書きたい生活 の商品レビュー
お名前だけはずっと存じ上げてた方 やっと読めた! 実は最近私も日記を書き始めていて、私もこんな日記を書きたい、と密かにお手本にしてる
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『常識のない喫茶店』を卒業することになったマリさん。喫茶店での日々を思い出しながら感傷に浸ったり、大切な人との日々を新しく始めたり。マリさんが働いていた喫茶店の方や雰囲気がとても素敵で、いつまでもマリさんのように心の拠り所となる時間や場所があることがとても羨ましい。いつかは離れな...
『常識のない喫茶店』を卒業することになったマリさん。喫茶店での日々を思い出しながら感傷に浸ったり、大切な人との日々を新しく始めたり。マリさんが働いていた喫茶店の方や雰囲気がとても素敵で、いつまでもマリさんのように心の拠り所となる時間や場所があることがとても羨ましい。いつかは離れなければならない。だけれど、そこにあるのは温かな感情であり、次のステージに進む自分の背中をそっと押してくれる。マリさんの日常は優しさで溢れていた。ちーちゃんの結婚や、マリさんの本の出版。日常のことを書き綴って本にして貰えるなんて、自分の人生が映画化されたようでとても素敵。マリさんが不器用ながらも周りの人を大切にし、忙しくも愛しい日々を送ってきたことがとてもよく伝わってきた。
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・文章を書いて生きていきたいなーと思っていた時期に読んだ本。(結局できてないが...) ・今でも読み返すとなぜが元気が出るので、本棚に置いている。 ・「常識のない喫茶店」という本が元ネタで、世間的にはこっちがバズっていた印象だけど、「書きたい生活」の方が個人的には好き。 ・日記...
・文章を書いて生きていきたいなーと思っていた時期に読んだ本。(結局できてないが...) ・今でも読み返すとなぜが元気が出るので、本棚に置いている。 ・「常識のない喫茶店」という本が元ネタで、世間的にはこっちがバズっていた印象だけど、「書きたい生活」の方が個人的には好き。 ・日記パートの何気ない描写が楽しい。「何時に起きて、〇〇とXXを作って食べた。この日はhogehogeという予定があったので、ウンタラ時に家を出た。」的なやつ。
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僕のマリさんの書くエッセイが大好きなんだけど、その僕のマリさんが大好きなのが植木一子さんのエッセイで 植木一子さんの文章は僕のマリさんを知る以前から大好きだったので納得でした というか、何も知らずに読んでたら マリさんが高松に来てるし 私の大好きな本屋ルヌガンガさんにも立ち寄っ...
僕のマリさんの書くエッセイが大好きなんだけど、その僕のマリさんが大好きなのが植木一子さんのエッセイで 植木一子さんの文章は僕のマリさんを知る以前から大好きだったので納得でした というか、何も知らずに読んでたら マリさんが高松に来てるし 私の大好きな本屋ルヌガンガさんにも立ち寄ってるし しかもすんごい気に入ってくれてて 好きな作家さんが好きな本屋さんに来てるって知って鳥肌が立ちました いや嬉しすぎる
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読んでいて、なんかエネルギーをもらった。生命力溢れる文体だ。 『日常のしんどさを遠ざけてくれたのは、やっぱり本だった』 『書くことは筋トレに似ていると思う。・・・それが心の健康に繋がるような気がしている』『書くことは、頭の容量をフルに使う仕事』『日常は重く、そして脆い。しかし...
読んでいて、なんかエネルギーをもらった。生命力溢れる文体だ。 『日常のしんどさを遠ざけてくれたのは、やっぱり本だった』 『書くことは筋トレに似ていると思う。・・・それが心の健康に繋がるような気がしている』『書くことは、頭の容量をフルに使う仕事』『日常は重く、そして脆い。しかし、・・・誰にも奪われたくない。だからしぶとく書いている。』刺さる刺さる!
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日常は重く、そして脆い。 僕のマリの言葉選びが好き。繊細だけれど、芯の通った方なんだろうと思う。なんとなくこの本を手に取ったとき、この人の思想は私と似ている、と思った。でも本当は、「この人のようでありたい」の方が近いのかもしれない。あー全部の作品、読んでみたい。
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喫茶店で働きつつ文章を書いてはブログや同人誌を発表の場にしていた著者。前作『常識のない喫茶店』出版が契機となり、新しい生活に踏み切ることにした。 「常識のない喫茶店」を退職。結婚。パート勤めと、生活環境の変化に対する気持ちを綴ったエッセイ。 ◇ ある...
