9000人を調べて分かった 腸のすごい世界 の商品レビュー
腸の機能と腸内細菌が果たしている役割を説明した本です。以下、感想になります。 ◾️腸の役割: 脳の活性、病気の予防、精神の安定等に腸が果たしている役割が大きいらしく、ここまで重要な器官だとは思っていませんでした。普段の生活で気をつけるべき点としては、①発酵食品(特に納豆とヨーグ...
腸の機能と腸内細菌が果たしている役割を説明した本です。以下、感想になります。 ◾️腸の役割: 脳の活性、病気の予防、精神の安定等に腸が果たしている役割が大きいらしく、ここまで重要な器官だとは思っていませんでした。普段の生活で気をつけるべき点としては、①発酵食品(特に納豆とヨーグルト)を継続的に食べること、②色々なものをバランスよく食べることが大切とのことです。②は特に水溶性食物繊維(大麦、海藻など)と難消化性オリゴ糖(大豆、バナナなど)を意識して摂取すると良いらしいので、①とあわせて朝食に取り入れようと思います。 ◾️腸内細菌: 我々の体内(特に腸)には、無数の細菌が住んでおり、良かれ悪かれ、我々の身体にとても大きな影響を及ぼしているということも非常に面白かったです。そういえば、昔、何かのテレビで、何処かの島の人々がタロイモばかり食べてるけど筋骨隆々なのは、体内の細菌がタロイモの成分をタンパク質に変換しているからだと説明していたのを思い出しました。腸内細菌によってこれだけ体質が変わるのであれば、治験などのやり方も被験者の保有している細菌を精査してやらなければならないのではと考えたりしました(もうやっているのかもしれませんが)。 また、我々の体内に細菌の生態系があり、それらは別個の生命体であるが、ほぼ我々の一部として機能しているという話は、自身の身体に関する認識を改めさせてくれました。 先ずはもっと腸や腸内細菌を意識して、普段の生活を送ろうと思います。
Posted by
大体の悩みは腸が健康になれば解決するんじゃないかと思って読了 納豆とヨーグルトを継続して食べる、良く寝る、ストレスを溜めない、それができたら苦労しない
Posted by
中学生頃からずっと便秘に悩まされてたのですが、この本に出会ってほぼ毎日快便です。 なんちゃら菌だのずっと出てくるので、途中眠くなりましたが笑、要約するとヨーグルトと納豆食べると健康になれると言う話でした。
Posted by
「腸内細菌で自閉症の症状を緩和することができる」という話もある(池谷裕二)。健康オタクとしては無視できない。速攻でやまびこ村農園のもち麦を購入した。 https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2024/08/08/134117
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・腸と脳は互いに影響し合っている。脳やメンタル対策に腸からアプローチも〇 ・腸には体全体の半分以上の免疫細胞が集中している ・小腸から大腸に流れてくるものは液状。水分がゆっくり吸収されることで固形物として固まる。大腸を通過する時間が短いと水分が吸収されず下痢に、長いと吸収されすぎて硬くなり便秘に。 ・日本人は炭水化物を分解する菌が他の国の人より多い。炭水化物を食べてOK。食物繊維の多い大麦(押し麦、もち麦)を加えた麦ごはんや全粒粉入りのパスタ、パンにするといい。 ・腸もれ(リーキーガット)が起こると有害なものがはいりやすくなり、腸の免疫細胞がオーバーワークになる。免疫細胞の攻撃対象の見分けが甘くなり、本来は排除する必要のない健康な細胞まで攻撃→病気 ・腸から健康になりたい人が最初に取り組むべきはヨーグルトと納豆。
Posted by
https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/23/04/17/00783/
Posted by
【自分用メモ】 ・ベイロネラ菌は運動能力を高める。乳酸を代謝してプロピオン酸にする。 ・お薬手帳に腸内環境の情報を載せて処方を助ける取り組みもある。 ・ビフィドバクテリウム(ビフィズス菌)は糖化菌が食物繊維から代謝した糖をエサにして短鎖脂肪酸を作る。(菌の代謝はリレー形式で行われ...
