台所から北京が見える の商品レビュー
様々な人に読んでもらいたいくらいすごい話だった 30代後半主婦で2人の子供を育てながらもいずれ来る母業の終わりを見据えて中国語を始め、それだけではなくその後の夢を実現するためには家族にもプラスになることを、と准看護の資格を取り働き始める 好きなことを追うためには長期スパンで何が...
様々な人に読んでもらいたいくらいすごい話だった 30代後半主婦で2人の子供を育てながらもいずれ来る母業の終わりを見据えて中国語を始め、それだけではなくその後の夢を実現するためには家族にもプラスになることを、と准看護の資格を取り働き始める 好きなことを追うためには長期スパンで何が必要かを見据えて行動を起こしていく様が読んでいて感銘を受ける すごく地に足がついているというか また夫のコラムも少し入ってて良い関係性が垣間見れるのも良い ほんと行動を起こしたい時に起こすためのお金って大事、それこそがチャンスが来た時にすぐ飛び乗るための準備なのである
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語学を36歳から学び始め、4年で通訳資格を取る。さらに観光ガイドをこなし、中国語講座も開いた長澤信子さんの手記。 昭和30年代の専業主婦が、子供が幼いときに、子育て後の自分の人生について考えることは、なかなか難しかったことだと思う。それを考えたことが、まず普通の人とは違うなと思...
語学を36歳から学び始め、4年で通訳資格を取る。さらに観光ガイドをこなし、中国語講座も開いた長澤信子さんの手記。 昭和30年代の専業主婦が、子供が幼いときに、子育て後の自分の人生について考えることは、なかなか難しかったことだと思う。それを考えたことが、まず普通の人とは違うなと思った。思い悩み、新聞投書と夫の先見の明をきっかけに、中国語を学ぶことに決め、その学びは、10年後に始まる。明確なビジョンをもち、プロを目指し学ぶ姿を読み進めていけばいくほど、すごいの一言だった。さらに准看の資格も取り経済的にも責任を持ったことは、もう脱帽しかなかった。プロとして通用するための勉強の仕方や、先生とのやり取りなども興味深かった。東京での大学生活、1人での中国旅行の様子や、ガイドの大変さなどもとても興味深かった。 学ぶことに真摯で、自分の人生を広げていった長澤さんに圧倒された読書の時間だった。
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珠玉の語学人生譚。多言語を学ぶ人にとって、これほど奮い立たせられる書籍が他にあるだろうか。 これから何度も読み返したい。
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成し遂げたことの凄さよ。人生相談でアドバイスをもらっても、人生が変わる人と変わらない人がいる。全ては行動力ではないか。著者は真剣に考えて、費用も時間も自分の力で捻出し、行動していった。入口となった投書は、一般の人々がよく抱える不安だと思う。そこから行動できるかどうかが、人生を変え...
成し遂げたことの凄さよ。人生相談でアドバイスをもらっても、人生が変わる人と変わらない人がいる。全ては行動力ではないか。著者は真剣に考えて、費用も時間も自分の力で捻出し、行動していった。入口となった投書は、一般の人々がよく抱える不安だと思う。そこから行動できるかどうかが、人生を変えられるかどうかにつながっていく。
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40歳を過ぎて中国語通訳となった筆者の体験記。 一言で言うと「凄すぎる」。子育て後の生きがいを求めて中国語を学ぶと決め、寸暇を惜しんで学習し、中国語に打ち込むためのお金を稼ごう&鍼灸などを学ぼうと准看護師の資格を取り、さらに中国を深く理解しようと大学生になる…覚悟がなかっ...
40歳を過ぎて中国語通訳となった筆者の体験記。 一言で言うと「凄すぎる」。子育て後の生きがいを求めて中国語を学ぶと決め、寸暇を惜しんで学習し、中国語に打ち込むためのお金を稼ごう&鍼灸などを学ぼうと准看護師の資格を取り、さらに中国を深く理解しようと大学生になる…覚悟がなかったらこんなことできない。でも筆者はやってのけた。 「ひとつの外国語を学ぶということは、もうひとつの世界を持つことだ」とてもいい言葉だと思う。自分の世界が広がるのは素晴らしいことだ。私も英語で洋書を読みたいと思ってチャレンジしてるけど、本気で外国語を身につけたいと思ったら、本気を出さないとダメなんだな、と思った。自分はどうだろう。到底本気出してたとは言えない。仕事があるから、子育てしてるから、家事があるから、疲れてるから…いろんな言い訳して勉強しないで、「英語って難しい〜」とか言ってたな。学問に王道なし。原著読めるように気合い入れ直そう。
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以前読んだときには「こんなに勉強するなんてすごい」と驚き、だらだらとしか勉強していない自分はダメだなあと思ったものだ。 何年もたち、私も曲がりなりにも通訳者翻訳者として仕事をしている。今読んで思うのは、勉強のプロセスは人それぞれだということ。だらだらでもプロになれました。 通訳の...
以前読んだときには「こんなに勉強するなんてすごい」と驚き、だらだらとしか勉強していない自分はダメだなあと思ったものだ。 何年もたち、私も曲がりなりにも通訳者翻訳者として仕事をしている。今読んで思うのは、勉強のプロセスは人それぞれだということ。だらだらでもプロになれました。 通訳の仕事に関しては、筆者は時代に当たったなとうらやましい部分もあるけど、じゃあ自分も同じ時代に通訳者になってたら、同じように仕事ができたかといえば、たぶんNOだ。通訳は好きな仕事だったけど、あまりにもエネルギーを取られすぎる。 もう1つしみじみ思うのは、長澤さんが中国語を単なるツールとしてではなく、文化として相対していること。私も言葉を勉強したら、根底にある文化に触れるものだという古いタイプの人間なので、しゃべれればもう終わりという最近の学び方には違和感がある。 とはいえ、自分も中国の文化や文学にじっくり向き合えているわけではない。これはずっと課題だと思っているんだけど。 再読してよかった。中国語学習者に寄り添う本ってなかなかないので、またいつか読むと思う。
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確か昔読みたいと思っていた本。買ってから、タイトルに見覚えがありすぎてようやく昔の自身の興味と繋がった。 ラジカセ家に四台とか、どこに行くにも辞書があるとか、それ知るだけですごーとなる。
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古い本ですが、今でも参考になるヒントがたくさん詰まっています。自分のライフワークはなんだろう?と考えさせられました。
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中流階級だからできること とにかく行動。看護婦になる決断もさうやすやすとできるものではない。どこからそんな行動力が湧いてくるのか、もっと長澤さんに迫った生ひ立ちを語ってほしかった。 介護や家族など、家庭についての言及は平平凡凡たるもので、特にどうといふことはない。立派な中流階...
中流階級だからできること とにかく行動。看護婦になる決断もさうやすやすとできるものではない。どこからそんな行動力が湧いてくるのか、もっと長澤さんに迫った生ひ立ちを語ってほしかった。 介護や家族など、家庭についての言及は平平凡凡たるもので、特にどうといふことはない。立派な中流階級で、むしろ金が無ければ、中国語も壮年期の通学も、ふたりの息子の養育も介護も不可能であったらう。そこが低所得層には真似できない点で、あまり参考にはならない。
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ふらっと入った本屋で平積みされててタイトルに惹かれて購入。 なんと面白い!!! しかもいまの自分自身の状況にピッタリな読むべきものだった。 長澤信子さん、既に亡くなられてるのが残念だが、この本に出会えてよかった。
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