華ざかりの三重奏 の商品レビュー
仕事や子育てがひと段落してから、昔の友人とまた趣味の話で盛り上がれるのは楽しそう。しかも同居生活! 偶然にも、アラフォーの独身女性がシェアハウスをする『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』(藤谷千明)というエッセイを読んだばかりだが、『華ざかりの三重奏』はそれの60代バージョン...
仕事や子育てがひと段落してから、昔の友人とまた趣味の話で盛り上がれるのは楽しそう。しかも同居生活! 偶然にも、アラフォーの独身女性がシェアハウスをする『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』(藤谷千明)というエッセイを読んだばかりだが、『華ざかりの三重奏』はそれの60代バージョンだと思う。 可南子は仕事で、芳美は子育てと介護で、積み重ねてきた経験と知識があり、定年を迎えて良い感じに肩の力を抜いて、嫌な態度を取る相手にも、繊細な少年にも、大人の余裕を持って接しているのが素敵。 こんな風に歳を重ねていきたい。 みんなでダラダラ漫画を読んでる風景がリアルで、思わずクスッと笑ってしまう。素敵なマダムはかっこいいけれど、自然体のマダムも良い。
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