六人の嘘つきな大学生 の商品レビュー
面白かった!!何回も騙されたし、なんなら犯人かと思った人にイライラもした。 自分の就活の時のことを思い出すくらいに6人の心情描写が的確だった。 一面だけで人を判断しないって当たり前だけど難しいことだと思うと痛感
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すごく面白くて、ワクワクする物語でした。 表面だけみると悪い人だなと思っていた人が、実はそんな事なかったり、人間について考えさせられました。
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浅倉秋成さんといえば華麗な伏線回収。 これは伏線だろう! うわ、これも伏線だったか!! とストーリーはもちろん、 伏線を予想しながら読めるのも魅力のひとつ。 本作は就活中の大学生がテーマ。 一流コーヒーショップと提携したカフェスペース、 ボードゲームやダーツをしながら会議が...
浅倉秋成さんといえば華麗な伏線回収。 これは伏線だろう! うわ、これも伏線だったか!! とストーリーはもちろん、 伏線を予想しながら読めるのも魅力のひとつ。 本作は就活中の大学生がテーマ。 一流コーヒーショップと提携したカフェスペース、 ボードゲームやダーツをしながら会議ができ、 提示された初任給は破格の50万円。 夢のような企業「スピラリンクス」初の 新卒採用の最終選考に残った6人の大学生。 最終選考は1ヶ月後のチームディスカッション。 それまでに個々の能力を活かし 最高のチームを作り上げ、 一丸となって全員内定を目指す中、 本番数日前に採用担当から告げられる残酷な変更。 それは6人のうち1名だけが選ばれ、 その1名も6名が話し合ってから決めるというもの。 全員がギクシャクしたまま最終選考当日。 誰が内定に相応しいか議論をしていると、 6通の封筒が発見される。 そこにはそれぞれの告発文が入っていた。 6人の罪とは? 犯人の目的は?動機は? 自分も最近まで転職活動をしていたので、 とても共感できる箇所がちらほら・・・
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一気読み!!!ページ捲る手が止まらないってまさにこのこと。続き気になりすぎて、どんどん読み進めてました。 最後の最後までワクワクさせてくれて期待を裏切る、めっちゃ面白い本だった。
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浅倉秋成さんの作品初めて読みました。2025年初作者5人目。 みんな嘘つきでみんな悪くない。 会社が1番悪いんじゃないかなぁ? 映画も観たくなりました。
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とりあえず面白かった!毎回考えを裏切られて、最後も予想してなかった結果だった。コンフィデンスマンJPのようなワクワク感で読めた。 映画はどんな感じなのかすごく気になる!
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浅倉秋成さんの小説は初めて。 久しぶりに早く次のページをめくりたいとなって、一気に読んだ。 人の本当の姿なんて誰にもわからないから、信じることこそが一番大切なんじゃないかと思った。
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この本で浅倉先生を知ったけど、この人の作風はかなり好み。犯人が判明したと思ったらそこから二転三転していく展開がたまりませんでした。就活の世界を知らないからこその生々しさ?を感じることができました。それぞれの正義って感じ。
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展開が2.3いやそんなものではなく、5.6転する。 実に面白かった。 私はミステリを読むとどうしても途中でタネを考え、犯人を特定しようとしてしまう。 それゆえにどんでん返し系が好きなのだが、今作はそんな私の未熟さを嘲笑うかのように、掌の上でコロコロと転がしてきた。 内容もメッセー...
展開が2.3いやそんなものではなく、5.6転する。 実に面白かった。 私はミステリを読むとどうしても途中でタネを考え、犯人を特定しようとしてしまう。 それゆえにどんでん返し系が好きなのだが、今作はそんな私の未熟さを嘲笑うかのように、掌の上でコロコロと転がしてきた。 内容もメッセージ性があり、最終的にはハッピーエンドだったのかな。 今をときめく国内最先端IT企業『スピラリンクス』。 渋谷一等地のビルにオフィスを構え、ダーツやビリヤードを楽しめる会議室、ハイテクなオフィス、そして何より初任給50万は就活生達の心を惹く。 新しく始めた新卒採用は5000件を超える応募であった。 そんな中から最終選考まで残った6名の就活生。 慶應、一橋、お茶の水女子などと名だたる学生達が最終選考に挑む。 与えられたお題は、6名全員でのプレゼン。 出来次第では6名全員が合格するとも伝えられ、彼らは一致団結し、対策を始める。 しかし、最終選考直前、彼らのもとへ届いたメッセージには「選考方法変更。6名で話し合い、最も適した人1名を推薦していただき、晴れてその人に内定を差し上げる」というものだった。 突然に皆がライバルとなった。 最終選考当日、『スピラリンクス』の会議室に集まった6人。 そこで、当の本人達、そして『スピラリンクス』の人事ですら予期出来なかった事件が起こる。 物語は次々と展開され、ハイスピードに状況が変わる。 就活を経験したことのある人ならわかる、リアルな緊張感と気持ちの悪さ。 果たして誰が嘘をついているの。 そしてその嘘とはなんなのか。 今の世界の『就活』自体に焦点を当てた一作。 仮面を被っているのは、就活生なのか企業なのか。
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フィクションだから楽しめる作品。 実際にこんなこと起きないだろうけど、というところから始まるから、数々の伏線や山あり谷ありの展開を味わえる。
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