/08/09

オタクにあまりにも有名な「駆け込み訴え」。 太宰はこういうクソデカ感情を明確に言語化してる方がエモくなるよね。

Posted byブクログ

2024/07/15

最初は読んで理解しきれず、 後半になるにつれ、だんだんと話の流れが理解できた。 これが最初に繋がるわけね、と2回読むと面白かった。 また、ボカロ曲のロウワーのモチーフと知ってさらに楽しめた。 最後の晩餐の絵やキリストについても知っていたらもっと面白くなるのかな。 そういう深い解釈...

最初は読んで理解しきれず、 後半になるにつれ、だんだんと話の流れが理解できた。 これが最初に繋がるわけね、と2回読むと面白かった。 また、ボカロ曲のロウワーのモチーフと知ってさらに楽しめた。 最後の晩餐の絵やキリストについても知っていたらもっと面白くなるのかな。 そういう深い解釈なしにしての感想としては、 歪んだ愛情は怖いね、、と思ったお話でした。

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2024/07/01

冒頭の話しかけるところから始まり、最後に話しかけていたのが誰か名乗って終わるというのが好きです。 愛憎とはこのことだなと思わせてくれる話しです。 元々、この話の内容は知っていましたが画集として挿絵があるというので購入。 絵と内容があまり合ってるとは思えませんが、きれいな絵なので良...

冒頭の話しかけるところから始まり、最後に話しかけていたのが誰か名乗って終わるというのが好きです。 愛憎とはこのことだなと思わせてくれる話しです。 元々、この話の内容は知っていましたが画集として挿絵があるというので購入。 絵と内容があまり合ってるとは思えませんが、きれいな絵なので良しというか私の解釈とは違った絵なのだろうなと思い楽しんで読みました。

Posted byブクログ

2024/07/06

久々の乙女の本棚シリーズです。 初めて読んだ作品でした。そりゃそうだ、太宰治はほとんど読んだことがない。 読み進めれば誰と誰の話かはわかってきます。 愛憎がたっぷり詰め込まれた、そんな作品です 2024.6.29 95

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2024/06/19

太宰治文学忌、桜桃忌は最期の作品から 1940年の作品 冒頭からものすごい勢いでたたみかける 申し上げます 申し上げます 演劇を観るような臨場感 妻津島美和子さんが回想録で この作品を口述筆記したとしている 太宰治は、淀みなく、言い直さず、一気に口述したとのこと その緊張感...

太宰治文学忌、桜桃忌は最期の作品から 1940年の作品 冒頭からものすごい勢いでたたみかける 申し上げます 申し上げます 演劇を観るような臨場感 妻津島美和子さんが回想録で この作品を口述筆記したとしている 太宰治は、淀みなく、言い直さず、一気に口述したとのこと その緊張感が最後まで崩れない ユダのキリストの所在を密告する34歳の場面 むろん処刑の年 イスカリオテのユダの揺らぎ過ぎる心情を揺らぎなく描く 裏切り者のユダ 真の理解者はユダ 同胞へ激しいジェラシーを向けるユダ イエスへの憤懣にまみれながら彼を愛するユダ ねじれた愛を処理しきれないユダ 誰かに殺されるくらいなら自分が殺して死を選ぶ こういうの読むと太宰治ってやっぱりすごいって思うんだけど 2階座敷のお祭りのゆうげが まさかの最後の晩餐ですか? 師弟13人は丘の上の古い料理屋のに薄暗い二階座敷を借りて宴会を開く ホノジロトヲジさんのイラストは美しく ユダの病んだ雰囲気に溢れていてよろし 最後の晩餐もっと派手に描いていただいても楽しかったかも

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2024/05/28

太宰治の書く世界観と、ホノジロトヲジさんのイラストの世界観が合致していて、手元に置いて時々眺めたくなる本だと思いました。まるで絵本のように読み進められる点も良かったです。 太宰治が1番好きな文豪なので、これをきっかけにもっと著書を読みたくなりました。

Posted byブクログ

2024/05/28

「裏切り者」のユダが、イエスと彼自身のこれまでの顛末をひたすら訴え続けるお話。ユダの愛情が憎しみに変わるまでの心情をただひたすらに吐露し続ける物語の勢いに圧倒された。口述筆記で書かれた物語だというからさらに驚き

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