喫茶店で働きつつ文章を書いてはブログや同人誌を発表の場にしていた著者。前作『常識のない喫茶店』出版が契機となり、新しい生活に踏み切ることにした。 「常識のない喫茶店」を退職。結婚。パート勤めと、生活環境の変化に対する気持ちを綴ったエッセイ。 ◇ ある日、嫌いだった常連の訃報を聞いたとき爆笑した。わたしにはそういうところがある。 そんな書き出しの本を書いた。 2021年9月、『常識のない喫茶店』、それがわたしの商業出版デビュー作だった。 当時わたしが働いていた (実在する) 喫茶店で起こる出来事を、ありのままに綴ったエッセイである。 クリームソーダを3杯続けて飲む暑苦しい客、お気に入りの女性店員にスケスケのタイツをプレゼントする中年男、来るたびに小さな灰皿を盗む男とゆで卵用の塩入れを盗む女のカップル……etc 。 かように迷惑客は多いが、店の者も負けていない。 他の客に席を譲らない老人と喧嘩する(これまた老人の)マスター、暴言を吐く半グレ風男性客を店の外まで追いかける同僚のしーちゃん、ゴミを持ち込んだ客に「うちもいらないです」と突き返すわたし。 まさに刺激的すぎる毎日だ。だが、間違っていることにNOを突きつける、嫌なことに我慢しないという店の理念に、わたしは随分と救われていた。 「仕事なんだから我慢しろ」とか「店員なら耐えろ」とかいう感想も見かけたが、その我慢や忍耐がいったい何になるというのだろう。正しさとは、何なのだろうか。 本を読んだ人に嫌われたってよかった。我が儘とか、気が強いとか、こんな店行きたくないとか、そう感じる人は多かったと思う。 でも本当のことを書きたかった。 この「常識のない喫茶店」は、苦しい20代を過ごしたわたしの「再生の物語」でもあったのだから。(「はじめに」) ※全3章と「はじめに」及び「おわりに」からなる。 * * * * * 前作とは正反対とも言えるテイストのエッセイでした。 前作では、マリさんが勤める喫茶店で罷り通っている、世間的な客商売の常識とは別次元の価値観が描かれていて、個性的なカフェエッセイといった内容でした。 かいつまんで紹介すると、マリさんが働く店には確固とした自治権があり、その運営者たるマスター (オーナー) をはじめとする従業員には自衛のための裁量が (オーナーから) かなり認められている、そんな様子が描かれていました。 そしてそういう接客姿勢でありながらも、店は人気店として繁盛しているというところがおもしろかったのを覚えています。 でも、本作で描かれるのはマリさんのプライベートが中心で、続編というよりも生活エッセイというべき内容です。 件の喫茶店独特の常識を楽しむという点ではあてが外れましたが、マリさんの過去から現在までのことや気持ちや考え方の変化が書かれていて、興味深く読むことができたし、マリさんに共感することも多いことがわかってうれしく感じたりしました。 また、前作を読んだ時点では、マリさんのことを「クールで迷いなく物事を進めていける強さのある人」という印象で捉えていましたが、そうではなかったことを本作で思い知りました。 繊細で傷つきやすいメンタルを持った女性であり、他人が踏み込んできてもうまくかわせない気の弱さもあったマリさん。20代半ばぐらいまで生きづらさを感じながら日々を過ごしてきた、そんな人でした。 その苦しい日々からマリさんを救ってくれたことが3つあります。 いちばん大きかったのが、「書く」ということです。日々の思いを文章として昇華させることは、マリさんの中に入った悪いものを解毒する効果があったのです。 それから、「常識のない喫茶店」の接客理念を知ったことも大きかった。 相手が客であっても、自分に非がないのなら我慢する必要はないのだ。イヤなものはイヤと言っていいのだ。迷惑客は客ではない。 この店で学んだ「割り切って考える」ということが、どれだけマリさんの心を楽にしたかは、想像に難くありません。 そして、パートナーとの出会い。 彼の持つ包容力は、ときどき顔を出すマリさんの弱さをきちんと補完してくれます。 マリさんが「常識のない喫茶店」勤めを卒業できたのは、ひとえに彼と出会ったおかげだと言えます。 そういったことがらが、順を追ってマリさんらしいサラッとした文章で書かれていました。 続編というよりエピローグとして読まれた方がしっくりくる、そしてマリさんにエールを贈りたくなる、そんな心温まるエッセイです。
