ペニー・レイン の商品レビュー
いつものように事件が起こりつつも、堀田家、藤島ハウス、隣家を交えての大掛かりな引っ越し、藍子夫婦の帰国など大きな動きがあった。堀田家だけでなく、近所のお店も様変わりしたりと変化があり、この物語スタートから10年も過ぎたのだなぁと年月を感じさせる。最後は青の悩みと決断にグッときた。...
いつものように事件が起こりつつも、堀田家、藤島ハウス、隣家を交えての大掛かりな引っ越し、藍子夫婦の帰国など大きな動きがあった。堀田家だけでなく、近所のお店も様変わりしたりと変化があり、この物語スタートから10年も過ぎたのだなぁと年月を感じさせる。最後は青の悩みと決断にグッときた。来年もまた、ドタバタと忙しくなりそうな予感。
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人の移動がたくさんあって、中継ぎのような感じの1冊でした。次作に向けたお楽しみがたくさんですね。 18作目。もう一回シリーズを読み返したい気持ちもありつつ、年々ハードルが上がります。 2023/7/12読了
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季節と時代と街と家族と、ゆっくりとでも確実に過ぎていくものを優しく紡ぐシリーズ。 死や別れや老いや挫折などもしっかり扱うところが潔い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久し振りの引っ越し騒動があった。堀田家と藤島ハウスに裏の増谷&会澤家ともう家族的な登場人物だけでもスゴイ人数。初期からの人は大丈夫だけど、前作からの和ちゃんの彼氏とかはなんだっけ?みたいになってる。 今作で卒業の茅野さん。でも新たに消防士の行沢さん。次回作まで覚えてられるかな…。 青の新事業楽しみ。
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(2023/8/17読了) このシリーズも18弾!もう新しいのが出たら読まないわけにはいかない。悪く言えば惰性。しかも今回、茅野さんがらみの古本屋とか、最後には青が新しいことを始めるとか、次に続きそうなことばかり。 一冊につき、春夏秋冬の4章、4つの事件。まあ、よく続くよね。でも...
(2023/8/17読了) このシリーズも18弾!もう新しいのが出たら読まないわけにはいかない。悪く言えば惰性。しかも今回、茅野さんがらみの古本屋とか、最後には青が新しいことを始めるとか、次に続きそうなことばかり。 一冊につき、春夏秋冬の4章、4つの事件。まあ、よく続くよね。でも、今回は事件性としては少し物足りない感じでした。私が慣れたってこともあるのでしょうけど、最初の頃はもっとワクワクする運びだったような気がする。 もうひとつ、いつも「これっている?」って思ってた朝食のドタバタは、端折ることにしました。誰が言ってるか、どの話とどれが繋がるのか、考えながら読むと、いーってなっちゃうので。あれも楽しみにしている人がいるのかなぁ。 とにかく、このシリーズが続く限り、読むことには間違いないな。
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2004年から毎年、単行本、文庫本が発行される『東京バンドワゴンシリーズ』 『東京バンドワゴン』の文庫本は単行本発売の1年後。 だが、これはかなり異例のことのようだ。 というのも、通常、文庫化までは2~3年と言われている。 そこには出版業界の事情がある。 つまりは”出版にかかっ...
2004年から毎年、単行本、文庫本が発行される『東京バンドワゴンシリーズ』 『東京バンドワゴン』の文庫本は単行本発売の1年後。 だが、これはかなり異例のことのようだ。 というのも、通常、文庫化までは2~3年と言われている。 そこには出版業界の事情がある。 つまりは”出版にかかった費用の回収”ということで… それが『東京バンドワゴン』は翌年文庫化される。 それだけ待ち望むファンが多いという証明か⁉ そんな『東京バンドワゴン』も今年は第18弾! 18年間続く人気シリーズということだ! 「東京バンドワゴン」は東京の下町にある古書店。 そこに持ち込まれる謎を堀田家の人々が 人情味あふれる方法で解決する。 「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ」 昭和のホームドラマへのオマージュが根底に流れるこの小説。 そのタイトルはずっとビートルズの曲名。 今年は『ペニー・レイン』 著者の小路幸也さんによると <レイン>となると日本人はどうしても<雨>を思ってしまうのですが、 原曲の題名は<Penny Lane> つまり無理やり日本語にすると<銅貨通り>で町の<通り>の名前なんですね。 ならば<ペニー・レーン>と表記したくなりますが、 日本での正式な曲名表記が<ペニーレイン>なのですよ。 今回はそのタイトル通り、 <東京バンドワゴン>と堀田家がある下町の<通り>を主役にした物語になりました。 読者の方はご存じの通り、堀田家周辺ではこの春に多くの引っ越しを控えています。 ならばビートルズも歌う<懐かしいあの通り>という<ペニー・レイン>に乗せて、 堀田家がある<通り>のご近所さんたちのことをきちんと書いてみようと思いました。 今までも物語の中で、 ご近所に多く存在するお店のことはちょこちょこと書いていましたが、 メインにすることはありませんでした。 (引用:集英社「東京バンドワゴン」シリーズ) 読み終えると、また来年堀田家の人々と出会うことが待ち遠しくなる『東京バンドワゴンシリーズ』 今から楽しみだ。
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今回は改めてご近所の問題解決が多かったかな。登場人物が増えに増えて、サチさんの毎回の紹介も大変そう(笑)でも初めの方から出てる人たちが少しずつ退場し始めて寂しい。。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東京バンドワゴンシリーズの第・・何弾だか忘れましたが。 例によって例のごとくなシリーズ。偉大なるマンネリである昔の連続ドラマオマージュなのでそのあたりは今更ですが、さすがにストーリーがワンパターンではあろうかとも思います。堀田家周りが完璧すぎてトラブルの種がそうそうあろうはずもなく。トラブルを持ち込んだ周りの人がどんどん登場人物として増えていくので誰が誰だったか毎回記憶を探るのが大変。 毎回おなじみのトラブルを堀田家がおなじみに解決するのであんまり心が動かなくなってきた・・・・んだけども。でも猫が死んじゃう話だけはダメだなあ・・・そこだけはほんとに泣きそうになった。
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遠い親戚のおばさんの様な気持ちで読んでいます。 2011年に「東京バンドワゴン」に出会いました。 それから出版されているシリーズを読み、毎年楽しみにしています。 最初に読んだのは、花陽ちゃん、研人君が小学生だったと思います。 下町で育ったので、なんとなく身近に感じて楽しんで読んで...
遠い親戚のおばさんの様な気持ちで読んでいます。 2011年に「東京バンドワゴン」に出会いました。 それから出版されているシリーズを読み、毎年楽しみにしています。 最初に読んだのは、花陽ちゃん、研人君が小学生だったと思います。 下町で育ったので、なんとなく身近に感じて楽しんで読んできました。 長く読んでいると、新しく登場した人は何か東京バンドワゴンに関係してくるんだろうなとはわかります。 いつも大家族の堀田家ですが、昔はそう珍しくなかったんでしょうね。 今は、なかなか見られませんが。 勘一さんが元気なうちは、このシリーズ続くと思っています。100歳まで大丈夫かも?
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堀田家にまた1年が過ぎて出会いと別れ成長があって、このシリーズは本当に楽しい。今回はそれぞれが引っ越しということで人生の区切りのような巻になっていて、しみじみ感慨深かった。そんな中で青が新しく事業を始めることで、次巻がとても楽しみになった。
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