Z世代のネオホームレス の商品レビュー
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勧められて1日で読み終わった本。 一人の男性、三人の女性について書かれている。 全てのストーリーに生きづらさを感じた。 今は物質的には恵まれているが、とにかく孤独になりやすく精神的に飢え苦しむ時代なのかもしれない。 それは地獄なんだろう。 多くの人がどんな形であれ救われて...
勧められて1日で読み終わった本。 一人の男性、三人の女性について書かれている。 全てのストーリーに生きづらさを感じた。 今は物質的には恵まれているが、とにかく孤独になりやすく精神的に飢え苦しむ時代なのかもしれない。 それは地獄なんだろう。 多くの人がどんな形であれ救われて欲しいと思う。
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トー横キッズ。 親が離婚を繰り返し、性的虐待を受てもいて、家を飛び出した15歳少女。 虐待を受け飛び出した、といいつつ頻繁に帰り、企業を目指す少年。 ホストに嵌り、ホストのために2千万貢ぎ、立ちんぼをし、生活保護、窃盗、 なんでもありの女性。 離島の毒親のもとから、東京でホームレ...
トー横キッズ。 親が離婚を繰り返し、性的虐待を受てもいて、家を飛び出した15歳少女。 虐待を受け飛び出した、といいつつ頻繁に帰り、企業を目指す少年。 ホストに嵌り、ホストのために2千万貢ぎ、立ちんぼをし、生活保護、窃盗、 なんでもありの女性。 離島の毒親のもとから、東京でホームレスになることで自立を図る少女。 元お笑い、現「アットホームチャンネル」YouTubeの著者が、ホームレスを追う。 著者はあくまで本人の意思を尊重。決して押し付けはしない。 話を聴いて、応援する。Youtubeを見た親からの申し出にも真摯に対応する。 「虐待」などなかったり、「毒親」でもなかったり。 今日日の子の知識ではそう呼ばれても、親の身になれば全く違う場合もある。 自分の家庭にしても、子供の立場と親の立場で考えが違うなあ、と思うことがある。 子には拘束、管理されてきた、という意識がどうしてもある。 社会人になった今は自由だが、扶養している間はある程度仕方ないと思う。 子の未熟さゆえ、という部分、親の責任意識過剰、という部分、、、 ただ幸い、この本の子供たちのような状況にはならずに済んだ。 済んだ、、などという言い方はこの本の登場人物に失礼か。 もしかしたら、こうして一人で生きていける彼らの方がたくましく、 これからの世の中を変えていく原動力になるのかもしれない。 親の言うことを聞いてぬくぬく育つ若者の方が使えないかもしれない。 しかし、、、 リスクが高すぎる。少女は売春、少年は暴力にさらされる。 自ら選んだ、というにはあまりに無知だ。 工業時代の産物の学校に押し込まれるのが正しいとは思わない、 むしろ創造性を失うと思っているが、新宿で立ちんぼ、野宿するよりはましだろう。 未来も何もない。 生きる知恵はもっと違う場所で養えばいい。 ではその場所がどこか、としっかり言えないのが情けないが。 とにかく学ぶことだ。自らの意思で。 いずれにしても、一人前になるまでは家庭、地域がフォローするべき、と思う。 今は家庭にその負担がかかりすぎているのが問題で、上記のような少年少女が 出ている部分があるのだろう。地域社会の崩壊。 家庭が経済的に困窮すればあっという間に崩壊、子供がはじき出される。 私自身二人の子を卒業させることができホッとしている。 社会が子供を一人前にできる日本にしないと、少子化はもっと進むし、 社会からはみ出す子供たちも増えてしまう。 日本の衰退に拍車をかけることになる。 もう五輪だ万博だに金をかけて経済発展、という時代ではないのだ。 ひとりひとりの市民を見なければ。 政治の方向を変えなくては。 この本を読んでそんなことを考えた。
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ホームレスをYouTubeで取材する著者が見た、令和のホームレス像が細かく書かれており一気読みしてしまった。 現代のホームレスはならざるを得ないわけではなく、なりたくてなる人も一定数いるらしい。
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私もギリZ世代。 登場する"ホームレス"たちみたいな境遇や生活の子は東京に限らず田舎でも案外いる。田舎だと生活圏が狭すぎてそういう子達は気付くと東京に行ってしまうけど。第1章のモカちゃんや第2章のユイトくんみたいな子は本当にザラにいる。学年に1人2人はいるイメ...