【自分用メモ】 ・ベイロネラ菌は運動能力を高める。乳酸を代謝してプロピオン酸にする。 ・お薬手帳に腸内環境の情報を載せて処方を助ける取り組みもある。 ・ビフィドバクテリウム(ビフィズス菌)は糖化菌が食物繊維から代謝した糖をエサにして短鎖脂肪酸を作る。(菌の代謝はリレー形式で行われている) ・糖⇒短鎖脂肪酸にはビタミンB1(肉、大豆など)が必要。 ・納豆菌は食物繊維から糖を生成する糖化菌。 ・菌体外多糖(EPS)は食物繊維と同じような働きをする。 ・食物繊維と難消化性オリゴ糖(フラクトオリゴ糖など)が大事。 ・乳酸菌は乳酸のみを産出、ビフィズス菌は乳酸と酢酸を産出する。
Posted by
ずーーーっとカラダのめぐりを良くしたいなと思いながら生きていて、色々読んだりちょこちょこ試したりしていたけど、どうやらさまざまなめぐりの行き着く先は腸っぽいぞということが分かってきて、腸の勉強をしようと手に取った。 読んでみて、なるほど、そうだったのか!と気づきがあり、さらになぜ...
ずーーーっとカラダのめぐりを良くしたいなと思いながら生きていて、色々読んだりちょこちょこ試したりしていたけど、どうやらさまざまなめぐりの行き着く先は腸っぽいぞということが分かってきて、腸の勉強をしようと手に取った。 読んでみて、なるほど、そうだったのか!と気づきがあり、さらになぜ腸活と呼ばれるものがあるのか分かった。腸は、育てないといけないものなのだ。 今までなんとなく、菌とか食物繊維が腸に良いんでしょ、くらいの認識で生きてきたけど、腸を育てるにはそれを無闇に摂っていてもダメで、まず、有用菌を腸に入れて、留まってもらうように彼らのエサになるものを食べないといけないのだ。食物繊維やオリゴ糖はそのエサの方にあたる。 結論、とりあえず、ヨーグルトと納豆をつづけようや、というところなんだけど(納豆がある日本に生まれて最高ハッピー)、自分の中で今何のために何してるのか分かりながら食生活をつくることができそうで、嬉しい。
Posted by
この本を読む前は「腸活」という言葉に胡散臭さ感じていたが、読み終わった今では「腸活」を意識したいと思うようになった。 エビデンスもしっかりしているし、著者である國澤純先生は東京大学・大阪大学・神戸大学・広島大学の(客員)教授を経て国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所ヘルス...
この本を読む前は「腸活」という言葉に胡散臭さ感じていたが、読み終わった今では「腸活」を意識したいと思うようになった。 エビデンスもしっかりしているし、著者である國澤純先生は東京大学・大阪大学・神戸大学・広島大学の(客員)教授を経て国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所ヘルス・メディカル微生物研究センターセンター長であるので信用性もバッチリな本である。 腸が私たちに及ぼす影響が想像以上だった。 脳と腸が繋がっているという事実にも驚いたし、脳の老化を防ぐために脳に直接アプローチするのは難しいが、食べ物を変えるなどして腸に働きかけることで、脳にもいい影響を及ぼすことが期待できるということも目から鱗だった。 何を食べるといいか、脳と腸が繋がっているとはどういうことなのか知りたい人は、是非この本を読んでほしい。 腸内細菌に対するイメージも良くなり(?)、 今は腸内細菌ちゃん達を喜ばせたいとまで思っている。 とても読みやすく面白くて、あっという間に読み終えてしまった。 大切な人に読んでほしいと思った本である。
Posted by
腸と脳が関係し合っていることは言葉では知っていたが、より詳細を知ることができた。 菌についてもたくさん書かれていて読んで良かったと思う。 ただどんな食品が良いかだけでなくて、腸がどういう状態になってどういう効果があるかもわかったから、自然な食べ物の中で、いろいろなものを食べていく...
腸と脳が関係し合っていることは言葉では知っていたが、より詳細を知ることができた。 菌についてもたくさん書かれていて読んで良かったと思う。 ただどんな食品が良いかだけでなくて、腸がどういう状態になってどういう効果があるかもわかったから、自然な食べ物の中で、いろいろなものを食べていくことで、腸が活性化させていきたいと思った。
Posted by
- 1
- 2