ザイム真理教 の商品レビュー

森永卓郎(著者)

2024/07/03

財政均衡主義vsMMT(現代貨幣理論)の対決はメチャクチャ面白い!!

[ぷくちゃん]

かたや「「消費税の更なる増税に邁進すべし」とするザイム真理教(巨大カルト)の深淵なる教義「財政均衡主義」。かたや「国民生活を守るため消費税を無くし、減税分は国債の発行で補うべし」とするマクロ経済学の教義「MMT」。この戦いを、経済学の全くの素人にも分かり易く、見事に描いています。安倍元首相は、国民生活を守るため、ザイム真理教に盾突いて、アベノミクスというMMTの実践を行ったものと理解しました。こんなに経済学が面白かったとは、心から感動しました。こんな素晴らしい本が出版されるだけでも、まだまだ日本は捨てたものではないと思います。モリタクさん、まだまだ死ねませんよ。頑張って。心から応援しています。

2025/02/13

audibleで読了。
エンタメとして面白かった。

首相の発言など、官僚の原稿が元なのだと読み飛ばしていたが、(真偽はともかく)その変遷を追ったりすると、本書のような考察に繋がるのかと思うと、少し興味が湧きそうだと思った。
知らない用語もあったため、新聞記事なんかで出てきたら勉強してみよう…はっ。洗脳されちゃう？

2025/02/07

まずは著者:森永卓郎氏のご冥福をお祈りします。癌との闘病生活、お疲れ様でした。

著者が大蔵省関連会社に勤めていた時代の経験から財務省(旧大蔵省)の実態とその思想が書かれています。
私は金融に関しては明るくないため、著者の述べられている内容の全てが正しいかどうかは判断ができないですが、データを元に著者の意見が述べられているため財務省が出している情報との違いがわかりやすく、かつ、著者の意見に筋が通っているため概ねこの内容は合っているのだと感じました。現在の増税志向は国家運営として、私は健全ではないと思っていたので本著を読んで再度認識しました。著者が大蔵省関連会社に勤めていた時代の経験により、やや思想が過激な気もしますが今の時代に生きる人々は一度読んでみて今の状況に対して考えてみることで選挙への参加などが進むのではないかと思います。現状に対して、考えるきっかけになると思うので本著は一度読んでみて欲しいと感じました。

2025/02/07

財務真理教を守るために、税務調査で、マスコミを脅すのはどうかと思うが、それに従うマスコミも大概じやのお。
財務省解体し、主計と国有財産監理庁、歳入庁に分離すべき。

2025/02/06

やや考え方に偏りや飛躍がある気もするが、ネットの借金で見る点など、きちんとした根拠に基づく論法で一定の真実があるように思う。それでも財政規律は必要に感じるが。。。

2025/02/02

財務省はなぜそこまでして税収を上げようとするインセンティブが働くのか？税収増額が省内出世のKPIになってるってこと？末端がそうなのはわかるが、省庁として税収を上げるとどんなメリットがあるのかがイマイチわからない。

2025/02/01

良い。
財務省の闇。信用しきってはいけない。国が大丈夫と言っていることを疑うことは必要。自分で調べ考える。

2025/01/31

・日銀が国債を買うのは、政府が1億円記念硬貨を販売して通貨発行益を得るのと同じ。
・政府が国債を発行して日銀が銀行等を経由してそれを請け負うのは、親が借金をして、その借用書を子供が買うようなもの。子供が借用書を買うときに現金を刷って渡すし、子と親は一蓮托生なので子供が親に返済を迫って破産させることはない。

・そして著者の森永さんはもういない。知り合い以外でこんな気持ちになるのは初めて。

2025/01/25

末期がんで闘病中のモリタクこと森永卓郎が財務省について書いた一冊。

大げさなタイトルと違い、内容は至って真摯な財務省とその政策批判だった。

2025/01/22

大学で学んだ事と同じ内容だが、

財務省は国民を騙すことしか考えていない。

借金が１０００兆円あるなんて嘘。

日本は世界から見てもお金持ちな国。

国民を不安に落としれている政府。

財源はたくさんある。困った方に目を向けた政治を。