ペニー・レイン の商品レビュー
今回も様々な出会いもあり別れがありました。あまりにも話が出来過ぎ?な面もありますが、それがこのシリーズの醍醐味なのかもしれません。今後の東京バンドワゴンも益々楽しみです。
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もう18作目 あっという間に読み終わってしまった。寂しい。というのは次作がまだだから... 終盤 長年飼っている猫が天国へ、そして次の日に子猫が散歩中についてくる。名前を勘の鋭いかんなちゃんが るう と名付ける。 その るう 東京バンドワゴン零 スピンオフ作品に登場する女の子。 ...
もう18作目 あっという間に読み終わってしまった。寂しい。というのは次作がまだだから... 終盤 長年飼っている猫が天国へ、そして次の日に子猫が散歩中についてくる。名前を勘の鋭いかんなちゃんが るう と名付ける。 その るう 東京バンドワゴン零 スピンオフ作品に登場する女の子。 繋がるね〜拍手してしまいました。 次の作品が待ち遠しい。
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離れていく人もいるけれどますます人を取り込んでいく東亰バンドワゴン/藍子とマードックが戻って来、池沢さんがかずみちゃんと同じホームへ、それにともない部屋割変更/和ちゃんが「はる」に移籍/ご近所に「紅茶とスコーン」という店ができる/「零」とのリンク/青の悩みと転機/ベンジャミンの最...
離れていく人もいるけれどますます人を取り込んでいく東亰バンドワゴン/藍子とマードックが戻って来、池沢さんがかずみちゃんと同じホームへ、それにともない部屋割変更/和ちゃんが「はる」に移籍/ご近所に「紅茶とスコーン」という店ができる/「零」とのリンク/青の悩みと転機/ベンジャミンの最期/白猫「るう」登場。
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「東京バンドワゴン」シリーズも、 もう、十八作目。 で、今作を読む前に、一作目から読み返した。 時間のかかる作業だが、楽しい作業でもあった。 堀田家の変遷が、感動と共に蘇る。 人々が、堀田家を訪れ、輪が広がり、 そして、去っていく。 一つひとつの繋がりが尊い。 十八作...
「東京バンドワゴン」シリーズも、 もう、十八作目。 で、今作を読む前に、一作目から読み返した。 時間のかかる作業だが、楽しい作業でもあった。 堀田家の変遷が、感動と共に蘇る。 人々が、堀田家を訪れ、輪が広がり、 そして、去っていく。 一つひとつの繋がりが尊い。 十八作、すべて、あたたかく、優しい。 たまには、都合のいい始末の付け方だなぁ、 と思うこともある。 例えば、すずみさんの親友、美登里さんが、 借金抱えて、夜の商売を続けていた話でも、 怖いお兄さんが出てくるでもなく、 丸くおさまったり、 英国の諜報部員に脅されても、 えら~い人に助けられたり…。 悪意なんか、どこ探しても、見つからず、 いい人ばっかりで、いつのまにか、 ほんわか、のうちに、結末をむかえられる。 でも、このシリーズは、それでいい、 それが、いいのだと、あらためて、 十八作読んで、納得した。 この先も、ずっとずっと、サチさんと共に、 堀田家を見守りたい。
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毎年春に勝っていたのが今回はちょっと遅れて1月に。相変わらずのトーンと決して不幸にはならないいい意味での予定調和。ただ、最後ちょっと話広げすぎかなあ、とも。
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脈々と広がるバンドワゴンメンバー そこはかとなく広がるそれぞれの可能性と。 続きが読みたいけど全員のことを読めるのはこの辺までなのかなー
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東京下町。この昔ながらの人情豊かな町で、古書店東京バンドワゴンを営む堀田家の1年を描く。本作は冬から翌秋まで。シリーズ18作目。 ◇ 立春といえどまだまだ寒い2月上旬。堀田家は忙しそうだ。理由は2つある。 1つ目は大掛かりな引っ越しが迫っているというこ...
