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桃を煮るひと の商品レビュー

4.1

87件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/04/22

食べ物エッセイ。 絶望的に食への執着が薄く、一日くらいなら平気で食事を忘れる私にとってはもはやファンタジー!楽しそう! 右側のページも左下にページ番号が振られているのがなんだかとても気に入ってしまった。

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2024/04/22

食べ物に関するエッセイ 盛岡ラーメンてスイカ入ってるの? とかちょっとびっくり 不機嫌でいたい、世界で一番私って可哀想ってときに SNSで焦げちゃったで検索するらしい 焦げちゃったがみそでユーモアがある でずーっとその検索をしているうちにげんきになるらしい マネしたい なん...

食べ物に関するエッセイ 盛岡ラーメンてスイカ入ってるの? とかちょっとびっくり 不機嫌でいたい、世界で一番私って可哀想ってときに SNSで焦げちゃったで検索するらしい 焦げちゃったがみそでユーモアがある でずーっとその検索をしているうちにげんきになるらしい マネしたい なんか分かる気がする

Posted byブクログ

2024/04/14

言葉のチョイスや余韻にはっとさせられる。 台所を「厨」と記すところにくどうさんのこだわりと思いが凝縮されている気がした。 そのたった漢字一文字だけど、噛みしめると滋味深い。 エッセイなのだからその人の生活が記されているのは当たり前なのだけど、この作品は「生活だなあ」としみじみ...

言葉のチョイスや余韻にはっとさせられる。 台所を「厨」と記すところにくどうさんのこだわりと思いが凝縮されている気がした。 そのたった漢字一文字だけど、噛みしめると滋味深い。 エッセイなのだからその人の生活が記されているのは当たり前なのだけど、この作品は「生活だなあ」としみじみ感じられた。 私たち一般人でもすんなり腑に落ちるというか、等身大な感じ。 私より歳下なのに、厨に立つくどうさんを想像するとお母さん的な落ち着きを纏っている。気がする。百戦錬磨の主婦みたいな。 一方で、若いなあフレッシュだなあ、という眩しさに目を細める感慨も覚える。 変に飾り立てない、素朴でまっすぐな文章は疲れている時でもすんなり沁みる。 いつでも手に取って読み返せるよう、目に入りやすい場所に置いておこうと思った。

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2024/04/04

エッセイを書くというのは実はとても難しくて、日常にある何気ないことを掬い取り切り取って、読むに値する文章に書き起こすのは誰でも出来ることではない。 くどうれいんさんの本は初めて読んだけれど、掬い取り切り取ったそれらを、きれいで濃厚な文章に起こしてこちらの共感を呼ぶのが素晴らしいと...

エッセイを書くというのは実はとても難しくて、日常にある何気ないことを掬い取り切り取って、読むに値する文章に書き起こすのは誰でも出来ることではない。 くどうれいんさんの本は初めて読んだけれど、掬い取り切り取ったそれらを、きれいで濃厚な文章に起こしてこちらの共感を呼ぶのが素晴らしいと感じました。 ぶどうあじあじ。いちごあじあじ。 私も今度から、昔ながらの飴とか食べながらこれを思い出しそう(笑)今の季節は、さくらあじあじがあちこちにありますね。

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2024/03/14

読み終わった後にもう一度タイトルを見ると、どろりと甘くて爽やかな香りが鼻から抜ける 「ここが八分目」を声出して笑った。めちゃくちゃわかります 経験の先に記憶に残る食がある。同じ経験をしてもしなくても、傍には美味しいものがある。同い年だけど経験も感想もこんなにも違う。そこが面白...

読み終わった後にもう一度タイトルを見ると、どろりと甘くて爽やかな香りが鼻から抜ける 「ここが八分目」を声出して笑った。めちゃくちゃわかります 経験の先に記憶に残る食がある。同じ経験をしてもしなくても、傍には美味しいものがある。同い年だけど経験も感想もこんなにも違う。そこが面白い

Posted byブクログ

2024/03/07

私は食べることが大好きだし、食べることが大好きな人のことが大好き! おいしいものをおいしそうに描けるのっていいなあ。私もこんなふうに日常を描きたい。 【読んだ目的・理由】好きな書店で気になったから 【入手経路】買った 【詳細評価】☆4.0 【一番好きな表現】丁寧な暮らし、と揶揄...

私は食べることが大好きだし、食べることが大好きな人のことが大好き! おいしいものをおいしそうに描けるのっていいなあ。私もこんなふうに日常を描きたい。 【読んだ目的・理由】好きな書店で気になったから 【入手経路】買った 【詳細評価】☆4.0 【一番好きな表現】丁寧な暮らし、と揶揄するとき、そのひとにも必ず暮らしの中に大事に守っているルールがあるはずなのに、それは無視されている。(本文から引用)

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2024/03/04

豊かに食べ物と触れ合ってきて、食べることを丁寧にする人の文章だな、と思った。 私は自分で食べることとか料理とか好きな方だと思ってたけど、こういう人の文を読むとそうでもないんだな〜と思ってしまう。 でも朝食抜いたり、3食コンビニか栄養食とかでは嫌だから、ちょうど職に対する態度は中間...

豊かに食べ物と触れ合ってきて、食べることを丁寧にする人の文章だな、と思った。 私は自分で食べることとか料理とか好きな方だと思ってたけど、こういう人の文を読むとそうでもないんだな〜と思ってしまう。 でも朝食抜いたり、3食コンビニか栄養食とかでは嫌だから、ちょうど職に対する態度は中間くらいかな。

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2024/02/11

本当に食べ物と食べることが好きな人なんだなと思う。どの文章にも食への情熱と幸福感がみずみずしくキラキラと溢れていて、食にそこまでの情熱がない自分としては羨ましくもあるけれど少し眩しすぎる

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2024/02/10

短くて読みやすいエッセイだった。冬になれば実家にいつでもたくあんが漬けてあるという環境は羨ましい。しかし漬け樽に手を突っ込む時の冷たさが文章からまじまじと伝わってきて、やっぱり私は既製品をスーパーで買うくらいがちょうどいいかもと思った。

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2024/02/03

読んでるだけで、その情景がすぐに浮かんで、お腹が空いちゃうよ〜! 作者の食べ物や料理に対するすなおな思いにほっこり。 ぜひ別作品も読んでみたいな

Posted byブクログ