私の職場はサバンナです! の商品レビュー
広いアフリカの大地で 自由に動き回っている動物達を見てみたい!ずっと思っていました。 現実はなかなか厳しいもので。増えてしまった人間と動物との境界が曖昧になり 共生が難しくなりつつあると。考えさせられました。
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これは本当に勉強になりました。 サファリのツアーガイドって決まった内容をその場に応じて話すだけなのかと思っていたけれど、全然違いましたね。 あの夢の国のジャングル〇ルーズの影響なのか分からないが、相当な勘違いでございました。 太田さんも『アフリカでバッグの会社始めました』の仲...
これは本当に勉強になりました。 サファリのツアーガイドって決まった内容をその場に応じて話すだけなのかと思っていたけれど、全然違いましたね。 あの夢の国のジャングル〇ルーズの影響なのか分からないが、相当な勘違いでございました。 太田さんも『アフリカでバッグの会社始めました』の仲本千津さんと同様、その行動力と判断力がとにかくすさまじい。 運をつかむのもその結果ついてくるものなのでしょうね。 そしてサファリガイドというのは、かなり難関な専門職であり、研究職でもあるのだということがよく分かります。 環境破壊が進む中、動物たちをどう保護していくのか、 保護地域に住む人々をどう支援していくのか... 難しい課題だけれど、遠く離れた日本に住む私たちもこの本を通して、問いかけられている気がします。
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私も動物が大好きで、とてもこの職業に憧れます。でも並大抵の努力じゃ務まらないですね。 人間と動物の共存が長く続きますように。 ---- 大好きな動物を守りたい――南アフリカ政府公認・唯一の日本人女性サファリガイドが伝えたい知られざるサバンナの動物たちの生態、環境保護の最前線、人...
私も動物が大好きで、とてもこの職業に憧れます。でも並大抵の努力じゃ務まらないですね。 人間と動物の共存が長く続きますように。 ---- 大好きな動物を守りたい――南アフリカ政府公認・唯一の日本人女性サファリガイドが伝えたい知られざるサバンナの動物たちの生態、環境保護の最前線、人と自然が共生するために大切なこと。 はじめに 第1章 どうしてもアフリカで働きたい! 夢は獣医さん、幼い頃から動物が大好きだった 心奪われた初めてのサバンナ 白紙になった留学、飛び込んだ現地の訓練学校 授業がわからない……必死に学んだ半年間 サファリガイドとして働きたい 現地での就職活動でぶつかった最大の壁 英語教育もサファリガイドの仕事? 「動物を守りたい」 夢を叶えるための試行錯誤 column 1日の仕事はこんな感じです! 第2章 想像を超えたサバイバル リアルな肉食ライフ ●ライオン ライオンがよく寝ている理由って? 命懸けで狩りをするメスライオン 観光のために「過保護」にされた王様ライオン ●ハイエナ 実はとっても頭がいいハイエナ ハイエナはサバンナの「お掃除屋さん」 ●チーター チーターの狩りは時間とスピード勝負 大人になれるチーターはわずか5%⁉ ●リカオン サバンナいちの絆の強さ 野生のリカオンが絶滅に瀕している理由 人間の罠が首に巻き付いたリカオン ★第2章を振り返って まるで探偵? 動物たちの行動分析 サバンナの動物の足跡情報、伝授します! column 南アフリカはこんなところです! 第3章 生き抜くために手を取り合う サバンナの草食動物たち ●インパラ 500万年前からほぼ変わらないインパラ やっかいなダニにも負けないある秘密 草食動物に共通する「みんなでいれば怖くない」 ●キリン 生まれた時からビッグサイズのキリンの赤ちゃん ●アフリカゾウ 1日の半分以上がお食事タイム 激減したゾウ、増えすぎたゾウ 人工水場により崩された自然淘汰のシステム ●サイ 白くないのにどうして「シロサイ」? 赤ちゃんサイ・オリビアとの出会いと別れ サイの角を取り除く密猟対策 ★第3章を振り返って column 南アフリカでの食生活って? 第4章 見た目も能力も陸とは一味違う! 