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最近のエッセイの中で一番すきだった。 懐かしい風景を思い出しながら読めたし、のんびりだけどちょっぴり忙しそうな日常感が良かった。 他の作品も読みたいと思う。
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常識のない喫茶店を読まずに、 読んでしまったことを後悔した。 そして、 著者を勝手に男性だと思っていた。 (ごめんなさい) 生きるために書く。 書くことが、生きること。 そんなふうに感じたエッセイ。 「なかったことにしたくない」 その思いに深く共感した。
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※このレビューにはネタバレを含みます
書きたい生活 著者:僕のマリ 発行:2023年3月10日 柏書房 *「卒業」以外は書き下ろし 昨年の夏、大阪の喫茶店に関する歴史本を読み、紹介されていた徒歩エリアの1軒に行ってコーヒーを飲んだ。素晴らしくおいしかった。その店に1冊の本が置いてあり、手に取って軽く読み始めると半分近くまでいったものの、どうしても時間がなくて帰りに図書館に立ち寄って残りを読んだ。 『常識のない喫茶店』というエッセイで、著者は僕のマリという人。知らない作家だし、商業本として初めての出版本だったようである。その著者が働いている喫茶店での話が中心なのだが、経営者から、悪質な客には「出禁」を宣言してもいいと言われている。普通はそんなことはしないので、常識のない喫茶店と自称しているわけである。読み切り、満足したが、どうやら続編も出ているという。それが本書『書きたい生活』。最後の「謝辞」では「喫茶店の完結版」と表現している。すぐに図書館予約をしたが、あっという間に読める本にもかかわらず、なんと半年も待たされた。 3部構成になっていて、Ⅰ部は『常識のない喫茶店』が出来るまでのこと、出来た時のこと、初めて本になった時の表現のしようのないほどのうれしさ、充実感などが綴られていて、率直でとてもいい内容だった。 2021年の9月に出版され、1ヶ月後の10月に5年近く勤めていた喫茶店を辞め、11月に婚約者の家に引っ越した。そのことについて、エッセイと日記で綴っている。第1作では判然としなかったことが、徐々に明かされている。2021年の秋には30歳になったこと、パートナーの男性は喫茶店で知り合った相手であること、彼も自営業で古本を売る仕事をしていること、など。 Ⅱ部は、喫茶店を辞めてからのこと。11月に引っ越し、書くことを仕事にはなったが、それでも週に3日のアルバイトをする。職探しやバイト生活のことなどを、やはり日記とエッセイで紹介している。 Ⅲ部は、読書が大好きであることや、書くことが欠かせないことなど、自らについて見つめている。もちろん、過去の自分に関する振り返りも。ここでも日記をまじえていて、日記を綴る必要性も見つめている。2022年の秋まで。正式に結婚もした。子供をどうするかという悩みも書かれている。時期としては、まだ、コロナ禍の真っ最中。 30歳か31歳の時点で書かれたもの。ちょっと悟りすぎている感じかな。自費出版をその時点でもしていて、そうした「物書き生活」のなかで、突然、認められて商業出版のチャンスを得て、1作目が売れて重版となり・・・まあ絶好調の中で少し舞い上がっているのかもしれない。 全3部を通して、彼女が心の病を治療中だということが分かる。多動を抑える薬を飲んでいると書いている。死にたくなるほど辛くなったら飲んでくださいと医師から処方された薬のことも書いている。すこぶる記憶力がよく、一度聞いただけで、友達のお母さんの名前、出身学校、パートナーの誕生日。昔飼っていたペットの名前などを大体覚えているとも。記憶力に関しては、誠に羨ましい限り。 なお、前作では、大学を出て大手の下着メーカーに就職し、ヘトヘトになるまで働いて精神をやられて寝付けなくなり、2年で辞めたと書いていた。その問題がまだ続いているのかもしれない。それに関しては、どうぞお大事に。そして、これからもどんどん書いて世に放ってください、とも言いたい。 (下記は『常識のない喫茶店』) https://booklog.jp/users/iadutika/archives/1/4760153926
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