東京下町。この昔ながらの人情豊かな町で、古書店東京バンドワゴンを営む堀田家の1年を描く。本作は冬から翌秋まで。シリーズ18作目。 ◇ 立春といえどまだまだ寒い2月上旬。堀田家は忙しそうだ。理由は2つある。 1つ目は大掛かりな引っ越しが迫っているということだ。 春になればイギリスから藍子とマードックが帰国する。藤島ハウスにある2人の居室及びアトリエには現在、研人・花陽・芽莉依が住んでいる。そのため藍子たちの帰国前に部屋を空ける必要が出てきたことで研人たちの移る部屋を確保するべく、大シャッフルが行われることになったのだ。 ちょうど建築中の新居が完成する増谷夫婦と会沢一家、かずみのいる老人施設に移る池沢百合枝が退去するので、居室の数は合う。ということで、堀田家では引っ越しが立て込んでいるというわけである。 2つ目は、堀田家のある町内がTV番組で取り上げられるためロケ隊がやってくることになったことだ。 しかもナビゲーターが町内の大スター我南人と女優の折原美世 ( 亜美の弟の妻で本名は佳奈 )ということで、堀田家が控室( 楽屋?)として使われるのである。 そんなある日、番組を製作する日英テレビの浦田麻理というディレクターが菓子折を持って挨拶に訪れたのだが……。( 第1話「冬 カフェの向こうに紅茶も出番」) 全4話。 * * * * * 久しぶりの『東京バンドワゴン』シリーズですが、堀田家ゆかりの人間が増えすぎて、関係を整理するのに手間取りました。 でも作品のテンポを思い出せば、そこは馴染んできたハッピーエンドのホームドラマです。楽しいひとときを過ごしました。 今回はシリーズの大きな転機となる内容でした。 まず、町内図が変わります。 かつて町内の角地にありギャンブル好きのマスターが借金で潰した純喫茶サザンクロス。一家離散となりますが、その当時は幼かったマスターの娘が跡地に店を再建することに。 堀田家の隣のアートギャラリー。経営不振で廃業寸前のところを青が買い取りクリエイターズ・ヴィレッジとして修復再生することに。 小料理屋「はる」の隣の空き家。長屋造りのためコウ・真奈美夫妻が買い取り一軒に改築。新生「はる」として再生することに。 居住者も入れ替わります。 まず、我南人と内縁関係にある大女優の池沢百合枝が、老人施設へ入所するため堀田家を去ります。 また、元刑事の茅野が妻の郷里の岡山に転居するため町内を去ります。 レギュラー格の大物2人の退場は、長年のファンとしてはショックでした。( 施設入所や転居の理由については作品をお読みください。) その代わり、角地に建設予定の純喫茶には新店主となる浦田麻理が母と祖母を連れ埼玉から帰還しますし、増谷夫婦と会沢一家が完成した新居に入居します。 ( 藤島ハウスには藍子とマードックが入居しますが、これは予定どおりですね。) さらに忘れてはいけないのが、人間以外のものの去就です。 祐円さんの神社の物置に眠っていた刀剣が堀田家に引き取られてきます。江戸時代のもので書付があり、元の持ち主は堀田州次郎(!)であるとわかります。 そして天寿を全うして逝った飼い猫・ベンジャミンに代わって白い仔猫が堀田家にやってきます。飼い主が現れなければ堀田家で飼おうという話になり、名前をつける段になって、かんなが天啓を受けたように叫びました。「ルウってつける!」。 州次郎とルウ。堀田家はますます安泰のようです。
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第18弾。安定のいいお話。東京バンドワゴンのご近所さん、銭湯、豆腐屋さん、花屋さん、和菓子屋さん、染小物店。変わらない風景、変わっていく風景。 ベンジャミンの最期には、さすがに涙が出た。かんなちゃん鈴花ちゃんを含めた堀田ファミリーが受け入れている姿にも感動。
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新たな出会いや、近しい人との別れ。 第18弾となった本書だけれども勢いそのままの堀田ファミリー。 みんな前を向いていて頼もしいなぁ。 パーフェクトだと思っていた青さんにもコンプレックがあったんだなぁ。 次回は青さん新スタートの回だね。 そう、テレビドラマでは亀梨くんが演じていたな...
新たな出会いや、近しい人との別れ。 第18弾となった本書だけれども勢いそのままの堀田ファミリー。 みんな前を向いていて頼もしいなぁ。 パーフェクトだと思っていた青さんにもコンプレックがあったんだなぁ。 次回は青さん新スタートの回だね。 そう、テレビドラマでは亀梨くんが演じていたなぁ♪
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東京バンドワゴンも、もう18作目。いつもどおりのいつもの堀田家…いやそれでも本作では、引っ越しを含めて出会いや別れもいくつか描かれる。 ドラえもんやサザエさんのような不老不死ではなく、登場人物たちはゆっくりでありながらも時間軸をしっかり生きている。 ベンジャミンの旅立ち、マードックと藍子の復帰、百合枝さんや茅野さんの転居、青の意外な葛藤と新展開、零の邂逅(るうって!)。 タイトルにあやかって(いや、逆か…)消防士の新メンバーも登場し、勘一も我南人もまだまだ老け込めないって感じで、今後も目を離せないシリーズ。 それにしても、過去の話や登場人物をかなり失念している。そろそろ読み返しを本格的に検討しないとなぁ。
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