空駆ける鳥の世界 ●ハゲワシ 主食は死肉、不気味なイメージのハゲワシの大切な役割 迷信、犯行隠し、開発……人間がハゲワシを絶滅させる ●ミナミジサイチョウ 鳥の中でも「独特」な子育て方法 アフリカ固有の鳥がなぜ日本に? エキゾチックペット問題 ●コサイチョウ コビトマングースとの面白い共生関係 ●ノドグロミツオシエ 本能を失ったのは鳥か、人間か? ★第4章を振り返って column 南アフリカでの日常生活って? 第5章 縁の下の力持ち サバンナを支える小さなヒーローたち ●シロアリ 厳格な階級社会のシロアリ帝国 偉大な建築家? よくできているシロアリ塚 大量発生するシロアリはサバンナの貴重な食糧源 ●フンコロガシ フンをボールにするための仁義なき戦い 逆立ちでも自由自在に進める驚きの理由 お掃除に害虫コントロール、フンコロガシの多様な役割 ●アフリカマイマイ ゆっくり進むカタツムリが生きのびるための秘密兵器 すべてのものを土に還す分解者たち ★第5章を振り返って 見た目にだまされると危険! 小さくて怖い生物たち 恐れすぎず、正しく理解することが大切 column もっとサバンナを知るためのブックガイド 第6章 夢は死ぬまでサバンナ 動物と共に生きる未来のために 人と野生動物が隣り合わせで生きる場所 開発を進めているのは「悪い人」? 問題解決に向けた「動物のお引越し」 絶滅エリアへのチーター復活プロジェクト 保護区と地域コミュニティの連携――有名なヒョウ・フクムリをめぐって 脱出を未然に防ぐ――GPSでゾウをモニタリング ★ツアーを終えて 人間も「自然の一部」
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保護のためにサイのツノを削る話が衝撃的だった。人間が動物たちの領域を侵食する中で、動物たちの安全な暮らしを守るのは人側の義務なのかなと思う。 普段の暮らしが、様々な自然の上に成り立っていることを実感した。
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大好きな動物を守りたい――南アフリカ政府公認・唯一の日本人女性サファリガイドが伝えたい知られざるサバンナの動物たちの生態、環境保護の最前線、人と自然が共生するために大切なこと。
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おもしろかった。動物たちがすごくかわくて、サバンナに行きたくなる。 特にハイエナが印象的で、元々好きだったけど、もっと好きになった。ハイエナの兄弟が遊んでいる姿はかわいい。霊長類ほどの知能があるそうで、ぼくはハイエナに負けていると思う。 ヒョウとチーターの見分け方もわかった。 虫...
おもしろかった。動物たちがすごくかわくて、サバンナに行きたくなる。 特にハイエナが印象的で、元々好きだったけど、もっと好きになった。ハイエナの兄弟が遊んでいる姿はかわいい。霊長類ほどの知能があるそうで、ぼくはハイエナに負けていると思う。 ヒョウとチーターの見分け方もわかった。 虫やは虫類はやっぱり怖い。でも、がんばって生きているのはわかった。 ガイドの暮らしは、質素で、忙しい。ちょっとあこがれるけど、いろいろ怖いものが多くて夜も眠れそうにない。太田さんはすごい。 密猟者にねらわれたり、移動範囲を狭められたりする動物たちは、かわいそう。いろいろな問題があって、「悪い人」だから動物に悪いことをするとは言い切れないというものわかるけど、でもいやだ。動物のカフェやめずらしいペットのことを、「すごいな」とか「いいな」とか思っていたけど、ぼくは行かない。 ぼくは動物が好きで、生態系に興味がある。動物と同じ生きものとして、環境を守っていきたい。(中1)
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人間の人口が増える一方、サバンナやアフリカ大陸で生きる動物(特にライオンやチーター)はどんどん数を減らしている。動物の暮らす保護区と人間の暮らすエリアもどんどん近づき、動物にとっては狭くなる一方。 現地の子どもたちへの英語教育も大切な任務の理由に、なるほどな〜と。 サバンナの...
