サエズリ図書館のワルツさん(1) の商品レビュー
紙の本が貴重になった時代に、無料で閲覧可能な私立図書館が舞台のお話。 私は漫画は電子書籍でもいけるのですが、小説はやっぱどうしても疲れてしまって紙の本の方が好きです。なのでこの時代だと辛いなぁと思いながら読んでました。 でも本の値段も上がってて中々高級になってきましたよね…。今...
紙の本が貴重になった時代に、無料で閲覧可能な私立図書館が舞台のお話。 私は漫画は電子書籍でもいけるのですが、小説はやっぱどうしても疲れてしまって紙の本の方が好きです。なのでこの時代だと辛いなぁと思いながら読んでました。 でも本の値段も上がってて中々高級になってきましたよね…。今後こういった未来がもしかしたら来るのかも…。本は癒しなのになぁ。
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電子図書の普及で、紙の本は貴重になった時代の紙の図書館が舞台。本を求めてやってくる利用者たちと、責任者で司書であるワルツさんとのエピソード。 ちょっと思っていたのと違ったかなぁ?
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よくあるビブリオミステリかと思いきや近未来SFライブラリアンの話でした。電子書籍の台頭は止められないけれど子どもに紙の本を触れさせたいってのはわかるなぁ。文庫化は最近ですがお話自体は10年も前に書かれたものだそう。素敵な表紙に惹かれて手に取りましたが知れてよかったです。地の文で大...
よくあるビブリオミステリかと思いきや近未来SFライブラリアンの話でした。電子書籍の台頭は止められないけれど子どもに紙の本を触れさせたいってのはわかるなぁ。文庫化は最近ですがお話自体は10年も前に書かれたものだそう。素敵な表紙に惹かれて手に取りましたが知れてよかったです。地の文で大人は名前にさん付けだったのは何か意味があるのかな?読みはじめは少し違和感がありました。
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図書館、古本屋の物語って同じような雰囲気を感じる。 この本も、纏う雰囲気が紙。 本当に紙の本が貴重になったなら、 こんな落ち着いた雰囲気にはならない気もするな、なんて思ったりもした 出てくる人たちが仲良くなっていくのは物語的で凄く好き。 2巻も気になっている。
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いろいろな事情が少しずつわかってくるにつれて行動の意味が腑に落ちてくる。 本当に悪い人が出てこないところも良い。
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電子書籍が主流になった近未来、本を無料で貸出する図書館があった。サエズリ図書館のワルツさんと、本と、利用者のつながりを描いたお話。本を愛おしく思う気持ちが伝わる。本に興味がない人にもぜひ読んでほしい。
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初めて紙の本を読む人、書物を活用する人、書痴に振り回された人、書物に執着する人……色々。近未来の私設図書館を舞台に、司書のワルツさんと交流しながら書物と向き合い、人との関係を見つめなおす連作短編集。架空の戦争を経て電子書籍が常識となり、紙製というだけで稀覯な社会は、自室で本棚に囲まれながら読むと妙な気分になる。ディストピアの片鱗がちらつく中、図書館がひとときの癒しと希望の空間に感じられた。
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☆4 紙の本が貴重な文化財となった近未来を描いた物語。 そんな世界を舞台に「サエズリ図書館」の特別保護司書官を務めるワルツさんと、図書館を訪れる利用者の人達の奇跡を描いた連作短編集。 電子書籍は便利だと思うのですが…やっぱり紙の本が大好きなので、本作を読んで紙の本に更に愛着が...
☆4 紙の本が貴重な文化財となった近未来を描いた物語。 そんな世界を舞台に「サエズリ図書館」の特別保護司書官を務めるワルツさんと、図書館を訪れる利用者の人達の奇跡を描いた連作短編集。 電子書籍は便利だと思うのですが…やっぱり紙の本が大好きなので、本作を読んで紙の本に更に愛着が湧きました。 そして何の不自由もなく、好きなだけ本が読める現代がとっても幸せなことなんだと改めて気付かされました。 近々、シリーズの2巻が発売されるとのことなので、今から楽しみにしていたいと思います❁⃘*.゚
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図書館に勤めているため、近未来の図書館という設定が気になって読んだ。今の公共図書館ではできないような接客も、近未来の私立図書館なら許されるのかなあと思いながら読んだ。 「良い読書を」という決め台詞が良い。
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番外編の真夜中のこどもたちが良かった。図書館に泊まれるって凄く羨ましい!紅玉いづきさんの小説は私の心をくすぐる作品が多くて嬉しいです!続編の2巻も買う予定です!
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