私もギリZ世代。 登場する"ホームレス"たちみたいな境遇や生活の子は東京に限らず田舎でも案外いる。田舎だと生活圏が狭すぎてそういう子達は気付くと東京に行ってしまうけど。第1章のモカちゃんや第2章のユイトくんみたいな子は本当にザラにいる。学年に1人2人はいるイメージ。第3章マナミさんみたいな人は、田舎だと娯楽が少ない分逆に結婚して子供を産んで一見普通の生活をしてる。でも、大抵そういう人が親の子供が、今度はモカちゃんやユイトくんみたいになっていく。4章アヤリさんくらいの感じだったらなんのドラマ性もなく日常としてゴロゴロいる。 現代の我々世代にとって、彼ら彼女らの境遇は少しも遠いものじゃなくて、でもそれが大人たちには伝わらない。
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内容はYouTubeの「アットホームチャンネル」の文字盤だった。だけど動画からも学べるように、文字からも学べると思う。文字からだと想像するし、特に青柳さんがホームレスを取材しようと思えたきっかけのエピソードは本だからこそ楽しめたのではないかと思う。 誰もがこのアットホームチャン...
内容はYouTubeの「アットホームチャンネル」の文字盤だった。だけど動画からも学べるように、文字からも学べると思う。文字からだと想像するし、特に青柳さんがホームレスを取材しようと思えたきっかけのエピソードは本だからこそ楽しめたのではないかと思う。 誰もがこのアットホームチャンネルを見るべきだと思う。 日本の今が詰まってる。生のリアルが染み込んでる。 青柳さんの優しさと懐が身に沁みる。 四の五の言わず読むか見てほしい。
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うーん、虚無感。 なぜ?という思いが募ります。 youtubeを見たことはないですが、更に当事者の気持ちに移入してしまいそう。 もどかしく、ただただ将来を勝手に案じる。他の誰かに照らしているのだろうか。 青柳さんはpodcast でよく耳にします。応援しています。
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とあるポッドキャスト配信者のツイートを見たことがきっかけ。 自分は、きっと関わることないんだろうな。っていう世界を知ることができる面白い本だった。 なぜ、ネオホームレスになったのか。 家庭環境か、思春期か。 ホームレスとしても、若くから自立して生活していこう。というやる気や度...
とあるポッドキャスト配信者のツイートを見たことがきっかけ。 自分は、きっと関わることないんだろうな。っていう世界を知ることができる面白い本だった。 なぜ、ネオホームレスになったのか。 家庭環境か、思春期か。 ホームレスとしても、若くから自立して生活していこう。というやる気や度胸は尊敬した。 どの県でも、虐待をする親はきっといると思う。 ただ、関東への人口集中で母数が増えているのではないか。 また、心が親になれない大人が増えているのか。 その影響で生きづらい子供の集まりが大きくなって、パパ活、トー横界隈として目に見えるようになったのか。 と勝手に納得した。
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ネットで流れてくるトー横キッズ、グリ下キッズってODとかとにかく暴れたりとかで怖いイメージしかなかった。そこに行き着く理由は人それぞれだと思うけど、だからこそその内面に触れてるこのチャンネルは面白いというよりは考え深いと思う。
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子どもとの関係に悩む親にとって、一つの参考になる本かもしれない。 私自身の子はまだ乳児期だが、思春期、青年期の子を持つ友達や恩師の話を聞くと親子関係がうまく行ってないと聞く。その人自身は魅力的な人であっても、社会的にいい影響を与えている人であっても、日々共同生活をする家族にとって...
子どもとの関係に悩む親にとって、一つの参考になる本かもしれない。 私自身の子はまだ乳児期だが、思春期、青年期の子を持つ友達や恩師の話を聞くと親子関係がうまく行ってないと聞く。その人自身は魅力的な人であっても、社会的にいい影響を与えている人であっても、日々共同生活をする家族にとってはまた違うのだろう、どうしてそんなことに、と思わずにいられない反発や閉じこもりのエピソード…、この本のタイトルを見て「Z世代」という意味を「新たな感性を持つ世代」と捉えて読んでみた。
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