人間の人口が増える一方、サバンナやアフリカ大陸で生きる動物(特にライオンやチーター)はどんどん数を減らしている。動物の暮らす保護区と人間の暮らすエリアもどんどん近づき、動物にとっては狭くなる一方。 現地の子どもたちへの英語教育も大切な任務の理由に、なるほどな〜と。 サバンナの余すことのない生態系の巡りがすごく興味深くて面白かった!!食物連鎖もここまでくると、みんなが主役級の生き方をして生き抜いているんだな!まさにサバイバル!! ライオンがバッファローを仕留めて肉を食べ、ライオンが満腹になり肉から離れると残りをハイエナとハゲワシが集まる。そのまた残った骨などは、カルシウムを求めてカタツムリや亀などに消費される。 バッファローの角や蹄は、Horn moth(蛾の種類)が、食べてくれる。ゾウが食べたフンなどには、フンコロガシが群がり植物種などを効率よく土の中に運んでくれて、新たな芽を出すのに一躍担ってる。一つの命の塊が巡り巡って、新たな命を産み出す。まさに自然のサイクルだなあ。 フンコロガシの記載がお気に入り。 ロマンがあって、雌との交尾の一連の流れも面白い。何を目印に真っ直ぐに進むのか不思議だったんだけど、昼間に活動するフンコロガシは太陽の偏光を頼り、夜間に活動するフンコロガシは夜空に瞬く天の川を頼りに進んでいく。 天の川が利用されていると発見したのが、プラネタリウムでの実験を通してという。 「雌雄同体」って言葉は聞いたことあったけど、それがアフリカマイマイ(カタツムリ)に当てはまるとは知らなかった。両性具有ってこと? 種を残すためとはいえ、引き出しの出し入れみたいにそんなパッパと切り替えられるものなのかな。 サバンナで危険な生物は?って聞かれたらライオンってイメージしがちだけど実際は蠍やヘビといった毒を持つ小さな生き物らしい。毒を刺すのは尻尾だから、尻尾の大きさで毒の強さも分かるみたい。 「蠍に刺されても、死に至るケースは珍しいのでご安心ください」と書かれているけど全然安心出来ない笑 6章の締めで、密猟がひどいエリアかどうかは、野生動物との遭遇率を見れば一目瞭然と記載されていて、そこまで深刻になっているのかと震えた。一部の食料や象牙などの稼げる動物は減るのに、一方は残って増加していったら環境も変わってしまうよね… 人間の森林破壊や、土地開発の進行によって、野生動物たちが住処を奪われる。その影響で里に降りて畑や人家を荒らすニュース度々話題に上がるけど、住む場所は違えど結果は似てくるね。生態系を壊さない程度に、どこまで踏み込んで良いのか考えないといけないな。
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どのようにして彼女はガイドになったのか? また辛い事もポジティブ変換しながら書いている。 私は彼女のガイドでは尋ねた事はないですが クルーガーへ行った事があり動物の特性もよく書いてあります。 サファリへ行く方は是非!
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自然を守ると一口に言っても簡単ではないんだなあ。手を加えすぎてもダメだし、守るつもりが破滅を導くこともある。自然は繊細なバランスの上に成り立っていることを再認識。
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大好きなことにのめり込んでいる人のことを知るのは楽しい。元気を分け与えてもらえるし、より深い知識を得られるから。サバンナの動物たちへの筆者の愛を知りたい #私の職場はサバンナです! #太田ゆか 23/5/26出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 ...
大好きなことにのめり込んでいる人のことを知るのは楽しい。元気を分け与えてもらえるし、より深い知識を得られるから。サバンナの動物たちへの筆者の愛を知りたい #私の職場はサバンナです! #太田ゆか 23/5/26出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 https://amzn.to/3MEtYal
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